浮世絵「名所江戸百景」の場所を探してカメラ片手にぶらぶらと。描かれた名所は現在どうなっているのか、なるべく同じアングルで写真を撮っています。さらに、時代小説の舞台やおいしい店を求めて寄り道も。今回は日本橋さんぽその2です。
日本橋北詰で名所江戸百景の風景をさがす
浮世絵|名所江戸百景 する賀てふ
春の部 通し番号8(左右の商家は現在の三越本店にあたる越後屋)
正面にどんと富士山、そこに向かって通りが作られそこに並ぶ商家と行きかう人々。当時の賑わいが伝わります。
江戸っ子は富士山が大好き。富士山が見えるところには「富士見」(富士見町とか富士見坂とか)とつけ、神社の境内にはミニ富士山(鉄砲洲稲荷など)を造って参拝します。富士山がまっすぐに見える通りだから、富士山のある駿河の国から名前をとって「駿河町」。
富士山LOVE!
する賀てふ(駿河町)の現在|日本橋本町、日本橋室町
駿河町の名は現在なくなり、中央区日本橋本町の一部となっています。写真は中央通りから西を向いて、左側の赤い屋根は日本橋三越、右側の重厚な建物は三井住友銀行日本橋支店、通りには「江戸桜通り」という風流な名前がついています。
この通りをさらに西にすすんだ右手には日本銀行本店がいかめしく建っています。左手には日本銀行の貨幣博物館があり、訪れてみたい場所です。
現在でも賑わう楽しい街です♪
名所江戸百景全119枚の図絵 ウィキペディア 名所江戸百景
参考 「江戸切絵図で歩く広重の大江戸名所百景散歩」 人文社
日本橋北詰で行きたいsocoココ
出汁(だし)の街!?日本橋
鰹節などを扱う大和屋や八木町商店など老舗の多い日本橋、コレド室町がオープンした時に話題になったのがにんべんの営む「日本橋 だし場」。かつおだしやかつお昆布だしをカップで味わうというおもしろいショップです。
ストレートのだしのほかにもトマト仕立てや、クリーム仕立てなど興味をそそられるものも。クリーム仕立てを頼んでみました。新しいけどなつかしい味。
他にもコレド室町にはだしの茅乃舎のショップもあり、自分好みのだしを探すには日本橋はおすすめの場所です。
コレド室町2 日本橋 すし釣りきん
だし場でスープを飲んだり、商品をみたりコレド室町をぶらぶらして小腹がすいた時に見つけたのがこの「日本橋 すし釣りきん」です。コレド室町2の地下にある、こじんまりとしたカウンターのみ12席の気軽な店がまえです。
おすすめ(旬の、だったかな?)5貫盛り。金目鯛やあぶり蛸などとても新鮮でおいしくいただきました。シャリもあまり大きくなく、好みでした。
他にもちょい飲みセットやおつまみセットなど、小腹を満たすのにちょうどいいメニューもあり、また立ち寄りたいお店のひとつです。
ミカド珈琲日本橋本店のモカソフト
旧軽井沢にもショップがあって行列ができているミカド珈琲ですが、日本橋のむろまち小路に本店があります。珈琲店のモカソフト、コーヒーの深い風味がたまりません。日本橋のデザートはこれで決まりです。
コーヒー味のスイーツが大好きなんです♪
日本橋だし場 : 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 1F
日本橋すし釣りきん : 東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 B1F
ミカド珈琲店日本橋本店 : 東京都 中央区 日本橋室町 1-6-7
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