春の関東旅から続く春の東北旅。千葉からともに北上してきた桜前線、福島・山形でも桜と春を満喫します。
山形編④。山形滞在で最も楽しみにしていた「白布温泉 湯滝の宿西屋」へ。温泉を満喫します。
山形編④:秘湯「白布温泉 湯滝の宿西屋」へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
日本秘湯を守る会の宿「白布温泉 湯滝の宿西屋」へ
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
山形滞在中の我々、いつも通りの車中泊旅で時々は「RVパークライト MSBぴかぴかパークTwo」に滞在したり、「RVパーク 鷹野湯温泉パレス松風」に滞在したり。その合間に地元の友人を訪ねたり、お気にいりのお店を訪ねたりして過ごしています。
そして今日は楽しみにしていた温泉宿へ。米沢市郊外、標高850メートルの山あいにある静かな温泉地・白布温泉の「湯滝の宿西屋」を予約しました。
2022年の山形旅で日帰り温泉を利用して以来、泊まってみたいと思っていた宿です。
ここは「日本秘湯を守る会」の宿、スタンプ帳(10個たまれば1泊無料!)も忘れずに持ってきましたよ(笑)趣きある建物に入ってまずはフロントでチェックイン手続きを。そしてピカピカに磨かれた廊下を奥へ進み、本日泊まるお部屋に案内していただきます。
白布温泉 湯滝の宿西屋 : 山形県米沢市関1527番地
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「湯滝の宿西屋」のお部屋「滝の間」
我々が予約したのは「滝の間」。「滝の間」はエアコンなしの訳ありのお部屋となっていたんですが、今は春、問題ないよねと予約しました。むしろまだ寒さの残る時期ですが、ちゃんと暖房は備えてあります。
親戚の家を訪ねたような、ほっとするたたずまいのお部屋です。
窓の外には沢が勢いよく流れています。なかなか風情ありですが、寝ようとすると音がけっこう気になります(笑)そういう人は多いようで、ベッドサイドには耳栓がおいてありました。
と、こんな感じでちょっとワケありの「滝の間」ですが、2階にある宿泊者専用の家族風呂(貸切風呂)のすぐ前、そして階段を降りれば大浴場の「湯滝風呂」もすぐというベスポジなんです。さあ、温泉満喫するぞ~。
「湯滝の宿西屋」、家族風呂で温泉を満喫
「滝の間」に落ち着いた早起き鳥一家。さあて、先着順の家族風呂は…と廊下に出てみるともはや「使用中」となっていました。でもしばらく待つと空きましたよ~、じゃあ、行ってみますか!
「滝の間」と「家族風呂」の間にある洗面所、温泉がいつも出ています。蛇口についた結晶がすごっ!温泉成分かな。
透明な湯に湯の花が舞い、ほんのり硫黄の香る温泉。窓からたらされているホースからじゃんじゃんお風呂に注がれています。熱いときは右側にあるホースから水を入れて調節できます。やっぱり貸切風呂はいいねえ、気持ちよく入れました。
もちろん1階にある大浴場「湯滝風呂」も良いですよ~。木の樋からどうどうと落ちる湯滝と、絶えず湯があふれるまくる湯船が最高なのよ。
「湯滝の宿西屋」の夕食、湯治おばんざいプラン
さて、温泉を満喫して部屋でのんびり過ごしたあとは、お楽しみの夕食タイムです。「西屋」の夕食はハーフビュッフェにしゃぶしゃぶやすき焼きなどのメインをプラスするスタイル。一番リーズナブルなのは「湯治おばんざいプラン」というハーフビュッフェのみのプランです。
「少食の方や食事にあまり拘りのない方向け」となっていましたが、最近は宿の料理で満腹になり過ぎることも多いので選んでみました。
つき出しに4品(写真左)用意してありまして、あとは自由に取るスタイルです。気取らない感じの料理が10種類は並んでいたかな。まずはおくらの胡麻和え、蒸し鶏(かかっているソースがおいしい)、カレー風味のジャーマンポテト。
それから、豚肉と筍の煮物、舞茸とさつま揚げのバター炒め、などなど。素朴ではありますが、どれも味付けよく十分満足できました。
面白いのはお酒のコーナー。セルフで取るシステムで、冷蔵庫左扉のほうはすべてフリーなんです(チューハイやアルコーフリードリンクなどが主)。右側はビールやワイン、日本酒など有料のコーナーになっています。
ビール(有料)で乾杯したあとに、フリーのチューハイを楽しんで、さらにこの「つや姫なんどでも」(南陽市・東の麓酒造)という純米吟醸の日本酒(有料)をいただきました。おっ、このお酒おいしい!うーん、アテにはめっちゃ美味しかった筍の煮物がいいなあ、おかわりしよ。
「湯滝の宿西屋」の朝食とまったり時間
夕飯後お腹が落ち着いたところでまたまた「家族風呂」へ。そして、まだ暗いうちに起き出してだれもいない「湯滝風呂」を貸切状態で満喫した朝。
夕食と同じ会場、やはりビュッフェスタイルでの朝ごはんです。
食後は部屋でコーヒーを。部屋にはお茶セットとお菓子が用意してありますが、フロント前のラウンジにはコーヒーや紅茶の用意があります。レトロかわいいカップでコーヒーを入れてチェックアウト前の時間をまったりと。
いい温泉時間でしたなあ。ラウンジの飲み物のほかにも、廊下には共用の冷蔵庫や冷水のおかわり用の水タンクがあったりと、気遣いを感じる宿でした。そろそろチェックアウトの時間だ、出るとしますか。今日は午後から友人夫婦とワイワイ飲る予定なんだ、楽しみ。
さて、山形編最終回は…。山形で出会ったおいしいラーメン、お酒、その他もろもろを一気にご紹介します!
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