2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅2日目は苫小牧行き太平洋フェリー「きそ」で優雅(!?)に一日を過ごします。
2日目:長距離フェリーで過ごす一日
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 40時間の船旅②編
朝風呂が最高です!
おはようございます。
船のエンジンの振動を感じながら目を覚ましました。「あー、フェリーの中なんだなー」と思いながら布団の中でゴロゴロ。テレビをつけて船の現在位置を確認します。ただ今、千葉沖を航行中。
今は朝の6時過ぎ、この時間なら貸切りかも!と思い大浴場に行くことにしました。
通路に出てみると、人影はなし。そもそも名古屋港から乗った人の数もあまり多くはなく、船内は昨夜もがらんとした感じでした。通路を歩いていくと昨夜よりだいぶ揺れていて、歩くとナナメっちゃいますよ!あとで、もう一度酔い止めを飲もうか…。
(写真は男湯ですが)女湯には先客がおひとり。
普通に旅館の大浴場のような脱衣場とお風呂です。洗い場も8か所くらいあります。
いやー!この眺め気持ちよかー!
女性側のお風呂は進行方向にむかって右なので、見えるのは一面の海です。朝日も射してすごく気持ちいいです~。朝風呂おすすめです!(この写真は部屋から撮ったものです)
朝ごはんは自室でのんびりと
朝風呂を満喫して部屋にもどってくると、Pもほどなく戻ってきました。お湯をわかしてお茶を淹れてぼ~っと。船の現在地を見たり、テレビをみたり。じゃあ、朝ごはんにしますか。
朝ごはんは自分で用意してきました。ゆで卵、ロールパン、千切りキャベツ、ヨーグルト、パイナップル、で栄養バランスはそこそこかな~。部屋に冷蔵庫があるのはやっぱりいいですね。マヨネーズも持ち込んでます 笑
あとはテレビを見たり、Pが持ってきた文庫本を横取りして読んでみたり。ネット環境がないので、ひたすらのんびりと過ごすことができました。窓からぼ~っと海を眺めるのもいい時間です。お昼近くになったら揺れも穏やかになりました。
昼ごはんはレストラン「タヒチ」でバイキング
なにもしなくてもお腹は空くということで、ランチにしようとレストラン「タヒチ」にやってきました。ランチバイキングは1,100円、瓶ビールも頼んじゃいます。
アルコール消毒をして、ビニール手袋をはめてお料理のコーナーへ。
こんな感じでいろいろなお料理がありました。ほかにもカレーピラフやお味噌汁なんかもありました。見切れてますが、写真右下のミニラーメンあなどれません。お代わりしました 笑
陸が見えるサイドの席についています。
席についた時に「ジャラ!」って音がしたのでびっくりしました。椅子が固定されているんですねえ、フェリーあるあるかな。
お昼の時間は福島沖を航行していて、福島第一原子力発電所が見えました。震災からの年月を考えたりして、しばし感慨にひたりました。東北大震災の時は太平洋フェリー「きたかみ」が仙台港に入港中、緊急出港して津波を乗り越えたそうです。
仙台入港時にインターネットタイム!
仙台港に近づいたあたりからモバイルWi-Fiが安定してつながりだしたので、パソコンを出してインターネットタイムです。(事前登録する有料のWi-Fiサービスがありますが、客室では使えないので登録しませんでした)
16:40に仙台港入港、19:40に出航です。仙台港では手続きをしておけば、一時下船できます。
夜ごはんはスタンド「マーメイドクラブ」で
仙台港で乗り込んだ方がけっこういたらしく、船内がちょっと賑やかな感じになりました。夜ごはんを食べるためにスタンド「マーメイドクラブ」へ。セルフ方式の軽食コーナーです。スタンド周辺の椅子席も人が増えて、ちょっと楽しい♪
窓の外が見えるカウンター席で賄いカレー並盛(520円)と、
山菜そば(520円)をオーダーしました。
あとは、自販機で買ってきた缶ビールで乾杯!明日はいよいよ苫小牧に上陸です。
3日目:午前11時、苫小牧に上陸!
目覚めれば津軽海峡沖
おはようございます、どんよりしてます 笑
目覚めたのは午前7時前、フェリーはすでに津軽海峡沖を航行中です。もう本州を離れてますね!
まずは朝風呂をすませて、朝ごはんを食べて。
少しゴロゴロしたあとは、片付けと荷造りをはじめます。苫小牧港に入港するのは11:00の予定です。その少し前に運転者に車へ戻るようアナウンスがされました。着岸は10:50とちょっと早めでした。乗船口でしばらく待つと、下船許可がおりました!
Qは歩いてフェリーを降りて、同乗者のピックアップ場所でK2が迎えにくるのを待ちます。
こんにちは北海道!
11時ジャストに合流、北の大地の旅がはじまりました!
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