【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　岩手で懐かしの味めぐり編④

2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます！

旅45日目のお昼は楽しみにしていた岩手の郷土料理「ひっつみ」を堪能、そして宮沢賢治ゆかりの場所へ。お次は新しくできた道の駅へ向かいます。

４５日目のつづき：遠野伝承園で懐かしの味を堪能、そして道の駅へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　岩手で懐かしの味めぐり編③

「ひっつみ」に再会しに伝承園の食事処へ

朝の続石への山さんぽ、そして伝承園に着いてからカッパ渕へのプチさんぽをしてお腹も空いてきました。今日の懐かしの味は、ここ伝承園の食事処にあるんです。

伝承園は遠野市立の野外博物館で昔の遠野の農村の暮らしを再現し、保存しています。その敷地内にある食事処には入場しなくても立ち寄ることができます。

伝承園の食事処でひっつみを食べてご満悦

ほぼ一番乗りで伝承園の食事処に入りました。お目当てのひっつみ、ちゃんとメニューにありました。ひっつみというのは岩手の郷土料理、いわゆるすいとんのことです。ここのひっつみ、とっても美味しいんです。

Pが頼んだのは伝承園定食。
大きなお椀がひっつみ、そしてご飯、山菜などの素朴な料理の小鉢に、なめこ蕎麦もついた楽しいセットです。

Qはひっつみをたくさん味わいたいので、単品のひっつみを注文しました。
鶏の味のよく出た醤油味のスープに具材は鶏肉とごぼう、椎茸や三つ葉、ねぎなど。そこにひっつみが入っています。このひっつみが薄めに作られていて粉っぽくなく、スープによく合って…。うん、久しぶりでもしっかり美味しかったです。

昔岩手に引っ越したばかりの頃、スーパーに並ぶ「ひっつみ」や「かっけ」など謎の食品（当時は）を見て遠くに越して来たんだなあとしみじみ思いましたねえ。同じ東北でも県が変われば、同じ県内でも地域が変われば食文化もだいぶ違ってきます。それを知るのがまたおもしろいんです。

遠野市宮森町にあるめがね橋へ

伝承園をあとにした早起き鳥一家、北上市に向かいますがその途中でちょっと寄り道しました。花巻出身の宮沢賢治が書いた童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになったとされる宮森川橋梁「めがね橋」です。道の駅みやもりの駐車場から歩いてすぐのところにあります。

綺麗な流れを見せる宮森川にかかる、アーチが美しい橋です。夜はライトアップもされるそうです。

その手前にある恋人の聖地で記念撮影してみたら、すごい暗雲が頭上に…。大丈夫か、このカップル　笑

道の駅みやもりに立ち寄り

道の駅みやもりにも立ち寄ってみました。たしか、宮森町といえばわさびビールがあったよね～と話しながら施設の中へ。やっぱりありました、わさびビール。宮森町はわさびが名産、レストランにもわさびメニューがいろいろありました。

そしてこんな素敵なスペースも。この奥にはJR釜石線の展示スペースがあり、興味深くみました。そしてこの道の駅、なんとホームセンターとつながっているんです。ちょっとオモシロイですね。

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快活クラブのあとは道の駅はなまき西南へ

午前中にいろいろ動いたので、この後は北上市にある快活クラブでのんびり＆シャワータイム。夕方近くまで過ごしました。そのあとはお隣花巻市にある道の駅はなまき西南へ。2020年3月にオープンした新しい道の駅です。

特産品ショップのほかに、なんと焼肉屋さんがあります。そして休憩スペースにはこんなかわいいデコレーションが。そうだ、10月末だものハロウィンだ！なんかすごく定着しましたよね、ハロウィン。

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今夜の車中飯：ヤリイカのバター焼きと豚こん煮

宮森町で見かけた暗雲（笑）の予感があたり、雨がパラついてきました。
今夜はヤリイカと玉ねぎをメインにしたバター焼き。

ゆでたヤリイカってお手頃価格だし、いろいろ使えて便利ですよね。町村農場のバターで風味バツグン、玉ねぎの甘みが加わっておいしい一品です。

お次は豚肉と糸こんにゃくで豚こん煮。こんにゃくをこよなく愛するQにとっては、ビールもご飯もすすむ無限おかずなのでした。
明日は楽しみにしていた湯治の宿に向かいます。おやすみなさい。