初夏の岐阜・北陸をのんびり旅。土地々のおいしいご飯に舌つづみ、観光スポットもマイペースに楽しみます。
福井編①。城下町そして名水のまち「越前大野」で名水めぐり。散歩のあとは、地元グルメの名水そばと醤油カツ丼を!
福井編①:道の駅と越前大野ぶらり
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】初夏の岐阜北陸旅 岐阜編⑥ フェザーミュージアムとモネの池
R185で岐阜県から福井県へ
2024年初夏の旅、岐阜県から福井県に入りました。
今回選んだルートは国道185号線、岐阜県郡上市白鳥町から福井県大野市へと通じるルートです。
福井県に入ってしばらく走ると見えてきたのは「九頭竜湖」、おっきいダムだなあ…。水と緑を見ながらの快晴ドライブ、最高!
大野市「道の駅九頭竜」へ
福井県で最初の立ち寄りポイントは九頭竜ダムから5キロちょっとのところにある「道の駅九頭竜」。
この道の駅はJR越美北線の終着駅「九頭竜湖駅」と同じ場所にあります。この終着駅感、旅情をそそるなあ。道の駅の施設はローソンと観光案内所、麺類が主なメニューの食事処、特産品直売所が駅舎をはさんで並んでいます。
そしてシンボルは駅前にある大きな恐竜の像!(ページ冒頭の写真です、迫力あるでしょ~?しかもたまに動くんです)駅舎の中も恐竜推しのムード。
ここでのQのお目当ては、特産品直売所で買えるという舞茸ごはん。早速お店に行ってみると、舞茸ごはんが3種類、そして舞茸てんぷら、それからおいしそうなフキの煮もの!これで晩ごはんは決まりやね。
舞茸ごはんはきのこの風味が活きた美味、天ぷらには舞茸のほかにウドの天ぷらも入っていてこれまたおいしい。そして素朴な味のフキと椎茸の煮もの、ほっとする懐かしい味がしました。
■ 道の駅九頭竜 ■
所在地 ▶▶
福井県大野市朝日26-30-1
環 境 ▶▶
国道185号線沿い、夜の交通量は少ない
駐車場 ▶▶
普通車65(身障者用2)台、大型車4台、平ら
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
直売所、食事処、ローソン、
その他 ▶▶
JR九頭竜湖駅隣接
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 福井県の道の駅情報まとめはこちらから
越前おおの・水めぐり
あくる日、「道の駅九頭竜」をあとにして大野市の中心・越前大野エリアへやってきました。
越前大野は町のいたる所に湧き水がある「名水のまち」。今日は散歩がてら名水めぐりをしてみたいと思います。
まずやってきたのは「越前おおの結ステーション駐車場」、大きな時計台が目印の無料駐車場です。奥の山には「越前大野城」、季節によっては雲海に浮かぶ天空の城になるそうです。
駐車場から南に歩いて名水百選にも選ばれた「御清水(おしょうず)」へ。古くはお殿様が用いていた水だとか。
「御清水(おしょうず)」からさらに南へ歩くと、戦国大名・朝倉義景の墓所のある「義景公園」があります。公園に流れる小川のほとりにある「義景清水」、水がこんこんと湧き出ています。口に含んでみると、まろやかでおいしい~。
▶朝倉氏の拠点だった「一乗谷朝倉遺跡」を訪ねました
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】花とご当地飯!春の東海近畿北陸旅⑮ 福井・一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺
「義景清水」から駐車場に戻り、今度は少し北へ。東西に伸びる「七間通り」、石畳のおもむきある通りです。そして「七間通り」に店を構える「南部酒造場」の前にも湧き水「七間清水」が。おいしい水で作られたお酒、きっとおいしいぞ。ごめんください~。
越前おおの結ステーション駐車場 : 福井県大野市明倫町3−37
名水百選 御清水 : 福井県大野市泉町4−4
義景清水 : 福井県大野市泉町12−6
南部酒造場・七間清水 : 福井県大野市元町6−10
レトロな構えの「ときわ」で福井ランチ
名水のまち・越前大野、町なかにはまだまだ名水の湧く清水(しょうず)があるそうですよ。まあまあ歩いたし、今日はけっこう暑いし、お昼だし、ってことで「七間通り」のあたりでなにか食べて休めるところはないかな~とウロウロ。
そして「七間通り」からすぐのところで見つけた、レトロな店構えがたまらない「ときわ」。これは喫茶か洋食か~、という店構え、表には”郷土料理” ”名水そば” ”醤油カツ丼”の文字。入ってみると、中もやっぱり昭和感あふれる落ち着く空間が広がっています。
どれ、メニューを見てみよう。そば、ラーメン、丼もの、定食、そしてオムライスやカレーなど選択肢多し。カツ丼は醤油カツ丼、ソースカツ丼、玉子カツ丼の3種類。福井といえばソースカツ丼と思ったけど、”大野名物”の醤油カツ丼に惹かれるねえ。
といういことで、醬油カツ丼とおろし蕎麦のセットを注文です。
やってきました醬油カツ丼、さっくり揚がった薄めのカツに甘辛の醤油だれがとてもいい!甘辛とはいってもあっさり目なので食べやすい、そして米もおいしいんだわ。
そしてやっぱり福井といえばのおろし蕎麦。
しっかりした太めのそばに、たっぷりの大根おろしと花かつお。そしてそばつゆが特徴的。薄口しょうゆを使うのかな?、色が薄くてほんのり甘い、けっこう薄味だけど物足りなくない加減が好きだなあ。おいしくいただきました!
ときわ三番店 : 福井県大野市元町5−18
城下町・越前おおので名水めぐり。名水の恵みの地酒をゲット、そして名水そばを楽しんで大満足でした。さてこれからは大野市の北に位置する勝山市へ。勝山市、そこは驚くほど恐竜推しのまちでした…。
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください