【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】九州ぐるり冬の旅　鹿児島編③ 金山蔵とトロッコツアー

2024年冬もやっぱり九州へ。フェリーで福岡上陸からの久々の大分、そこから気が向くままにぐるり旅。最後は四国へ渡ってうどん締め！？

旅40日目、いちき串木野市にある「金山蔵」へ。トロッコに乗って坑洞焼酎蔵見学＆焼酎テイスティングを満喫します。

４０日目：金山蔵とトロッコツアー

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】九州ぐるり冬の旅　鹿児島編② 家族湯とフェリーのうどん

いちき串木野市「濱田酒造 金山蔵」へ

おはようございます、2024年九州ぐるり冬の旅40日目になりました。ただいま６県目の鹿児島県、いちき串木野市に来ております。昨日からの雨がやっとあがってくれました。

午前中、やってきたのは市街地から国道3号線を北に少し行ったところにある「濱田酒造(株) 金山蔵」。ここでトロッコに乗る「坑洞焼酎蔵見学ツアー」を予約してあるんです。

お、ここにも門松。今日から世の中もお休みモードです。さあ、受付をしに中へ。

と入ってみますと、素敵な空間が広がってる～！奥に焼酎のショップ「お買物処蔵乃仲見世」があって、そこでツアーの受付もしているようです。行ってみよう。今回、有料の見学ツアーを申し込んでいますが、ショップや展示スペースは自由に見学できるようです。

「金山蔵」、トロッコで行く坑洞焼酎蔵見学

さて、ツアーの出発時間になりまして案内にしたがってトロッコに乗車。かつて串木野鉱山のあった坑洞へ降りていきます。

乗車時間は８分、ゆっくり下っているのがわかりました。そして洞内はちょっと暖かい。この日の外気温7度くらい、坑洞内は平均19度だそうですから納得。しかも湿気があるから、空気がしっとり重く感じます。

我々が着いたのは案内図左側の坑内駅。そこからガイドさんの案内で金山の採掘跡や焼酎の仕込蔵、焼酎貯蔵庫などを歩いて見学します。

金山の採掘跡では金の鉱脈を見ることができました。この岩肌に走る亀裂のようなところが金脈だそうで、
「そうか、こういう感じだから鉱 ”脈” なのか！」
「なるほど、炭鉱は炭 ”層” だもんね、こりゃ希少だわ～！」
と、大人ふたりが妙に納得して大興奮（笑）ちょうどドラマ「海に眠るダイヤモンド」（炭鉱の島・端島＝軍艦島が舞台）を見終わったばかりでしたからね～、思い入れもひとしおです。

ちなみに日本にもまだ現役の金鉱山があるそうで、ちょっとびっくりです。日本で唯一、商業規模で採掘が続けられている「菱刈鉱山」は鹿児島県伊佐市にあります。産出される金は高品質、そして埋蔵量も国内でダントツなんだとか。

さて、金山の採掘跡を見た後は焼酎の仕込蔵をのぞいて、お次は「薩摩開運神社」へ。右手前の石は金鉱石、これを撫でて熱心にお参り。開運、というか金運がめちゃつきそうだもんね。

さらに仕込蔵で作られた焼酎が眠る貯蔵庫などを見学してツアーは終了。トロッコに乗って戻ります。次はお楽しみの試飲タイム！

「金山蔵」試飲付きツアーのお楽しみタイム

８分間トロッコに揺られて地上に戻ってきました。
トロッコで行く「坑洞焼酎蔵見学ツアー」は試飲付きと試飲なしが選べて、それぞれ大人ひとり2,500円、800円です。案内されてショップ横にあるテイスティングルームへ。

テーブルにつくとこんな感じでセッティングされていました。焼酎が３種類と梅酒、それからおつまみ、お土産の焼酎。あとポットに入った水（お湯だったかも）が用意されていました。

今日のアルコール権はPに。「ちょっと水で割ったほうが香りや味がわかるなあ」と言いながら飲み比べをして、試飲タイムを満喫。帰りにはショップに寄ってお土産もしっかり買いました。

今日ここで買った焼酎は写真右奥の「金山蔵」。

鹿児島県産「黄金千貫」使用、幻と呼ばれた「黄金麹（おうごんこうじ）で仕込み、金山坑洞内貯蔵によるほかでは真似できない焼酎つくりが特長で長期貯蔵した唯一無二の本格芋焼酎です。華やかな香りと深くまろやかな味わい、余韻をお楽しみ頂けます。
（金山蔵ホームページより）

ということで、飲むのが楽しみな１本を買うことができました。

今日の車中ランチ：丸幸ラーメンセンターの棒ラーメン

11時からスタートする見学ツアー、坑洞焼酎蔵見学と試飲を終えた頃にはすっかりお昼すぎ。お腹も空いたし、駐車場でランチにすることにしました。そこで取り出したるは、スーパーで買っておいた「丸幸ラーメンセンター」の棒ラーメン。

チャーシュー、紅生姜、青ネギを乗せればめっちゃそれっぽいじゃないの。
で、食べてみるとけっこう丸幸！！再現性たかいな～、これお土産にもっと買っておこうかな。

さてランチも食べたし、そろそろ移動の時間。今日は薩摩半島を横断して、錦江湾側へ。鹿児島市街の駐車場へ向かいます。