2021年3月下旬、フェリーで三重へ渡りました。そこから桜を求めて奈良へ、京都へ。近畿を旅したその後は、山陰へ足を伸ばして下関まで大横断!感動とワクワクのキャンピングカー旅です。
旅19日目は、「因幡の白うさぎ」伝説の白兎海岸、白兎神社からスタート。レトロな街並みを楽しめる倉吉でワイナリーを訪ねます。
18日目のつづき:牛タン焼きで車中飯
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】近畿~山陰大横断の春旅 ㉒ 余部橋梁と鳥取のすなば
今夜の車中飯:仙台風牛タン焼き
昨日、京丹後市のショッピングセンターマインで見つけた厚切り牛タン。これを昨夜のうちに仕込んでおきました。(その記事はこちらから)
あとは焼くだけ。フライパンで焼くなら出る水分をペーパーで取りながら、焦げ目が軽くつくまで焼いたら完成。やっぱり添えたいのはキャベツときゅうりの浅漬け。どちらも七味をふっていただきま~す。ああ、麦飯ととろろが欲しい…。あと、テールスープも。
19日目:白うさぎ伝説と白壁土蔵の街なみ
青空と白兎海岸
おはようございます、旅19日目の朝になりました。快晴!
「道の駅神話の里白うさぎ」の目の前には白兎海岸が広がっています。白兎海岸の名が示す通り、かの有名な「因幡の白うさぎ」伝説の地です。
とってもきれいな海とビーチ!
国道9号線をはさんでいますが、道の駅の建物は海岸側に渡る歩道橋に直結しています。歩道橋からの眺めがとてもいいですよ~。サーフィンを楽しむ人たちも見かけました。
白兎海岸 : 鳥取県鳥取市白兎
白兎神社へ参拝
「因幡の白うさぎ」伝説の白うさぎが主祭神となっている白兎神社へ参拝します。「道の駅神話の里白うさぎ」の目の前に鳥居があります。
大国主命からワニザメに剥かれた体の治療法を教えてもらって治癒したこと、そして大国主命に助けられた白うさぎは大国主命と八上姫の縁をとりもったことから「傷病・病気の平癒、縁結び」の神様となっています。
なるほど、それで鳥居手前にあるポストはピンク色でハートマークいっぱいなワケですよ。縁結びって大人気だもんね。
鳥居をくぐって参道を歩いていくと、いろいろな姿の兎の像が迎えてくれます。手水もうさぎがモチーフでした。
参拝をして、御朱印をいただきました。
この年になると、縁結びより傷病・病気平癒に祈る力が入ります 笑
白兎神社 : 鳥取県鳥取市白兎603
倉吉でレトロな街並みさんぽ
白兎神社をあとにして、国道9号線を快適ドライブ。途中から山側に入って、白壁土蔵群とレトロな街並みが楽しめるという倉吉へやってきました。
白壁土蔵群のある伝統的建造物群保存地区にまあまあ近く、台数が多い市役所第1観光駐車場(無料)に到着。途中に狭い道もなく、無事駐車できました。ここから坂を下りて歩いていくと、白壁土蔵群までは300メートルほどです。
格子が印象的な町屋が続く通り、こちらは元帥酒造本店の建物です。
そして白壁の土蔵群。堀川とそれにかかる石橋がいい味出してますね。
倉吉の街を歩いていて、今まで見てきたこういう街並みとなにか雰囲気が違うなあ…と思ったんですが。それは瓦の色でした。
この赤褐色の瓦は「石州瓦」というものです。島根県の石見地方で生産される石州瓦は焼成温度が高いため凍害にあいにくく、雪国の建物に適しています。そして独特の赤褐色は、出雲地方でとれる来待(きまち)石から作られる釉薬の色なんだそうです。
倉吉ワイナリーで有料試飲を楽しむ
倉吉の伝統的建造物群保存地区にある「倉吉ワイナリー」にやってきました。栽培から醸造までを一貫して行い「日本ワイン」を製造するこだわりのワイナリーです。
「倉吉果実酒醸造所」
保存地区にある町屋がワイナリー、素敵な外観です。
有料試飲(500円)をさせていだきました。この日試飲できたのは「幸葉」と「実結」という2種類の赤ワイン。
「幸葉」は軽めの味わい、「実結」はしっかりした渋みのある味わい。どちらもブドウの味が豊かに広がるおいしい赤ワインでした。
倉吉ワイナリー : 鳥取県倉吉市西仲町2627
三朝温泉・茶田屋で牛骨ラーメンにありつく
倉吉の観光駐車場から8キロ弱、三朝温泉にやってきました。三徳川沿いにある河川敷駐車場(無料)にK2はお留守番。歩いて三朝温泉の中心(だろう)に向かいます。ランチタイムが終わってしまう、なにかお腹に入れなければ…!
ありがたいことに、目指している公衆浴場「たまわりの湯」のお向かいにお食事処がありました。
よっしゃ間に合った~。
メニューを見渡してひとつは定食、そしてもうひとつは「牛骨ラーメン」を発注です。鳥取入りしてからお土産品によく牛骨ラーメンを見かけていたので、ここはひとつ試してみよう。
しばらく待ってテーブルに置かれた牛骨ラーメン、スープがきれいです。どれ、スープを一口。なるほど、牛ダシって焼肉屋さんのコムタンスープのような味わいになるのね。麺つるつるだし、おいしいで~す。鳥取名物、また一つクリア。
茶田屋 : 鳥取県東伯郡三朝町三朝903−1
▶▶ 鳥取県のラーメン情報まとめはこちらから
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください
前車マッシュの時に、三朝温泉は旅の中間地点の休息地としてホテルを何時も予約して、チェックイン15時チェックアウト11時の、のんびりステイをしていました。
何年か前の地震で温泉の出が変わってしまって、ゆで卵の出来る時間が伸びたとホテルの従業員から聞きました。倉吉も行きましたよ、チョッと懐かしい~5枚目の画像を見てたら昨日の事の様に思い出しました。
それにしても…ラーメン…
美味しそう(^^♪
のんちゃんさん、こんばんは。
三朝温泉、ご飯のあとにたまわりの湯というところに入りました。川原に露天風呂があるんですね、まる見えでびっくりしましたよ!
倉吉の街並みも良かったですし、三朝温泉のひなびた温泉街もなかなか。
そう!またラーメン食べてます 笑
牛骨ラーメンはあっさり目が好きな方は、気に入る味だと思いますよ。