【K2で日本をめぐる旅2020】南信州へプチ旅 城下町を散策編

暑さがちっともおさまらない8月末、涼しさを求めて南信州へ小さなお出かけをしました。以前から気になっていた城下町を散策したら、南信州にある道の駅へ、そして山へ、温泉へ。標高の高い場所で過ごす涼しい３日間その１です。

1日目：南信州へむけて出発

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【K2で日本をめぐる旅2020】夏、キャンピングカーで初の長旅 その１　出発編

町並みが保存された岩村城の城下町へ

毎日の暑さに疲れ気味のこの頃、そして次の旅までには間があるのでプチ旅に出ることにしました。目指すのは標高921メートルの高さにある道の駅「信州平谷」。ここには日帰り温泉もあるので温泉に入ってから一晩涼しく過ごそうというわけです。

道の駅「信州平谷」を目指す前に、ちょっと寄り道をします。前回の旅で初日に立ち寄った道の駅「上矢作ラ・フォーレ福寿の里」（旅の記事と道の駅情報はこちらから）から７キロほど恵那市方面に走ったところで、いい感じの古い町並みを見かけました。そこへ行ってみたいと思います。

岩村城の城下町を散策

いい感じの町並みだなーと思っていたところは調べてみると、旧岩村城の城下町で「岩村町本通り」という古い建造物が保存された地区でした。

まずは駐車場さがしから。国道257号線（国道418号線と重複区間）沿いの恵那市恵南商工会岩村支所のある場所に、グーグルマップでは第１駐車場と表記されている駐車場があります。無料休憩場やトイレもある広い駐車場です。ここに駐車しました。

ここからしばらく歩いていくと、町並みが保存されている岩村町本通りの中ほどに出ることができます。路地から本通りに出てみると右にも左にも町並みがずっと続いているように見えます、どっちに行こうかな～。

路地を出てすぐのところにある恵那市観光協会岩村支部でマップをいただいて、本町交差点のほうへ行ってみることにしました。

本町交差点近くにある古い薬局です。
古い薬の看板がいいですよね～、ショーケースには古い薬研なども飾られていました。

岩村醸造です。「女城主」というお酒をつくっています。
岩村城はおんな城主「おつや」で有名なお城です。織田信長の叔母「おつや」が実質的な城主となっていた時期のある岩村城には、いろいろな戦国ドラマがあったそうです。

いい町並みですね～、通りはこの先岩村城の跡まで続いているようです。

岩村町本通りにある「鳥兵」でランチ

ちょうどお昼時なのでなにか食べようと探していたら、素敵なお店がありました。鳥料理のお店「鳥兵（とりひょう）」です。本通りからのれんをくぐると複雑な通路を通ってお店に着きました。

メニューを見ると丼類、麺類のほかに鳥料理の定食がいろいろあります。恵那鳥のもも焼き、バター焼き、かしわ焼き、きも焼きなどなど、鳥料理の定食がずらり。でも中華そばも食べたいんだよなあ。むむ。

！！　そこに背後の席へ運ばれた鳥から揚げの良～い香り　！！

はい、中華そばと鳥から揚げのセットに決定です。

中華そばは恵那鳥のだしを使った塩仕立てというオリジナルな味、そして鳥から揚げがとってもおいしかったです。さくっとした揚げ具合もいいですが、ショウガのきいた下味が絶妙！大変おいしくいただきました。

▶▶ 岐阜県のラーメン情報まとめはこちらから

岐阜ならではのおやつをゲットする

岩村城下町までのドライブ中に、中津川市もそう遠くないと知ったQ。かねて食べたいと思っていた中津川名物のアレがもう一部のお店では販売され始めたという情報を得ました。

とりあえず中津川行きは保留のまま、岩村町本通りの散策をはじめましたが…。岩村醸造のお向かいにあるおもむきある和菓子店「松浦軒」のウインドウに張り紙を見つけましたよ！

「栗きんとん」

そう、アレというのは「栗きんとん」。中津川の名物で、９月から１２月くらいまでの栗の季節にしか販売されないお菓子のことです。やった！ここでも売ってたよ、うれしい！

さっそく買いましたので、あとでおやつタイムにいただきたいと思います。

岩村町本通りから駐車場への帰り道

町並みと古い建造物を楽しんでおいしいランチも食べたし、嬉しいことにおやつも買えました。そろそろ駐車場に戻ろうということで今度は本通りをそれてなまこ壁が見られるという裏通りへ。

またまた風情のある風景に出会いました。いいですねえ。

道端には、こんな可憐な花が咲いていました。

岩村城の城下町だった岩村町本通り、とても風情のある素敵な町並みでした。では、南信州の道の駅「信州平谷」へK2を走らせていきたいと思います。涼しいといいな…。