2023年も秋たけなわ、秋を感じに奈良、そして和歌山へ。柿、柿の葉寿司、秋ウォーク、紅葉満喫、そして和歌山ラーメン!
2023年秋の奈良和歌山旅、和歌山市から南下して醬油発祥の地とされる湯浅町へ。レトロな町並みをぶらついておいしい醤油をゲットします。
湯浅町ぶらり:醤油発祥の地、レトロな町並みを歩く
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】秋満喫!奈良和歌山旅⑤ 井手商店で和歌山ラーメン
醤油発祥の地・湯浅町へ!
2023年11月、奈良和歌山を旅して秋を満喫している早起き鳥一家です。
奈良では明日香村で史跡ウォークを楽しんで、その後は和歌山の高野山へ。おもいがけず紅葉のピークに訪れることができて、久しぶりに”ザ・日本の秋”を満喫しました。そのあとは和歌山市へ移動して、「丸田屋」「井手商店」と人気の和歌山ラーメンを堪能。そして、今日目指しているのは…。
海南市にある「道の駅海南サクアス」をあとにして、国道42号線を南下しています。今日も快晴、海がきれいに見えますよ~。みかんで有名な有田市を通過して(みかん畑がいっぱい!)湯浅町を目指して走ります。
ところで有田市の名産”有田みかん”って、ずっと”ありた”だと思っていたんですが”ありだ”なんですねえ…。ま、それはさておき、湯浅町に入って重要伝統的建造物群保存地区のあるエリアにやってきましたよ。駐車場は「まちなみの駅湯浅」「湯浅町観光用駐車場」などが無料で駐車できます。
こちらは湯浅醤油の老舗「角長」を「大山堀」から見たところです。いい感じだなあ、時代劇のセットみたい。「角長」は創業は天保十二年(1841年)という老舗、昔ながらの製法で湯浅醤油を作り続けている醤油蔵です。
「角長」の入口がある路地に入っていくと正面に「角長醤油職人蔵」」という小さな資料館があったのでそちらを拝見。醤油づくりの道具や昔のポスターなんかが展示されています。輸出もしていたのか、外国語の入った瓶があったりして興味深いです。
そして、老舗感ただようお向かいの店舗へ。醤油は何種類かあり、見ていると奥から女性が出てきて丁寧に説明してくださいました。そしておススメいただいた「手づくり醤油」と「濁り醤」の小ビンがセットになったものをゲット。
夜に「道の駅海南サクアス」で買ったメッキアジのお刺身で、醤油の食べ比べを。「手づくり醤油」のほうはすっきりとした旨味のある味、そして「濁り醤」のほうは火入れをしていないという製法のためか麹をどこかに感じるような複雑な味がしました。これ、どっちもいいなあ。
角長 : 和歌山県有田郡湯浅町湯浅7
湯浅町の重要伝統的建造物群保存地区をぶらり
「角長」で2種類の醤油をゲットしてお店をあとに、そのまま路地をぶらりと歩きます。
「角長」の前の路地を西に歩いて振り返ってみると、なんかいい感じ~。
ところどころの町屋の格子にこんな小さなギャラリーがあったりして、歩くのが楽しいです。
さらに「ここは乾物屋さん?」というお店(特に目立った看板もなし)で、こんな素朴な焼きもちを見つけました。焼もちを2つ買って、自販機のお茶でおやつタイム。
近くの別のお店では早生の有田みかんを1袋100円で売っていたのでお買い上げ。お店の人とちょっとお話をするとおまけに2個足してくれました。レトロな建物が並ぶ路地が広がっていて、ぶらりとするのが楽しい湯浅町の重要伝統的建造物群保存地区でした。
重要伝統的建造物群保存地区(湯浅町湯浅) : 和歌山県有田郡湯浅町湯浅
「湯浅醤油」で醤油の由来を知る
醬油発祥の地・湯浅町でもうひとつ醤油蔵を訪ねました。国道42号線沿いにある「湯浅醤油有限会社」です。創業1881年、こちらも歴史ある醤油蔵です。
こちらは自由見学できる箇所があるので、見せていただきました。
見学を終えてお店に入ってみると、いろいろ試食(というか味見?)ができますねえ。こういうの楽しい。
そしてここでは「ゆずぽん酢」と「カレー醤油」をゲットしました。
「ゆずぽん酢」はゆずの香りがフレッシュで甘さがなくてきりっとしているのが好みなところ。そして「カレー醤油」、これがおもしろい!
カレーライスにかける醤油として開発されたらしいんですが、醤油自体がスパイシー。といっても醤油にカレー粉まぜました、みたいなザ・カレーの風味でもなく…。カレーライスにもいいけれど、フライにかけたら美味しいんじゃないかなって思いました。使うのが楽しみ~♪
醤油は中国から製法が伝えられた金山寺味噌の醸造工程で出てくる”溜まり”の部分を調味料として改良したというのがはじまりだそうです。「湯浅醤油」の敷地にも「丸新本家」という金山寺味噌のお店がありました。
湯浅醤油有限会社 : 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1464
醬油発祥の地・湯浅町ぶらり、楽しかったです。さあてこの後はスーパーで買い物をしつつ、コインランドリーでお洗濯を。そして「日本のエーゲ海」と呼ばれる場所があるというので行ってみたいと思います。
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