2019年にセカンドライフスタートと当時に購入したキャンピングカー「LIVINGSTONE K2」。3年近く共に旅をして、いろいろな思い出をつくってくれました。2022年夏、早起き鳥一家のキャンピングカーライフはセカンドステージへ。キャンピングカー買い替えの記録です。
その1は買い替えを考え始めた早起き鳥一家、お気に入りのキャンピングカーを見つけた!というお話です。
2019年の購入記はこちkら
【キャンピングカー購入記】注文から納車編 ①
事態は突然動き出す…、ZIL5との出会い
「修理」か「買い替え」か
思わぬ車両エラーで、東北北海道旅から早く引き上げた早起き鳥一家。修理が必要か見てもらうまで数日あったこともあり、いろいろ考えてしまいました。「修理」して乗り続ける、あるいは「買い替え」…?
修理 → 時間かかるよね
買い替え → 修理&モノ探し → やっぱり長期化?
どちらにしても時間がかかるけど、ウチのK2は乗り始めて3年経たずに走行距離は5万キロ目前。これじゃあと3年もせずに10万キロ超えるのは間違いないかも…そう考えた時、もしかしたら今が「買い替え」のタイミングかもしれないと思うようになりました。
試しにキャンピングカービルダーのHPを見てみると、新車も中古車もここ3年でびっくりするほど値上がりしてますね!まあ、経済的に中古かなとは思ってましたが…。中古を探すとなるとモノの多さは、やっぱり国産キャブコンになるかな?
キャンピングカーを中古で探すとなれば、やっぱり気に入ったモノで程度の良いのが出るのを多少時間がかかっても待ちたい。まあ、その間にK2を修理しておいて…、とのんびり構えていました。
意外にも出会いは早かった…
ところが、ネットで中古キャンピングカーをつらつら見るうちにいいモノを見つけてしまったのです!
見つけたのはバンテックのZIL(ジル)5。いま乗っているK2とそうかわらない年式なのに走行距離は約7500キロとかなり少なく、写真を見ると室内装備にも使い込まれた様子はなし。
!? これ、かなりいい物件なのでは !?
中古車は出会いのもの、これは一見の価値ありと見学申し込みをしました。
すぐ見学に行ける距離の販売店にあったのも、また出会いなんですよねえ…。
見学予約をしたのは3日後、勢いに飲まれないように(笑)この間にいろいろ再確認してみました。
キャンピングカーに求めるモノ 2022年版
キャンピングカーの内外のサイズ
「LIVINGSTONE K2」購入までに軽キャンピングカーをスタートに、キャブコンからバンコンまでレンタルして乗りました(キャンピングカーレンタル体験記)。それまでの経験を元に、今回もサイズに関する条件はクリアできるものにしたいと思います。
■車全体のサイズは6m未満、できれば5m台の前半
これは、普通の駐車場にも場所を選べばとめられるサイズです。車幅も同じ理由で2m前後くらいのもの。
K2のサイズ(長さ546cm・幅207cm・高さ256cm)は、高さ制限のない普通車の駐車場ならだいたい停めることができました。フェリーも何社か利用しましたが、マイカー割引があるのは6m未満までが多かったです。
■車内高が180cm以上
普通に立って車内を移動できないのはやはりストレス。今回も、Pの身長より高い車内高のリビングやキッチンスペースをもつものにしたいです。
3年で変化した、キャンピングカーに求めるモノ
2019年の購入時(キャンピングカー購入記)には室内レイアウトをこんな条件で探しました。
■前後でセパレートできる室内レイアウト(お互いが気をつかわずにいられる空間がある、または体調を崩したときにゆっくり寝られるようにしておきたい)
■常設ベッド(毎回ベッド展開は地味に面倒)
「長旅をするなら」で想定した条件ですが、もちろんそれまでに長旅は未経験。最長で54日間にわたる旅をしてみてわかったことがあります。
ひとつは長旅をすると車内でくつろぐ時間が長くなる、その時間を快適に過ごせるのが大事になってくるということ。
そしてもうひとつ。リタイヤ後のセカンドライフ、ストレスが減ったのか体調を崩すことが減りました。そして、どちらかが体調を崩せばその日の観光や移動は休み、車内でのんびり過ごします。「無理をしない」という選択ができるんです。
ついでに言うと、在職中はどちらかが夜更かしをしていると「はやく寝ようよ、明日も仕事だし」となるんですが、今は無し(笑)。明日の予定は基本「仮」の予定、まあ次の日眠かったら寝ればいいやの精神です。
そうすると、空間をセパレートする意義が薄れてきまして…。
常設ベッドのためにダイネットの空間が狭くなるよりも、レンタルしたヴォーンDCや検討しているZIL5のような ”広々リビング&ベッド展開でキングサイズの大空間” がかなり魅力的に思えてきました。もし体調を崩したりして別々にゆっくり寝たいとすれば、バンクベッドが使えますしね。
実はヴォーンDCをレンタルしたときに「このリビングスタイル、広くていいなあ」と思ってたんですよ。ZIL5のレイアウトを見た時にそれを思い出しました。体験しておいて良かったです。
キャンピングカーのほしい装備 2022年版
2019年の購入時に考えていたのはこの3つ、そしてこれは長旅をする上で重要だと再認識しました。
■FFファンヒーター
エンジンをかけなくても暖房できる、冬も旅するには必須。
■ガスコンロの燃料タイプ
カセットガス、手に入れやすいのでこれがベスト。
■大きめの冷蔵庫
長旅をするのでやっぱり大きめがいいですね。K2は85リットルタイプ、ZIL5も同じ冷蔵庫です。これは夫婦2人でだいたい2~3日分の飲料・食料が入ります。
違う旅の形を与えてくれそうなZIL5
検討中のZIL5、上記の条件を備えています。サイズは長さ516cm・幅211cm・高さ294cmと、K2より幅は4cm広がりますが、長さは30cm短くなります。車高はこれまでより38cm高くなるのはどうなんだろう?
バンテックZIL5のレイアウトをご紹介しておきます。
ZIL5はリアエントランスで、車両後部にキッチン、マルチルーム。カウンターをはさんで中央部にリビングルームが広がります。この配置によってリビンスペースは広大、シートアレンジによってはまるでお茶の間のようなくつろぎ空間が出来上がります。
最初の購入時にもバンテックは装備の良さから候補に挙がっていました。その時は常設ベッドのあるZILノーブルがいいなと思っていたんですが、今回はこのZIL5のレイアウトがとても魅力的に思えます。新たなキャンピングカーライフが見えてきた気がしますよ、ワクワク。
買い替えに立ちはだかる2つの問題…
買い替え候補の出現で、動き出した「キャンピングカー買い替え計画」。問題はK2の修理(やっぱり必要になりそう)と、資金。とりあえず「ZIL5」を見学してイメージを固めて、それからいろいろ具体的に考えていくことにしよう。
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こんにちは。
次の候補はZIL5ですか….容積が大きくて使いやすそうですね。
自分は腰が弱いのでキャブオーバーだとダイレクトに腰に来ちゃうんですよね。だから次っと言ってもかなり先になりますが、候補がなくって….土地があればトレーラーなど、ヘッド車が自由に選べて良いかと思ったり…
AGWさん、こんばんは。
はい、ZIL5が今回はベストに思えまして決めました。
選択肢は数あれど、なかなかこれ!という決定的な1台を見つけるのは難しいですね。
キャブオーバーの欠点はそのあたりでしょうか。
納車後、岐阜方面にロングドライブしましたが乗り心地もそう悪くなかったです。
これからいろいろ見えてくると思いますが、大事に乗っていきます。