夏が終わって、季節は食欲が湧き立つ秋へ。美味しいモノを求めて右往左往、秋の九州中国旅です。

山口編⑨。山陰の小京都・萩の町を散策。萩城址から長い塀の続く武家屋敷跡エリア、そして菊屋横丁へ。
山口編⑨:城下町萩ぶらり、道の駅の温泉

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
萩城下町あるき:萩城跡~武家屋敷あと
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
2025年秋旅は九州から本州へ。現在は山口県をのんびり巡っています。九州からの玄関口下関では「ふく・長州料理 KATSUMOTO」でふぐ料理に舌鼓、「長門国一ノ宮」参拝、「角島大橋&角島」で絶景と海鮮丼を満喫。
日本海側・長門市では「千畳敷」からの絶景に感動、そして仙崎の食事処「㐂楽」で食べた仙崎イカ、てっさ、長州どりの唐揚げ、美味しかった~。そして昨日は萩市に移動して「うまいもん処ただいま」で美味しいラーメンをいただきました。
さ、この後は「山陰の小京都」と呼ばれる萩の城下町をぶらりと歩こう。萩の町を歩くのは2021年の春旅以来、再訪を楽しみにしていました。

「菊が浜駐車場」からスタートして歩くこと数分、「萩城址」到着。現在は堀と石垣が残されています。地図で見ると海に突き出した半島に位置していて、守りが堅そう。明治初期まで残っていた五層の天守は解体されてしまったそう。見てみたかったですねえ。

「萩城址」から今度は東に向かって歩いていきます。石が積まれた塀、石積の上に瓦土塀が乗った塀など、色々な塀が道に沿って長く続いています。お城に近いエリアは武家屋敷、しかも広~いお屋敷が集まっていたエリア、とても静かな雰囲気です。

途中、塀を越えて青々とした夏みかんが実っていました。
夏みかんは山口の特産品だもんね、県内で見かける黄色いガードレールも夏みかんカラーってことだし。でも、もうすぐ色づいて食べ頃を迎えそうだけど、この時期にこんなに大きく実ってるの?冬に採れるのに夏みかん?
と、不思議に思って調べてみました。夏みかんは晩秋に色づくそうですが、酸味が強いのでこのまま初夏まで木につけておくのだとか。そうして美味しくなった初夏に収穫されるから「夏みかん」なんですね。
萩城跡 : 山口県萩市堀内1−1
萩城下町あるき:菊屋横丁
「萩城址」から南に歩いて、そこから武家屋敷の名残・長い塀がつらなる道を東に向かって歩いてきました。そして、県道295号線を横断した先にある「菊屋横丁」へ。

偉人の生誕地や萩焼のお店が並んでいる風情ある通りには、幕末の風雲児と呼ばれる高杉晋作の生誕地や、

田中義一の生誕地などが保存されています。田中義一は萩藩士の三男に生まれ、陸軍大臣などを経て第26代内閣総理大臣になった人物。
前回の訪問でも思いましたが、萩は大人物をたくさん輩出した町なんですねえ。やっぱり「松下村塾」の影響が大きいのかな。それにしても萩の町あるき、風情を感じられる町並みがやっぱり素敵。また訪れたいところです。
高杉晋作誕生地 : 山口県萩市南古萩町23
田中義一生誕地 : 山口県萩市南古萩町20−7
▶これまでに訪れた各地の「小京都」たち
鳥取県倉吉市:白壁土蔵群のある町並み「伯耆の小京都・倉吉」
鳥取県津和野町:掘割に鯉が泳ぐ町「山陰の小京都・津和野」
山口県萩市:歴史が息づく城下町「山陰の小京都・萩」
大分県日田市:旧天領の街道の名残「大分の小京都・豆田町」
岐阜県郡上市:清き川が縦横に流れる水のまち「奥美濃の小京都・郡上八幡」
兵庫県豊岡市:古き町並みと名物の皿蕎麦「但馬の小京都・出石」
鹿児島県南九州市:必見の庭園美「薩摩の小京都・知覧武家屋敷庭園群」
「サンリブ萩 最上鮮魚」でおいしい鮮魚
萩の町あるきを満喫した早起き鳥一家、萩を離れる前にスーパー「サンリブ萩店」へ。「最上鮮魚」という鮮魚のお店が入っているらしいから、なにか美味しいもの買えるといいな。

で、買えましたよ~、美味しいモノ!
萩市沖で獲れた瀬付きのアジ(回遊性のアジと違って瀬に居着いて豊富なエサを食べるため、脂がのって肉厚)と同じく萩市沖で獲れた活物のサザエ刺し。どちらもとっても美味でした。
そして「生から手作り」の大きな文字が踊るエソのすり身。売り場では「緊急特売」「店内で生から加工」「手造り地魚ミンチ」「添加物不使用・地魚限定・安全・安心」と激推し。

初めて料理するので、ネットでレシピ検索。塩と酒を揉み込んで、お吸い物の素ですり身汁にしました。あら、上品な風味なんだね~、出汁もよく出て美味しいわ。けっこう弾力あるから、別のレシピにあった卵白を混ぜるっていうのもいいかも。
最上鮮魚 サンリブ萩店 : 山口県萩市唐樋町2−4
美祢市「道の駅おふく」へ
風情と歴史の町・萩をあとにして、内陸へ40キロ。美祢市にある「道の駅おふく」にやってきました。

南北に細なが~い道の駅、間口が狭い(笑)けど、特産品ショップは品揃え豊富、その奥にはレストランもありました。日本酒も色々おいてあって、1本買ったハズなんですが写真がない~。

レストランのそのまた奥にある日帰り湯「於福温泉」へ。源泉かけ流し、露天風呂もあるいい温泉でした。入浴料は大人ひとり500円(ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤーあり)。
さて、明日はここから東に15キロのところにある「秋芳洞」「秋吉台」を訪れたいと思います。楽しみだ~♪
■ 道の駅おふく ■
所在地 ▶▶
山口県美祢市於福町上4383-1
環 境 ▶▶
国道316号線沿い、交通量少ない
駐車場 ▶▶
普通車80(身障者用2)台、大型車3台
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品・農産物ショップ、レストラン、日帰り温泉
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。


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