2022年9月、帰省先の山形へ。そこから思いつくままに南東北をぶらぶら、そして関東を経由して静岡への行き当たりばったり旅です。
宮城~秋田思いつき旅その3。今は秋田県、湯沢市にある「川原毛地獄」へ。そのあとは小安峡で足湯、そして朝湯と温泉を満喫!
宮城~秋田思いつき旅その3:川原毛地獄と小安峡温泉
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】東北関東思いつき旅④ 吹上高原キャンプ場と大噴湯
白い世界「川原毛地獄」は忽然と現れた
現在、早起き鳥一家は秋田県湯沢市の山奥。さきほどいた小安峡大噴湯から約13キロほどの「川原毛地獄」めざして走っています。
「川原毛地獄」の2キロほど手前には「泥湯温泉」というのがありまして、ここも秘湯の雰囲気あふれる場所。ただ、「火山ガス注意」の立て看板がいっぱい立っていてちょっと物々しさを感じます。明日はここで朝湯を~♪と思ったら臨時休業らしく、くくくぅ(涙)
気を取り直してその先にある「川原毛地獄」へ。谷間にある「泥湯温泉」からぐいっと上がる山道を進むと忽然とあらわれるその姿。
おー!一面真っ白な山だよ、こりゃびっくり。まるでここだけ異世界。
駐車場にZIL5を停めて眺めてみます。遊歩道ものびていますが、もう小安峡でスタミナを使い果たしたよ(笑)案内板の横には「危険 この地域は、有毒ガスが発生する …」の立て看板。泥湯温泉もそうでしたが、火山活動が活発化しているとかなのかな?
真っ白な山に所々でなにか吹き出している箇所あり。吹き出し口が黄色くなっているのは硫黄らしいです。山頂にむかう遊歩道は危険なため通行止め、左下に続く遊歩道はもうひとつある駐車場、そして川原毛大湯滝(滝つぼが天然の露天風呂)の方に続いているようです。
もうひとつあった案内看板を見ると、
「毒ガスただよう白色の世界 … 硫化水素、硫酸、水蒸気などでできた火山性の毒ガスがいたるところで噴出 … 」うんぬん。こえええ、まさに地獄の名にふさわしい場所でした。
川原毛地獄第2駐車場 : 秋田県湯沢市高松番沢
小安峡の駐車場にあるお手軽温泉たち
「川原毛地獄」から無事生還し、小安峡の駐車場にもどってきました。
観光案内所のある駐車場には手湯が、小安峡大噴湯の駐車場には足湯があります。疲れた足を足湯で癒して、そのままここにお世話になりました。明日は朝湯に入って、それから山形に帰るんだ。
小安峡温泉「松葉館」で朝風呂
あくる朝、小安峡温泉では早めの朝8:00から日帰り入浴できる「松葉館」へ。入浴料は大人ひとり500円です(ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤーあり)。
平日に朝から湯にくる客はすくないのか、宿のおかみさんから「2人で入れば~?」と声をかけていただきました。おかげで2人でゆっくりと渓流から滝の音が響いてくるひのき露天風呂に入って、貸切風呂に入ったようなひとときが過ごせました。
松葉館 : 秋田県湯沢市皆瀬湯元50−1
東北はすっかり秋の気配…
「じゃあそろそろ山形に帰ろうか」ということで、昨日も通った県道51号線から国道13号線へ。
途中の田んぼでは稲刈りが済んで、手前にはコスモスが揺れてすっかり秋模様。こういう稲の干し方を見るの久しぶりだなあ。
気になるお店「海草ラーメン」へ
秋田県湯沢市から国道13号線をどんどん南下して山形県へ、コインランドリーで時間調整をして「今日はここでランチ!」と決めていたお店へ。
それは新庄市にある「海草ラーメン」。たぶん40年以上、いやもっと前からあるだろうお店。去年通りかかってまだあるのにびっくり(失礼)して、これは食べなきゃ!と思っていたお店です。さあ、入店だ。
主なメニューは海草ラーメン、海草コーンラーメン、海草バターラーメン、海草コーンバターラーメンがそれぞれしお、しょうゆ、みそで展開。ほかに浜っ子一番、磯一番というラーメン、そしてライス、餃子。
Pは海草バターしおラーメン600円、Qは浜っ子一番700円、それと餃子を一皿注文です。やぱり海草ならしおかなと思いましたが、後から後から来るお客さん、みそ、しお、しょうゆと注文バラバラだよ~。どれもおいしいってことかなぁ。
はい、こちら浜っ子一番です。海草しおラーメンにホタテ、海老、タケノコなどをプラスした感じですか。あっさりしてるけど海鮮のうまみがあって、予想通りのドンピシャのうまさ、コレ正解。海の近くの観光地で食べたりすると700円じゃ食べられないなあ。
Pの海草しおバターもいいですねえ、わしわしツルツル食べられます。結果、今回はどっちもしお味を食べましたけど、しょうゆ、みそも気になるところです。
さらにこのパリッと油切れよく焼きあがった餃子もおいしかったです。人気の老舗、お昼が近くになるにつれて続々来店、また来るのが楽しみになりました。
海草ラーメン : 山形県新庄市鳥越1498
山形県から出発した宮城~秋田の旅はこれでおしまいです。鳴子温泉の共同浴場からはじまって、鬼首の地獄谷遊歩道、キャンプ場のすぱ鬼首の湯、小安峡大噴湯、川原毛地獄、小安峡温泉と自然の恵みの極楽と地獄、たっぷり楽しみました!
ここからは久しぶりに山形の実家に滞在。次回からは山形県から自宅の静岡県まで、主に太平洋岸をぶらりと思いつくままに旅していきます。
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