恒例になった秋の東北帰省旅、今回は長野新潟を縦断して山形秋田岩手を旅します。おいしい食、時々観光、そして癒やしの温泉!
秋田編③。鹿角市にある「史跡尾去沢鉱山」で長きにわたる鉱山の歴史を感じます。そのあとは「桜木屋」でぽかぽか広東麺を。
秋田編③:坑道探検とぽかぽか広東麺
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】のんびり秋旅in東北 秋田編② ハチ公のふるさとへ
鹿角市「史跡尾去沢鉱山」で坑道探検
おはようございます、秋の東北をキャンピングカーで旅をしている早起き鳥一家です。
秋田県の沿岸部を北上して能代市へ、そこから内陸へ方向転換して鹿角市にやってきました。昨日は「道の駅かづの あんとらあ」にお世話になって、今日は雨でも楽しめるところへ。
道の駅から5キロのところにある鉱山跡「史跡尾去沢鉱山」にやってきました。日本三大銅山のひとつ、奈良時代から歴史をきざむ鉱山跡を総延長1.7キロの観光坑道で体験できます。入場料は大人ひとり1,000円、大きな無料駐車場あり。
史跡尾去沢鉱山 : 秋田県鹿角市尾去沢獅子沢13−5
「史跡尾去沢鉱山」の標準コースからスタート
「尾去沢鉱山」は奈良時代から銅や金が産出され、東大寺の大仏や岩手県平泉の中尊寺にも金が使われたそうです。坑道が縦横に掘られ、その総延長は江戸時代以前を含めれば800km!!
いざ観光坑道の内部へ。わあ、どこまでも続いていそうやな~。このあたりは近代坑道、床にはトロッコの線路跡が奥へ奥へと続いています。坑道の壁には銅鉱が露出しているところもあり、光の加減で含まれる銅がきらりと輝きます。
あ、「尾去沢鉱山」の全体図だ。こんな風に縦に亀裂が走るようにあるんだね~。
まるで鍾乳洞のような裂け目ですが、はるか上まで杭(?)のような木材が見えています。これも人の手で作り出した景観なんだなあ。下に向かって地面の穴が見えるところもあり、ゾッとするほどそれは深いのでした。
「史跡尾去沢鉱山」の特別コースへ
全長約1.1キロの標準コースの半ばからさらに特別コースへと進むことができます。
こんなに長く鉱山の坑道跡を歩けるところは珍しい気がするなあ。もちろん、行ってみよう。
特別コースも近代坑道の跡ですが、ずっと幅広くなっています。機械化が進んだ結果だろうなあ。
坑内には休憩場や事務所、道具の修理作業をする場所もありました。
古く奈良時代に発見され、江戸時代には南部盛岡藩のもとで採掘が行われ、明治中期以降は岩崎家(三菱)が鉱山経営を行いました。
特別コースから標準コースに戻って、最後の方は「金山奉行所」が再現された古い時代の坑道が見られます。人力に頼っていた時代の、人が這ってしか入れない横穴のような掘削跡がリアルでした。
▶鹿角市から18キロ北、明治期に東洋一の鉱山として栄えた小坂鉱山の痕跡
2021年みちのく夏紀行㉛ 宇樽部キャンプ場2と明治百年通り
▶日本三大銅山のひとつ「別子銅山」へ
2023年初夏の四国旅㉔ 愛媛編その6・旧別子銅山のガイドツアー
鹿角市「桜木屋 花輪店」で広東麺
「史跡尾去沢鉱山」から鹿角市内に戻ってきました。雨のせいでとっても寒い今日のランチは、秋田で人気のラーメン屋さん「桜木屋 花輪店」へ。オープン少し前に着きました、広い駐車場あり。
「ニラそば」と「広東麺」が2大看板なんだね、オープンを待つ人が集まってきてますよ。オープンと同時にほぼ満席に。じゃあ、広東麺お願いします!ライスもひとつ頼んでおこう。
やってきました、熱々あんかけたっぷりの広東麺。
下から麺をひっぱり出してとろーりあんを絡めて、ズルズルっと。けっこう色が濃いですが、味はほどよいなあ。更にたっぷりのあんをちょっとライスにお裾分けして、プチ中華丼完成。うーん、どちらもうまい!
桜木屋 花輪店 : 秋田県鹿角市花輪小深田227外
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さて、今日のお楽しみはまだまだ続きます。温泉どころ秋田県、沿岸部にも山間部にもいい温泉がいっぱい。今日はそのひとつ「後生掛温泉」へ、鹿角八幡平エリアにある好きな温泉のひとつです。温泉でまったりしたあとは、近くにある「後生掛キャンプ場」にお世話になります。
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