東京を皮切りに春の関東をぶらり旅。季節の移ろいを楽しみながら、東京から千葉、そして茨城へと旅します。
茨城編⑥。春の関東旅ラスト観光地は日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」へ。迫力ある滝の美しさに感動、そのあとは福島県に入ります。
茨城編⑥:茨城有終の美、袋田の滝に感動

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
久慈川の沈下橋「久野瀬橋」との偶然の出会い
おはようございます、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
2025年春の関東旅、我々の現在地は茨城県北部に位置する大子町です。「道の駅奥久慈だいご」にお世話になった翌朝、元気よく「袋田の滝」にむけて出発しました。
「袋田の滝」の駐車場まではほんの5キロほど、あっという間に着くじゃろと話していたら、初っ端のカーナビの案内を無視してしまい、Uターンしようと入った脇道は進むことしかできず…(笑)
まあ、地図上は川の近くまで行ったら道は国道にむけて戻っていくみたいだからと、走っていたらなんと茨城で沈下橋発見。しかも木造。
この橋は「久野瀬橋」。久慈川にかかる5つの沈下橋の1つで、最上流に位置しているそうです。上流側(写真左)にすごいガードがついている。しかも橋自体には丈夫そうなワイヤーが繋がれていて、流されても回収できるようになっていました。偶然の出会い、いいもの見られた~。
さて、カーナビの案内ルートに戻って、10分もかからずに「袋田滝本町営第一無料駐車場」に到着しました。ここから滝までは1.25キロ、お散歩もかねて行ってみることにします。
久野瀬橋 : 茨城県久慈郡大子町久野瀬・大子町南田気
袋田滝本町営第一無料駐車場 : 茨城県久慈郡大子町袋田
「袋田の滝」第1観瀑台はど迫力!
「袋田滝本町営第一無料駐車場」から歩くこと15分あまり、料金所で観瀑施設(袋田の滝トンネル)利用料300円を払って「袋田の滝トンネル」へ入ります。
案内図によると見どころは3か所、つり橋からの景色、第1観瀑台、第2観瀑台。どれから行こうか…。まあやっぱり一番奥のエレベータの上にある第2観瀑台かな、と話しながらつり橋への出口を通過して奥へ。そして、
だいぶ手前からすごい水音が聞こえてくるのが気になってしまい、先に「第1観瀑台」に行ってみるいことに。おっ、トンネルの先、水しぶきしか見えないやん!
そう、「第1観瀑台」は滝が目の前に広がる圧倒的迫力!
そして我々は気付いた…、「袋田の滝」はじめてだな!(笑)昨日まで、というか実際見るまで「久しぶりに袋田の滝行ってみるかー、どんなだったか忘れたしぃ」などと話していたのに、いったいどこの滝と勘違いしていたのか…(今でもわからーず 笑)。
袋田の滝 : 茨城県久慈郡大子町袋田3-19
「袋田の滝」第2観瀑台、吊橋からの絶景
”は じ め て” 見る「袋田の滝」に感動しきりの早起き鳥一家。さすが「日本三大名瀑」、すごいね、すばらしい!
お次はトンネル最奥部にあるエレベータを上がって「第2観瀑台」へ。高台から見るワケだし、第1ほどの迫力はないでしょ、と思っていたらここから見ないと「袋田の滝」の全貌はつかめないのね。おっきいんだわ。
日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」。高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。(大子町ホームページより)
最後につり橋からの景色を楽しみに。つり橋が苦手なQは手前で待機、Pが写真を撮ってきてくれました。奥に見えるのが「第1観瀑台」です。
これはつり橋の上からの写真。4段目がよく見えてます。どこから見てもそれぞれの美しさがあるなあ。
以前調べたところによると、滝は形状によって分類があります。「直瀑」(例:那智の滝、秋保大滝)、「分岐瀑」(例:オシンコシンの滝、流星の滝、銀河の滝)、「段瀑」(例:袋田の滝)、「渓流瀑」(例:竜頭ノ滝)などなど。
「袋田の滝」は「段瀑(ダンバク)」、なんかカッコイイ。
これで日本三大名瀑「那智の滝」(2020年訪問)「華厳の滝」「袋田の滝」制覇となりました。とはいえ、「華厳の滝」は昔見て写真も残っていないから、また行きたいなあ。
福島県入り!「矢祭観光センター」で鮎塩焼きを持ち帰り
感動の「袋田の滝」をあとにした早起き鳥一家。国道118号線に戻って北上、福島県に入りました!これで「2025年春の関東旅」は終わりになり、「2025年春の東北旅」に続くことになります。茨城県から直接福島県に入ったので、予定してい栃木はまた今度ということに。
そして福島県最初の立ち寄り地は、県境から2キロほどのところにある「矢祭観光センター」。ここで夕飯用に鮎の塩焼きを持ち帰ります。
鮎の塩焼き400円、子もち鮎600円とお安い!
鮎を焼いているお母さんに注文を伝えると、持ち帰りやすく長い串をパチパチと切って包んでくれます。けっこう大きな鮎だったよ、夕飯が楽しみ。
矢祭山観光センター : 福島県東白川郡矢祭町内川矢祭121−2
「春の関東旅」から「春の東北旅」へ
さて1ヶ月以上にわたった今回の「春の関東旅」を振り返ってみますと…。
東京近郊をぶらぶらしてから、さらに都心のRVパークに滞在して東京都内を満喫。そしてアクアラインで千葉県にわたって行きたかったお店やスポットのんびり巡りました。千葉をぶらぶらしているうちに桜が開花期を迎えて、そこから北上した茨城県では桜とともに旅をすることに。
ちょうど「袋田の滝」周辺も桜が満開、これから北上して福島・山形と進みますがまた桜とともに旅していくことになりそうで楽しみです。春を満喫するキャンピングカーの旅、まだまだ続けていきたいと思います。

今回の旅のシリーズはこれでおしまいです
このまま「春の東北旅」に続きます、また遊びにきてくださいね~
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