爽やかさを求めて6月の北海道へ。まだ見ぬ景色と美味を求めて道央道南を中心に夏の始まりの北海道を旅します。
旅23日目は伊達市の道の駅へ。翌日は洞爺湖近くにある「有珠山西山山麓火口散策路」で自然の脅威にふれます。
22日目のつづき:室蘭市から伊達市へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
伊達市「道の駅だて歴史の杜」へ
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
3年ぶりに訪れた室蘭市。「潮見公園」からの絶景を眺め、「清洋軒」のラーメンを食べて「RVパーク室蘭 ZEKKEI BASE CAMP」に滞在。「むろらん温泉ゆらら」に浸かって、道の駅のソフトクリームを食べて、と室蘭を満喫しました。(2022年の室蘭旅はこちらから)
旅23日目は室蘭市を離れて噴火湾沿いに20キロ西の伊達市へ。夕方近くまで公園駐車場でのんびりしたあとは「道の駅だて歴史の杜」にやってきました。背後に大手門(模擬、中は公園になっています)が見えて、なんだか北海道らしからぬ雰囲気やね。
”伊達”の名前は仙台藩一門の伊達氏から。戊辰戦争敗北後、亘理伊達氏が集団移住をしてきたことが礎になっているそうです。亘理の名は現在も宮城県に亘理郡、亘理町として残っています。亘理の名物は「はらこ飯」、Qの大好物です!あ、話逸れてるぅ(笑)
さて、道の駅のショップに行ってみると、広いお店には野菜がたくさん。他にも特産品がいろいろ並んでいました。パッケージがナイスな「伊達納豆」と、おやつに「ハンサム焼き」を。伊達男=ハンサムか、ちょっと顔がわかりにくいけど美味しいネ。
■ 道の駅だて歴史の杜 ■
所在地 ▶▶
北海道伊達市松ヶ枝町34-1
環 境 ▶▶
国道37号線沿いの市街地、交通量多い
駐車場 ▶▶
普通車166(身障者用5)台、大型車7台、平ら、施設側は静か
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品・農産物ショップ、軽食コーナーなど
その他 ▶▶
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
「ラーメン山岡家」で夜宴会
「道の駅だて歴史の杜」は市街地にあって、周りに飲食店がけっこうあるのが嬉しいところ。晩ごはんは道の駅のお向かいにある「ラーメン山岡家 伊達店」へ。
餃子でビール、そしてラーメンを。いつもは醤油ラーメンを頼みますが、
「豚骨ベースのスープなんだから、塩ラーメンだと九州で食べるような豚骨ラーメンの味なんじゃね?」
とふと思い、塩ラーメンを発注。あ、やっぱり美味しいよ~。トッピングに追加した紅生姜がどんぴしゃ!北海道で九州の味に出会えて、なんだか嬉しい早起き鳥一家なのでした。ちなみに九州・長崎では「えぞっ子ラーメン」に行くのが定番になってます(笑)
ラーメン山岡家 伊達店 : 北海道伊達市舟岡町176−1
23日目:伊達市から洞爺湖町へ
お初だよ、「びっくりドンキー」のモーニング
おはようございます、旅23日目の朝になりました。今朝は「道の駅だて歴史の杜」のお隣りにある「びっくりドンキー」でモーニングをいただきます。
趣のある建物には「びっくりドンキー」と「洋麺茶屋牧家」(パスタのお店)が入っています。
初めて食べる「びっくりドンキー」のモーニング。最安は「卵かけご飯」(330円)から、最高は通常サイズのチーズハンバーグディッシュ(1500円)まで。パンメインもあれば、ライスメインもある豊富なメニュー構成。ドンキーならではのモーニングがいいねということで、
ミニマムおろしそバーグディッシュセット、ミニマムレギュラーバーグディッシュセットをオーダー。ドリンクかみそ汁が選べるのでみそ汁を。美味しいけど、もうちょっとハンバーグが欲しい(笑)
びっくりドンキー 伊達店 : 北海道伊達市梅本町57−1
「有珠山西山山麓火口散策路」で知る自然の脅威
さて、今日は2日ぶりにすっきりと晴れたので、伊達市のコープさっぽろで買い出しを済ませたら洞爺湖方面へ走ります。
最初の立ち寄り地は洞爺湖の南に位置する有珠山のふもと、「有珠山西山山麓火口散策路」です。Googleマップで見ると有料駐車場と無料駐車場がありますが、歩いて5分も変わらない無料駐車場のほうへ。そして駐車場から坂を下って散策路の入口へ。
衝撃的な散策路入口の広場からの眺めです。
案内板の「道路が沼になった!」の通り、途切れたアスファルトの先は網掛けのように道路が奥まで続いていました。2000年に起こった噴火により、写真奥の地帯が隆起。せき止められた地下水などで沼が形成されました。
散策路を進むと、沼を近くから見ることができました。草原に立っているようにに見える”止まれ”の標識、その下にある車の残骸…。奥の傾いた建物はなんだったんだろう。
さらに南にある火口方向に歩いていくと、何段にも道路が隆起したあとが。
隆起した道路の脇に続く散策路の先、高台にある「西山山麓火口散策路 第2展望台」からの眺めです。ハイキングコースのように見えますが、写真左奥の緑に埋もれつつある廃墟はかつてのお菓子工場。その前には左手前にむかって道路が伸びていました。
そこに道があったとは思えない左手の大きな穴は、火口のひとつがあった場所です。別の火口では崖の途中からちぎられたような水道管の断面が見えたり、ボキボキに折れた電柱が埋まっていたり。自然の脅威を思い知らされる景色でした。
西山山麓火口 散策路”無料”駐車場 : 北海道虻田郡洞爺湖町泉222
有珠山西山山麓火口散策路 : 北海道虻田郡洞爺湖町泉
さて、このあとは洞爺湖に近い場所にあるもうひとつの火山遺構へ。さらに洞爺湖畔の温泉に移動して汗を流したいと思います。
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