2024年6月、キャンピングカーで4度目の北海道旅へ。涼を求めながら、雄大な風景や夏の味覚を満喫します。
旅30日目は寒い雨の日。網走市にあるレトロ建物を見学したあとは小清水町へ。思い出のラーメンで体をあたためます。
30日目のつづき:網走のレトロ建物、思い出のラーメン
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】夏の北海道旅 紋別網走編② サロマと網走の美味
レトロ建物探訪:「網走市立郷土博物館」
こんにちは、キャンピングカーで日本を旅している早起き鳥一家です。
2024年の夏も北海道にやってきて、涼を求めながらのんびりと北の大地を巡っています。現在いるのは網走市、お気に入りのスーパー「フードマスターベーシック」で食料品の買い出しをすませたところです。地元産のウニにツブ!そして激安弁当!夜が楽しみだなあ…。
ところで今回の旅、寒暖の差がけっこう激しくて。晴れたな~と思うと暑い!雨が降って涼しくなるかな~と思うと涼しさを通り越して寒い!という感じで天気に翻弄されまくりです(笑)ただ、夜は大体涼しくなるのでよく眠れるんだな~。眠れると体調も良いので楽しく旅が続けられています。
そして今日は冷たい雨、裸足でいると足先が冷たくなってくるなあ。これから網走市の東にある小清水町に向かいますが、その前にひとつレトロ建物を探訪しよう。
やってきたのは網走市の中心部の高台にある「網走市立郷土博物館」。外観がユニークですなあ、特に中央の丸い塔は牧場に建つサイロを連想させます。あっ、あれだ、根室の「明治公園」にあるサイロの屋根と似ているんだ。
この建物の設計者は田上義也氏。北海道を拠点に活躍した方で、若い頃はフランク・ロイド・ライトの帝国ホテル建設事務所に入所しライトの影響を受けました。
▶フランク・ロイド・ライトの名建築たち:兵庫県芦屋市の名建築「ヨドコウ迎賓館」、建築やインテリアの教科書に登場する超有名建物・愛知県犬山市博物館明治村「帝国ホテル中央玄関」
館内は地域に住む生物たち、アイヌの文化、開拓時代の遺物などが豊富に展示されています。ずらりと並んだマキリ(小刀)、すべて違う意匠なのが印象的でした。
網走市立郷土博物館 : 北海道網走市桂町1丁目1
網走といえばやっぱりここも!「博物館網走監獄」「監獄食堂」
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】夏旅!北海道 網走北見編⑨ 網走監獄・網走グルメ
ラーメン喫茶「えきばしゃ」で思い出ラーメン
網走市をあとにして東隣りの小清水町を走っています。
市街地をはなれて国道244(391)号線を走っていると、寒々しく波が打ち寄せる海が見えたり、草原が広がっていたり。ぽつんと建つ煉瓦の円筒、きっとサイロの跡だよね。ここは昔牧場だったのかなぁ…。
そしてやってきたのはJR釧網本線・止別(やむべつ)駅にある「ラーメン喫茶えきばしゃ」です。20ン年前の車中泊旅で訪れた思い出のラーメン屋さんです。平日、雨、遅めの時間、にもかかわらず満席、先に待っている人が1組。
前回は窓際で線路が見える席でしたが、今日はカウンター席。忙しくラーメンを作る様子をみながら自分のラーメンが来るのを待ちます。やがてやってきた醤油ラーメン(とチャーシューご飯)、湯気がもわっとめっちゃ熱そう。
麺は黄色くて太いちぢれ麺、しっかりした醤油スープによく合います。20年以上前のことだからさすがに味は覚えていなかったけど、うす寒い雨の日に体を温めてくれる懐かしの一杯でした。
えきばしゃ : 北海道斜里郡小清水町止別1
小清水町「道の駅葉菜野花小清水」へ
雨の午後遅く、「えきばしゃ」から西に引き返して「道の駅葉菜野花小清水」にお世話になることにしました。JR浜小清水と一体になった道の駅の施設には、特産品ショップとレストランが。
敷地内にはセイコーマートやラーメン店、カフェやソフトクリームのお店などいろいろあって楽しい道の駅です。
■ 道の駅葉菜野花(はなやか)小清水 ■
所在地 ▶▶
北海道斜里郡小清水町字浜小清水474-7
環 境 ▶▶
国道391号線沿い、夜の交通量は少ない
駐車場 ▶▶
普通車57(身障者用2)台、大型車9台
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品ショップ、レストラン、セイコーマート、ラーメン店その他
その他 ▶▶
JR浜小清水駅隣接
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
今夜の車中飯:網走のウニと羅臼のツブ
さて今夜のお楽しみ、メインは網走産のウニと羅臼産のツブ貝です。
価格差10倍の地モノ海鮮コンビ、ウニはしっかりした身で口にいれるととろりと甘さが広がります。ま、間違いない!歯ごたえのありそうなツブは細切りにしました。細切りにしてもなおザクッ!とした歯ざわり、そして貝の旨味。こっちもうめ~!
そしてそこに彩り(?)を添えるのが2種の激安弁当たち。
なんと税込みで270円という驚きの価格。左ののり弁(鯖)は塩サバに目玉焼きという和食派にぴったりの組み合わせ。そして右のカツカレーはカツが3切れのってシニアはもうこれで満足、ルーとご飯のバランスも良し。
地元スーパー「フードマスターベーシック」、やっぱりいいわ~。また次に訪れるのが楽しみです。
さて、明日は小清水町の中心部にある日帰り湯「小清水温泉ふれあいセンター」で朝風呂に入ったらコインランドリーでお洗濯。それから西へ移動して北見市へ向かいます。
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