清澄白河さんぽ【萬年橋・清澄庭園・ブルーボトルコーヒー】

江戸東京東 江戸東京100景
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浮世絵「名所江戸百景」の場所を探してカメラ片手にぶらぶらと。描かれた名所は現在どうなっているのか、なるべく同じアングルで写真を撮っています。さらに、時代小説の舞台やおいしい店を求めて寄り道も。今回は清澄白河周辺をさんぽします。

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清澄白河で名所江戸百景の風景をさがす

浮世絵|名所江戸百景  深川萬年橋 

夏の部 通し番号52
(小名木川河口)
欄干に亀をぶら下げて撮ってみたかった・・・。おもしろい構図の本図ですが真似をして橋の欄干の間から撮りました。本図でぶら下がっている亀は放生会のためのもので、放生会とは亀や鳥などを放してやることで殺生を戒めてご利益を得ようとするものです。

深川萬年橋の現在

隅田川から小名木川へ入る最初の橋が萬年橋です。萬年橋の名は、近くの永代橋の向こうをはって「萬年」としたのだとか。深川に芭蕉庵があったことからこの付近には芭蕉稲荷神社や、芭蕉記念館など松尾芭蕉ゆかりの施設が点在しています。

萬年橋 : 東京都江東区清澄2丁目14−9

名所江戸百景全119枚の図絵 ウィキペディア 名所江戸百景
参考 「江戸切絵図で歩く広重の大江戸名所百景散歩」 人文社

清澄白河で行きたいsocoココ

石マニアにおすすめ!? 清澄庭園

大名の下屋敷だった庭園を明治にはいって岩崎弥太郎が買い取り、整備したのが清澄庭園。広大な敷地は現在は解放公園と有料庭園に別れています。

有料庭園のほうは入場料は150円(一般の場合)、泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」とよばれる広大な庭園です。写真は涼亭という建物でこの日はヨガが行われていました。

この庭園の見どころのひとつが石です。散策すると庭石には伊豆磯石、伊予青石、紀州青石など多種の石があり、わかりやすく石の名前が置かれています。これは、石マニアの方にはおすすめの庭園ですよ。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ

清澄白河の静かな地域にあるブルーボトルコーヒーで散歩の途中の一服を。かわらず人気のようで混みあう店内ですが、席を確保してしばしのカフェタイムです。

ラテアートがかわいい♪

芭蕉そば

萬年橋から少し北、萬年橋北交差点の角にあるのが立食いそば店の「芭蕉そば」です。
松尾芭蕉が萬年橋の近くに庵を構えていたことで、この辺には芭蕉庵史跡展望庭園や芭蕉稲荷神社、江東区芭蕉記念館など芭蕉にまつわる施設が点在しています。お店の名前の由来はやはりそこからかな。

朝から昼過ぎまでの営業で、朝に訪れたときにはサラリーマンが入れ替わり立ち替わりおとずれていました。「芭蕉そば」や「奥の細道うどん」など芭蕉にちなんだメニューも見られます。コシのあるそばにあまり塩味のきつくない出汁でたぬきそば、おいしくいただけました。

清澄庭園 : 東京都江東区清澄二・三丁目
ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ  :  東京都江東区平野1丁目4−8
芭蕉そば  : 東京都江東区常盤1-15-4

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