暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です!
旅31・32日目は十和田湖畔にある宇樽部キャンプ場に滞在、緑に囲まれてのんびりと過ごしました。そして小坂町の明治百年通りへ。
31日目のつづき2:宇樽部キャンプ場にて
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行㉚ 十和田湖畔・宇樽部キャンプ場1
夕暮れの宇樽部キャンプ場
旅31日目は午前から十和田湖畔の「青森市営宇樽部キャンプ場」に滞在しております。オートキャンプサイトは緑に囲まれた静かなスペース、のんびりのんびりと日が暮れました。
夕暮れ…といっても午後7時くらいなんですが、湖畔をフリーサイトのほうへ歩いて見ました。こういう感じもいいですねえ。今度はフリーサイトを利用してみようかな。
しかし標高400メートルの十和田湖、前日雨だったせいもあってかずいぶん冷えます。気温は18度もない感じで久しぶりに長袖を出しましたよ。今日は外で食べるのはやめてK2のリビングで熱々おでんと焼酎お湯割り 笑
■ 青森市営宇樽部キャンプ場 ■
所在地 ▶▶
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔宇樽部
環 境 ▶▶
十和田湖畔
トイレ ▶▶
洋式、ウォシュレットなし
設 備 ▶▶
管理棟、売店、コインシャワー、コインランドリー、炊事棟
https://www.facebook.com/Utarube/
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
32日目:宇樽部キャンプ場の朝と明治百年通り
宇樽部キャンプ場の朝
おはようございます、宇樽部キャンプ場で迎える朝です。旅32日目になりました。
なんか4時過ぎくらいに目が覚めちゃいまして、湖畔に下りてみました。もうすぐ日が昇るなあ…。とっても穏やかできれいな湖面、サップの人たちが静かに横切っていきました。
早起きして朝焚き火
朝4時起きしたということはチェックアウトの午前10時までは6時間ほどあるね、このまま起きてようか。そして程よく寒いし、これは朝焚き火や!
朝の静かな時間帯に焚き火をするの好きなんですよね~。
ここはフリーサイトからも離れているので、湖岸よりのところで焚火をして緑と湖面を眺めながら日の出を待ちます。あ、Pも起きてきたよ…、焚火で沸かした紅茶をどうぞ。
まぶしいほどに陽が射してきました、なんて気持ちのいい一日の始まり。
このあとはのんびり朝食を食べて、洗い物をすませて。シャワーを浴びに行ったり、洗濯したり。水も汲んだし、K2の中も掃除完了。さあ、旅の続きに出かけますか。宇樽部キャンプ場、とっても素敵なキャンプ場でした。
小坂町・明治百年通りへ
十和田湖畔にある宇樽部キャンプ場をあとにして道を戻ること33キロほど、秋田県小坂町にやってきました。ここ小坂町は幕末期に開発がはじまった鉱山で、明治期には東洋一の鉱山として栄えた町です。一時は採掘が中断されましたが、1990年(平成2年)まで存続していました。
その繁栄の名残が小坂町にある「明治百年通り」に残されているということで、レトロ建物好きの早起き鳥一家、これは見逃せないとやってきました。
県道2号線から明治百年通りに入ると、おお!? 華やかな幟がずらりと!
華やかな幟は芝居小屋「康楽館」のものでした。
鉱山が栄えた頃の小坂町では、労働者を集めるために近代的なインフラ整備を進めました。そのひとつ芝居小屋「康楽館」です。映画のセットみたいで素敵だなあ。
ちょっと長崎県の軍艦島を思い出しました。小さな島にその時代では先端の鉄筋コンクリートアパートがひしめき、娯楽のための映画館やビリヤード場も。鉱山で過酷に働く労働者を集める工夫は、いつの時代も変わらない感じですね。
康楽館 : 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山松ノ下2−番地
明治百年通り沿いにあるレトロ建物たち
先ほどの芝居小屋「康楽館」の横に大きな駐車場があるので、そこにK2を停めて歩いてみます。「康楽館」の写真を撮り終わったら、明治百年通りを北に向かってぶらぶらします。駐車場のすぐ隣には「赤煉瓦倶楽部」というカフェが。
1904年に建築された小坂鉱山の施設を移築・復原したもので、現在はカフェとして営業。柱は木造、壁は煉瓦という貴重な造りです。
明治百年通りをさらに南に歩いて、「小坂鉱山事務所」のお向かいに見えてきたすっきりした白い建物。十字架は見当たらないけど、ちょっと教会風というか。と思ったらここは「天使館」(旧聖園マリア園)という鉱山従業員の子供たちの保育施設でした。(昭和7年建築)
さて、お次は明治百年通りのメインともいえる「小坂鉱山事務所」を見てみたいと思います。
赤煉瓦倶楽部 : 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字古館34番地5
天使館 : 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館35−6
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