【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】九州ぐるり冬の旅佐賀編② 車中飯と鳥栖駅のうどん

【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】九州ぐるり冬の旅　佐賀編② 車中飯と鳥栖駅のうどん

キャンピングカーで日本をめぐる旅

2025.01.13

2024年冬もやっぱり九州へ。フェリーで福岡上陸からの久々の大分、そこから気が向くままにぐるり旅。最後は四国へ渡ってうどん締め！？

旅14日目はまったりと車中で過ごし、旅15日目は鳥栖市の中心部へ。「鳥栖駅・中央軒」で名物のうどんをいただきます。

１４日目：今日はまったり車中飯

今年の風邪はしつこい…。
こんにちは、九州ぐるり冬の旅14日目。キャンピングカーで旅をしている早起き鳥一家です。相方のPが風邪をひいて良くなったり、調子が悪くなったり。今日は咳がひどいので、車内でのんびり過ごすことにしました。

風邪はひいても食欲はあるのね、よし、今日のランチはコレだ！スーパーで見つけて買っておいた日田やきそば。キャベツ、豚こま、ネギで作りますよ～。付属にとんこつスープの素（←うれしい）、それと”こんがりパウダー”とは？

日田やきそばは、麺にパリッとした焼き目をつけるのが特徴なんだとか。それを実現するのが”こんがりパウダー”、

なるほど、仕上げが近くなったところで”こんがりパウダー”をからめると麺がきれいに焼き付けられてパリパリに。面白いなあ、これ。紅生姜を乗せておいしくいただきました。

夜はさっぱりと、でも元気が出るように豚しゃぶを。もやし、ニラ、それからポン酢におろしニンニクで。やっぱり冬の夜は鍋、あったまるねえ。

旅15日目の午前、鳥栖駅前にある「フレスポ鳥栖」にやってきた早起き鳥一家。大きなショッピングセンターで食料品売場も広いね～。

あれこれと食料品の買い出しをすませて、出口へ向かっていると鮮魚店発見。お向かいには精肉店もあって、こちらもかなり人気。気になるけどお肉は買っちゃったから、鮮魚店のほうへ。

ということでのぞいてみた「玄界灘直送誠大」。手前には新鮮そうな魚がずらり！そして奥のショーケースには刺し身などが並んでいます。どれ、なにがあるかな～。

おっ、長崎産の「やいとがつお」だって。初めてみる名前ですが新鮮でおいしそう、そしてお手頃。あとで調べて見ると「やいとがつお＝スマガツオ」で数が少ない高級魚扱いの魚らしいんです。←脂がのってめちゃおいしい魚でした。

玄界灘直送誠大　：　佐賀県鳥栖市本鳥栖町下鳥栖５３７　フレスポ鳥栖１F

さあて、買い出しがすんだところでランチに出発。

九州の交通の要衝、「鳥栖駅」にやってきました。交通の要衝ながらけっこうこじんまり、というか昭和っぽいたたずまいがとても良い。なにかドラマが始まりそうです。

そして改札口からのぞいた電光掲示板は旅情を湧かせてくれます。
九州の玄関口門司港駅（福岡県）から八代駅（熊本県）、私鉄をはさんで川内駅（鹿児島県）から鹿児島駅（鹿児島県）までと九州を縦断する鹿児島本線。鳥栖駅から長崎駅を結ぶ長崎本線・佐世保線（途中から佐世保行に分岐）。

久大本線（久留米駅～大分駅）への接続の案内もあって、まさに九州のどこへでも行けそう。「特急ハウステンボス」や「特急ゆふいんの森」などの列車の名前も見えて、ワクワクしますなあ。

旅情を感じる駅舎の風情から、九州の各所へと導いてくれる時刻表。「電車旅もいいなあ」としみじみしている早起き鳥一家、改札から左に目をやると、

名物の「かしわうどん」がいただける「中央軒」ののれんが。めちゃめちゃ、こじんまり～。
「中央軒」の中に入ってみると中はカウンター、壁側のカウンター合わせて6、７席しかありません。すぐ左には駅弁売り場があって、店の人は忙しそうに売り場と厨房を行き来。食券を買って注文を終えたら、しばし席で待ちます。

写真を見て気づきましたが、改札上には「サロンパス」の広告。そりゃお膝元だもんね（昨日「中冨記念くすり博物館」で知ったばかり）

名物は「かしわうどん」なれど、ミニかしわ飯とのセットにしたのでうどんはごぼう天うどんに。と思ったら、ごぼう天うどんにもかしわが乗っていました。甘辛でちょっと歯ごたえのあるかしわと、やさしい柔らかさのうどん＆美味しい出汁。人気なのがわかりますなあ。

九州で最古の駅に数えられる「鳥栖駅」で、九州初の立ち食いうどんの営業をはじめたという「中央軒」。ホームにも立ち食い店舗が複数あります。なかでも「5・6番ホームのうどんが一番うまい」という伝説があるそうですよ。

中央軒鳥栖駅店　：　佐賀県鳥栖市京町７２９

さて、これから我々は福岡県久留米市に移動、今夜は「道の駅くるめ」にお世話になりたいと思います。