【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行㉑ 感動の立佞武多と斜陽館

2021みちのく夏紀行 岩木山と鶴の舞橋 キャンピングカーで日本をめぐる旅
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暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です!

旅24日目、五所川原の立佞武多館で立佞武多のスケールと美に感動したあとは、太宰治の生家「斜陽館」へ!

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24日目のつづき:感動の立佞武多と太宰の斜陽館

五所川原・立佞武多の館へ

午前中つがる市のラーメンショップで朝ラーメン、そして鶴田町にある「鶴の舞橋」で岩木山と美しい橋のコラボを楽しんだあとは五所川原に向かっています。

目指しているのは「立佞武多の館」、夏に開催される「五所川原立佞武多祭り」で運行される立佞武多(たちねぷた)が展示されています。

立佞武多の館に到着(有料駐車場あり、展示室見学は2時間無料)、ずい分立派な建物ですな~。

立佞武多展示室の入場料は大人ひとり650円です。受付をすると「エレベーターで4階に上がってそこからご覧ください」と案内されます。「4階??」と思いながらエレベーターで4階へ。

エレベーターをおりてみると、こんな風に吹き抜けになっています。そして両脇に立佞武多、なるほど大きい建物の意味がわかりました!

立佞武多の館 : 青森県五所川原市大町506−10

感動のスケール!五所川原の立佞武多

エレベーターで4階に上がると目に飛び込んでくるのが立佞武多の上部、顔の部分が目の前にありました。

で、でかい…。20メートル超の立佞武多が堂々と立っています。
勇壮ですな~、すごい!

立佞武多展示室は4階からぐるりとらせん型に回廊があって、立佞武多を一番上から土台の部分まで鑑賞することができます。スクリーン上映を見て祭りの様子や歴史に触れたら、回廊を歩いて立佞武多を見学します。

全体像をおさめようとするとかなり離れないとおさまらない 笑
すごいスケール。

これは中間あたりの高さから見た立佞武多です。360度どこから見ても華やかな装飾に満ちて、すばらしい。お祭り気分になっちゃいますね~。

回廊には立佞武多の歴史や変遷、制作方法などが展示されています。電線の普及で一度は姿を消した立佞武多、復興の気運とともに再興されたそうです。古い佞武多の設計図が見つかったことがきっかけだとか。

祭りで町を巡行する様子もぜひ見てみたいですね~。この立佞武多たちは現役、祭りには展示室の前のガラスのシャッターが開いてそこから出動します。なのでその部分の回廊は可動式の橋になっているんですよ。すごい、ガンダムみたい。(ちょっと違うか)

見学を終えて外に出てみると、この周辺は無電柱化されていて信号機も折りたためるようになっているようでした。すばらしい祭りの伝統、いつまでも受け継がれてほしいです。

立佞武多の館のお隣、「のへ丼」のマルコ―センターへ

立佞武多の館にお隣にある「マルコーセンター」に立ち寄りました。ここは名物「のへ丼」が楽しめます。「のへ」とは「乗せ」のことですね~、釧路の和商市場みたいにご飯を買ってそれぞれの鮮魚店で一切れからお刺身などが買えて自分だけの海鮮丼がつくれます。

中に入ってみると鮮魚店が中心ですが、野菜・果物のお店や、焼き鳥、お惣菜のお店も。これは楽しいなあ。とはいえ、さっきラーメン食べたばっかだし…。

よし、この刺身盛り(500円!)を買って夜は自分たちで海鮮丼にすることにしよう。お店のおじさんと少しおしゃべりをしてお店をあとにしました。

マルコーセンター : 青森県五所川原市大町506−11

太宰治の生家・斜陽館へ

津軽、五所川原といえばやっぱり太宰治が思い浮かびますかねえ。やっぱりここは抑えておこうと太宰治の生家あと「斜陽館」を訪ねることにしました。太宰の生家・津島家は旧金木町、現在の五所川原市金木町にあります。

金木町は五所川原の中心からはかなり離れたところにある小さな町といった印象です。斜陽館の向かいに大きな駐車場(無料)があります。

大地主にして地方財閥・津島家の当主、太宰治の父が明治40年に建てた邸宅です。昭和の頃には売却されて旅館「斜陽館」となり、その後平成になって旧金木町が買い取り現在に至ります。入場料は大人ひとり600円。

斜陽館 : 青森県五所川原市金木町朝日山412−1

太宰治記念館・斜陽館の内部を見学

さて、受付をして内部へ。正面から見るより奥行きがずっと大きいです!1階だけで11室あるそうです。

奥へまっすぐ伸びる広い土間、その先には蔵が3つあります。蔵には太宰治の著作などが展示されています。

土間の一番奥の台所につながる板の間から座敷を見たところです。板の間から和室が3つ連なって奥に行くにつれ床が高くなっていきます。当時のお金で4万円(現在の8億円!)をかけて建設されたそうです。

そして津島家の意向でこの邸宅の周辺に役場、警察署、銀行、郵便局などを配して、町の官庁街をなしていました。現在でも青森銀行と青森信用金庫が斜陽館の目の前にあります。

記念写真:「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」のロケ地・喫茶店駅舎

さて明治期の地方財閥の大邸宅を見学したあとは、十三湖に向かいます。その前にちょっと寄り道、斜陽館からすぐのところにあるロケ地を写真におさめておきたいと思います。

このレトロで可愛らしい建物は「駅舎」という喫茶店。津軽鉄道の芦野公園駅の旧駅舎で、旅番組「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」でヒロシがコーヒーを飲んでいたお店です。記念写真、パチリ。

赤い屋根の喫茶店駅舎 : 青森県五所川原市金木町芦野84−171 津軽鉄道旧芦野公園駅本屋内

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