盛夏の8月下旬、長野へ大人の遠足。工場見学のあとは標高1,220mの秘湯、そして爽やかな上高地を歩きます。
旅2日目は上高地にある日本秘湯を守る会の宿「坂巻温泉旅館」宿泊。山の湯宿で癒やしの時間、翌日はバスで上高地へ。
2日目のつづき:上高地の秘湯で一泊

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
上高地の秘湯「坂巻温泉旅館」宿泊
こんにちは、早起き鳥一家です。マイキャンピングカーZIL5で真夏の長野DE大人の遠足2日目です。
大人の遠足1日目は信濃国一ノ宮「諏訪大社上社本宮」で参拝をして、KAGOMEの工場で野菜ジュースの製造工程を見学しました。つまり、歴史と社会科の時間ね(笑)暑いので午後からは下諏訪町「RVパークライト赤砂崎公園」でのんびりと。
2日目の午後は下諏訪町から上高地の秘湯「坂巻温泉旅館」までドライブ。標高1,220メートルにある日本秘湯を守る会の宿です。トンネルとトンネルの間にある一軒宿、旧道は現在の道路と交差する形で建物右手を通っていたそうです。
宿の壁に飾ってあった写真によると、昔はもっとすごい場所にあったのね。現在のお宿からはかなり下に見える谷川沿いで、しかも吊り橋で渡っていたもよう。行ってみたかった!
通された部屋はザ・スタンダードといった感じの和室で、窓際にお決まりの場所もあり。エアコンはナシ、開け放した窓から気持ち良い風が入ってきます。外界とは別世界じゃのう。
チェックイン早々、まだ誰もいないことを期待して露天風呂に行ってみました。宿の外の鉄階段をトントンと下りていくと、殿方のお風呂は丸見え。誰もいないのでパシャリと。
ほどよい温度のいい温泉、いくらでも浸かっていられます。山と緑、そして川音に囲まれた癒やしの時間、最高。
坂巻温泉旅館 : 長野県松本市安曇上高地
▶これまでに巡った日本秘湯を守る会の宿
スタートはここから:2024年 のんびり秋旅in東北 秋田編⑤ 秋田の秘湯・鶴の湯温泉
小浜温泉の良いお宿:2024年 九州ぐるり冬の旅 長崎編④ 旅館國崎で温泉時間
山上の風情あるお宿:2025年 春の東北旅 山形編④ 秘湯・白布温泉西屋
湯めぐり&癒やしの貸切露天:2025年 夏の東北縦断旅⑦ 東鳴子・湯めぐりの宿
上高地「坂巻温泉旅館」の夕食
「いい湯じゃった~」「エアコンなくても涼しくて気持ちい~」と温泉を満喫&部屋でごろごろと過ごした早起き鳥一家。そろそろ夕食のお時間です。
席は窓際、吹き込む風が気持ちいい。山菜の小鉢や天ぷら、牛のバター焼き、
信州サーモンの刺し身(身が透き通って、クセのないおいしさ)に馬刺し(うまい!ウマだけに 笑)
そして焼き加減最高のイワナ。ほどよく水分が抜けて旨味が濃い。身も美味しいんだけど、尻尾についた焦げた塩をちょっと口にして、
地酒「七笑酒造」(長野県木曽町)の純米吟醸をキュッとね。山の幸にうまい地酒、良い時間でした。
給仕をしてくださる方がまた親切で。明日上高地に行くことを話したらアドバイスをくれたり、デザートのスイカ(とてもおいしい)は近くの名産地・波田のものでどこそこで買えますよ、とかいろいろ教えていただきました。
3日目:秘湯から上高地メインエリアへ
山の湯宿「坂巻温泉旅館」の朝
おはようございます、大人の遠足3日目です。早朝に起きられたので、また露天風呂を満喫してきました。夕食の様子から他に4組ほどいたかと思いますが、露天風呂でも内湯でも貸切状態でちょっと嬉しかったです。
朝ごはんは温泉卵に冬瓜の煮物、イワナの甘露煮、おしんこや佃煮などシンプルながら充分なメニュー。独活の葉をちらした自家製味噌のお味噌汁が印象的でした。食後はコーヒー、涼しいからホットがおいしいもん。
このあとチェックアウトの10時まで宿で過ごした早起き鳥一家、ZIL5に戻って一泊旅行の支度をしました。そして、ここから路線バスでマイカー規制のある上高地のメインエリアに向かいます。
「坂巻温泉旅館」は宿泊者の場合、前後何日か(時期や場合によります)車を置かせてもらうことができます。さらに宿泊当日の日帰り入浴(16:00まで)は無料。
さらに宿のホームページから宿泊予約をすると、上高地まで送ってもらえるというサービス(要予約、8:30出発、除外期間あり、復路は自己負担)もあり。
これらを組み合わせると、宿泊して温泉を満喫したら翌朝上高地に送ってもらって観光や散策を楽しむ→路線バスで戻ってきたら、車を出す前にもう一回温泉を満喫♪なんていうことができるワケですねえ。
路線バスで上高地へ
さて、これから我々は上高地に一泊するので、ZIL5は明日まで停めさせていただくことにしました。そして宿のホームページから予約したので上高地に送ってもらうこともできましたが、8:30と時間が早いのでそれはパス。チェックアウト後に10時台のバスで向かうことに。
さて、準備もできたし10:42の路線バスに乗るとしますか。
そして時間通りに上高地行きのバス登場。
バス停に止まるのに、トンネルから車体が出きらないんか(笑)乗ってみると車内はいっぱいで、我々は補助席に。何年ぶりだろ、バスの補助席。ところでこれ、満席だったらどうなるんだろ?と思うQを乗せて、バスは上高地にむけて出発しました。
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください