最初に軽キャンピングカーをレンタルしてから数年、いつかキャンピングカーを買う日を夢見て、いろいろなタイプをレンタルしました。そしてとうとう自分たちのキャンピングカーを手に入れる時が!購入車の決定から納車までのキャンピングカー購入記、その2です。
キャンピングカーにつけた主なオプション

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キャンピングカー「K2」の注文時につけたおもなオプションについてご紹介します。
これらのオプションの目的は「電力強化」。長旅=生活。テレビや電子レンジ、スマホやタブレットの充電など快適な生活に電気は欠かせないものです。そこで、できるだけ電力不足にならないように、そしていろいろな家電製品も使っていけるような仕様になるよう考えました。
オプション① サブバッテリー
キャンピングカーには本来車に搭載されているメインバッテリーに加えて、サブバッテリーを搭載します。このサブバッテリーの性能とインバーターがキャンピングカー内で電化製品を使う際に大きく影響します。
サブバッテリーにはリチウムイオンバッテリーを選択しました。リチウムイオンバッテリーは大放電に強い、つまり電子レンジや家庭用エアコンも車内で使うことができます。加えて急速充電が可能で、長寿命とされているのも利点のひとつです。
(右側面が充電コントローラー)
リチウムイオンバッテリー(200A)にセットでソーラー充電コントローラー(MPPT式)をつけています。
オプション② インバーター(3000w)正弦波
上記のリチウムイオンバッテリーだけでは家庭用の電化製品を使うことはできません。バッテリーの直流(DC)を家電製品などに使える交流(AC)の100Vに変換する必要があります。その役割をするのがインバーターです。大容量3000Wで正弦波のものを選択しました。
これで車内でも家庭用の電子レンジ、ヘアドライヤーそしてIHヒーターを使っての鍋料理も安心してできるようになりました。
※正弦波とは、家庭のコンセントから流れている電流の波形です。正弦波を選択することで車内で使える家庭用電化製品の幅が広がります。
オプション③ ソーラーパネル
リチウムイオンバッテリーでサブバッテリーを強化し、さらに走行充電という走行中にサブバッテリーを充電するシステムをつけました。
それに、さらにもうひとつ電力を補う意味でソーラーパネル(327W)を屋根に乗せることにしました。327Wはかなり大きいサイズですが、屋根に乗せることはできそうです。これで、駐車中でも日中ならソーラーパネルからサブバッテリーに充電することができます。
オプション④ オルタネーター200A
オルタネーター(発電機)はメインバッテリーやサブバッテリーに充電をしてくれます。走行時以外でもサブバッテリーを使って電力を使うキャンピングカーですから、オルタネーターの発電量に余裕をもたるよう容量をアップしました。
オプション⑤ バックカメラとドライブレコーダー
多くのキャンピングカーがそうですが、K2もバックミラーで直接後方を確認するができません。そこでバックミラーに装着するタイプのバックモニター、それに付随するバックカメラをつけました。
さらにセットで前後を録画するドライブレコーダー兼用のタイプです。
ドラレコは必須アイテムになりつつありますよね。
キャンピングカーを買うということ
つけられなかったオプション、つけなかったオプション
今回注文した「K2」は、輸入車ということでベース車はフィアットです。エアコンをオートエアコンに変更、エンジン(ディーゼル)馬力を130psから150psへの変更などの車本体のオプションは1年ほどかかるということであきらめました。
エンジンの馬力アップについてはこれまでのレンタル体験で走行に不安があったからですが、この不安はのちに解消されることになりました。
カーナビは今回はつけず、タブレットとカーナビのアプリを使ってみることにしました。
新車で買ってもキャンピングカーはつくりあげるモノ
新車の状態で注文をした「K2」ですが、この後オプションの取り付け可否や取り付け位置の相談などたくさんのやりとりがありました。
注文時に一応オプションに入れていたソーラーパネルは、営業さんが「乗るかなあ」と言っていた大きさのものでしたが、その後無事装着することができました。
ほかにも換気の位置や、カセットガスボンベの取り付け位置などなどいろいろ決めることがあって、普通の新車を買うのとはちがって自分たちだけの車ができていくのを感じました。

納車までわくわくでした~♪
次回は納車までに自分たちで準備した装備やグッズのお話をしたいと思います。
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