【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】春の九州5県めぐり⑲ 島原城と湧水庭園四明荘

2022春の九州5県めぐり 長崎南部めぐり キャンピングカーで日本をめぐる旅
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2022年3月下旬スタートのキャンピングカー旅、いよいよ初めての九州上陸です!大分県からスタートして九州北部の5県をめぐります。

旅13日目夕方、3県目の長崎県島原に上陸。翌日は島原城、鯉の泳ぐ町へ。鯉が浮いて見える「水屋敷」を訪ねます。

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13日目のつづき:熊本から3県目長崎へ

旧道の駅?「みずなし本陣ふかえ」に到着

旅13日目の夕方、熊本港から熊本フェリー「オーシャンアロー」に乗って長崎県島原港に上陸です。

いちばん近い道の駅に行きたいところですが…。フェリーの中で探してみるとあった?「道の駅みずなし本陣ふかえ」。だけど、グーグルマップによると閉業!?もう少し調べると、レストラン・売店は閉鎖中、トイレ・駐車場は利用できるもよう。

とりあえず行ってみるとこんな感じでした。トイレもきれいですし、今夜はここにお世話になりたいと思います。目の前にそびえているのは雲仙普賢岳、島原に来たなあ…。

みずなし本陣ふかえ : 長崎県南島原市深江町6077

今夜の車中飯:今まで買ったモノでおいしいアテ

今夜の車中飯、まず並べたのはお酒のアテたち。
旅も13日目になると、食材は旅先で買ったものばかりになりますね~。

左から「道の駅波野」で買った阿蘇高菜の納豆あえ、真ん中上は「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」で買ったごぼうキムチ、下は「おべんとうのヒライ」で買ったイカの塩辛、それから「手のべ冷麺専門店 六盛」のチャーシュー(中華そばにのっていたのがおいしかった)です。

明日からのんびり長崎を旅していきますが、長崎は九州で唯一以前に旅をしたところ。9年前のその時は3泊4日、飛行機とレンタカーで駆け足の旅でした。今回は思い出の場所も訪ねつつ、ゆっくりのんびり旅したいと思います。

14日目:長崎旅は島原ぶらりからスタート!

快晴の島原城へ

おはようございます旅14日目の朝です。昨日フェリーで熊本港から島原港に上陸、今日から3県目になる長崎県を旅します。島原は長崎県の南東部、ここからスタートしてのんびり北上して平戸を目指していきます。ワクワクだ!

今日は朝イチ、島原城へやってきました。

美しい姿のお城ですね~。
島原城は1874年(明治7年)の廃城令により、1876年には天守以下の建造物が破却されてしまいました(もったいない)。昭和に入ってから建物群は復元されて往時の姿を見せてくれます。

櫓の屋根が草ぼうぼうなのがちょっと笑える。

昨日の熊本城(旅の記事はこちらから)の引き続き、島原城のまわりも桜が満開。桜越しに普賢岳が荒々しい姿を見せていました。

島原城 : 長崎県島原市城内1丁目1183−1

島原湧水群・鯉の泳ぐまちぶらり

島原城から歩いて10分ほど、「鯉の泳ぐまち」にやってきました。ここは以前から来てみたかったところ、楽しみにしてきましたよ。

鯉の水辺路という通り、水路が細かくはりめぐらされあちこちから水音がしてきます。写真右のちょっとした水路にも鯉が優雅に泳いでいます。

帰りに通った「サンシャイン中央街」というアーケード通りにもいくつもの水路が横切っていて、こんな素敵な場所も。とにかく水がとってもきれいで、あちこちをサラサラと流れているのがいい感じです。

水屋敷「湧水庭園四明荘」で見た湧水のめぐみ

島原の朝さんぽ、島原城から鯉の水辺路へぶらりと歩いてやってきて豊富な湧水を利用した美しい庭園があるという「湧水庭園四明荘」に着きました。

明治から大正の頃に医師の別宅としてつくられた「四明荘」ですが、

庭園は昭和初期に禅僧を招いて造られたと言われ、色とりどりの鯉が泳ぐ庭園の池へは一日に約3000トンもの清水が流れているそうです。(島原市ホームページより)

3000トン!?想像もつきませんが…。門をくぐってはいってみよう。植え込みと玄関に続く小径、その右わきにはこんこんと湧く泉が。水の透明感がすごい、すごい。

小径の左側に池のある庭園が。透明感がすごい池と優雅に泳ぐ鯉たち、そこに張り出した縁側のある和風邸宅がすばらしい。玄関で声をかけて入園料を払い(本当は券売機が門脇にありました)邸内へ。

係の方がお茶を出してくださり、お話をいろいろ聞かせてくださいました。

こういった豊富な湧水を利用した庭園のある屋敷を「水屋敷」といい、島原にはほかに何か所もあるそうです。「ここより立派な水屋敷もたくさんあるんですよ~」ということですが、多くのお宅は現役で公開されているのは少ないのだとか。

そしてこの「四明荘」、外国の方にとっても人気だそうなんです。和風の建築と庭園の美しさに加えて、豊富な湧水で透明感あふれる池に泳ぐ鯉たち。

そう!こんなふうに鯉が浮いているように見えるんです。

「どうぞ、縁台にすわってゆっくり眺めてください」と言っていただいたので、二人でゆっくりと美しい水の風景を心ゆくまで楽しみました。

湧水庭園四明荘 : 長崎県島原市新町2丁目

島原城、鯉の泳ぐまち、そして四明荘、素敵なところでした!次は以前訪れた雲仙温泉へ、日帰り湯を楽しんでから雲仙地獄をふたたび歩いてみたいと思います。

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