【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】初夏の四国旅㉒ 愛媛編その５・蛇口みかんジュースと萬翠荘

うどんが食べたい、鶏も食べたい、それから釣りもしたい！という思いを抱えて早起き鳥一家は四国へ。初夏の四国（きっと梅雨に突入）満喫旅です。

愛媛編その５。松山空港で「蛇口からみかんジュース」体験、翌日は松山観光を。朝は松山名物なべ焼きうどん、そして国重要文化財の洋館「萬翠荘」へ。

愛媛編その５：蛇口みかんジュースと萬翠荘

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】初夏の四国旅㉑　愛媛編その４・内子の町並みとチャイナハウスすけろく

松山空港で「蛇口からみかんジュース」

愛媛旅、松山市にきております。この日は朝から大洲の町をぶらり、それから内子町の古い町並み、そして大正時代建築の芝居小屋「内子座」を見学しました。そして松山のローカルチェーン「チャイナハウスすけろく」で楽しくランチ！さて、午後は…。

海辺の公園でのんびりするつもりでしたが、暇すぎるので「松山空港」に寄り道です。空港の駐車場ですが、第３駐車場は平置きなのでいけるか！？と思ったら高さ制限2.4メートルでした（泣）そこで空港前にある「コナンパーキング」へ。

空港前なので長時間駐車だけかと思いましたが、「１時間くらいでも大丈夫ですか～？」と聞いてみると大丈夫でした！入口の高さも写真の通り余裕、しかも空港まで送迎してもらえます。

そして空港内をぶらぶらと、空港って旅のワクワクが詰まってる気がして楽しいです。飛行機を眺めたり愛媛や松山のお土産をチェックして、ちょっと一休み。うどん屋さんが人気だな～、気になるわ。

そして、お目当てのジュースタイム！「蛇口からみかんジュース」ですよ～。レジでお金を払うとかわいいプラコップを渡してくれます。そして自分でジュースを蛇口からジャーっと（笑）３種類のみかんをブレンドしてあるそうで、甘みと酸味のバランスがナイスでした。

今夜の車中飯：大きなカサゴの煮付け

松山市にある海辺の公園にやってきました。あー、雨がパラついてきたなー。

午後はここでのんびり過ごして、昨日釣ったカサゴたちを料理するか…。

30センチ（カサゴではビッグサイズ、10年モノらしいです）のカサゴちゃんは頭を落とさないとフライパンに入らんよ（笑）醤油と本みりん、しょうがでじっくり15分煮て完成！早めに作っておくと味がしみておいしいんだな～。

松山名物「なべ焼きうどん」を駅そばで

おはようございます。今朝の松山は快晴、観光日和でございます。まずJR松山駅の近くの駐車場「アットパーク JR松山駅前」へ。時間貸しは5台分しかありませんがゲートなし、前払いチケット制・24時間で500円とお安いです。松山駅まで歩いて数分の距離にあります。

朝一番はまずJR松山駅にある駅そばのお店「かけはし松山店」へ。JR松山駅って思ったよりこじんまりしてるなあ…、改札の横に目指すお店はありました。松山名物鍋焼きうどん、季節を問わずあるんだね。

卵入り鍋焼きうどん（690円）です、この鍋がなんともいい感じ。三角おあげに牛肉、ネギ、かまぼこ、椎茸、そして卵と具だくさん。卵にほどよく火が通してあるのが好みだなあ。どれ、お出汁を。やさし～い甘みあり、そして柔らかめなうどんが懐かしい感じ。

よく煮込まれたうどんをハフハフと食べて、朝の充電完了！伊予鉄道の市内電車に乗って松山観光に出かけますよ～。

フランスの香り！国重要文化財「萬翠荘」を見学　

松山市内を走る伊予鉄道の市内電車に乗って「大街道駅」へ。

お、駅前に三越あり、この辺が一番の繁華街なのかな？
目指す「萬翠荘」への入口は「坂の上の雲ミュージアム」に通じる道路の奥にありました。

つづら折れの坂道をあがっていくと、途中の木の間から洋館が垣間見えました。松山城のある城山の山腹に「萬翠荘」はあります。

坂を上がりきって右を向くと、おお～、日本じゃないみたい！
旧松山藩主の子孫・久松伯爵が大正時代に建築したフランス風の洋館、皇族方も訪れたという歴史ある建築です。受付をして（入館料大人ひとり300円）中を見学。

うーん、素敵。
大正11年に建てられたこの洋館の建築費は30万円、現在に換算するといくらなんだろう？

大正時代の瀟洒な洋館「萬翠荘」、特に印象的だったのはステンドグラスの美しさです。正面玄関から入ると、立派な階段と吹き抜けの大きな窓が目に入ります。そこにはステンドグラスで波が描かれ、さらに視線を上げると帆船が美しく浮かんでいます。

部屋のドアの上にもそれぞれのデザインのステンドグラスが飾られ、隅々まで美しくデザインされた建物でした。

「萬翠荘」、良かったですねえ。この地には明治のころに夏目漱石が松山赴任当初に下宿していたことがあって、「漱石珈琲店 愛松亭」として名残をとどめています。さあ、次は現存十二天守のひとつ松山城へ！