うどんが食べたい、鶏も食べたい、それから釣りもしたい!という思いを抱えて早起き鳥一家は四国へ。初夏の四国(きっと梅雨に突入)満喫旅です。
愛媛編その7。愛媛県、そして四国最終日。産業遺産「旧端出場水力発電所」を見学、そしてしまなみ海道の絶景スポットへ!
愛媛編その7:旧端出場水力発電所、そしてさよなら四国
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】初夏の四国旅㉔ 愛媛編その6・旧別子銅山のガイドツアー
産業遺産「旧端出場水力発電所」見学
楽しかった四国旅もいよいよ最後、愛媛県西条市の「マイントピア別子」で「東洋のマチュピチュ」といわれる「旧別子銅山 東平地区」のガイドツアーに参加しました。
日本三大銅山といわれる「旧別子銅山」、「マイントピア別子」のある「端出場(はでば)地区」はまだまだ入口、以前は山奥の奥まで鉱山がありました。「東平地区」もそのひとつ、山の中に5,000人もの人が住む集落ができていたそうです。
ガイドツアーから戻って、車内でランチを食べてほっと一息。さて、もう一度出かけるよ。「マイントピア別子」は国領川というきれいな川沿いにありますが、その対岸に古い水力発電所があります。それが「旧端出場水力発電所」、なんと今年から一般公開されたということなんです。
対岸から見た姿は発電所とは思えないレトロで美しい建物です。壁が汚れて見える箇所があるのは、戦時中迷彩色に塗られていた痕跡なんだとか。
橋を渡って対岸へ。古びた鉄橋は「四通橋」、その奥にあるトンネルの入り口に見えるものは「第四通洞」という坑道です。トンネルは穴が貫通しているもの、通洞は坑道なので貫通してはいないんですよ(ガイドさんの受け売り)。どちらも古びて歴史を感じさせます。
高い所から水を落とし水車をまわして発電するのが水力発電ですが、ほかにも周波数変換器とかいろいろ複雑そうな機械が並んでいます。機械はドイツ製、まだ日本には技術がなかったのかな…。
古びた制御盤とレトロなメーターたち。よく見ると、「三菱電機」のマークが入っています。これは国産なのね。
発電のための水車の中身を見ることができるというので、いったん外に出て建物下にある旧吐水口から中へ。ちょっと探検気分。
水車の中はこんな感じです。羽根状じゃなくてカップ状、想像していたのと違いましたが初めて見たので興味深かったです。
「旧端出場水力発電所」、美しい建物に往時の機械、そしてその内部を見られたりしてとても面白かったです。一般公開ははじまりましたがまだ工事中の部分もあり、これからもっと整備される予定のようです。
旧端出場水力発電所 : 愛媛県新居浜市立川町590
絶景スポット「SHIMANAMIモニュメント」で記念撮影
「マイントピア別子」で産業遺産の見学、楽しかったなあ。最後に「別子温泉~天空の湯」でさっぱりして(入浴料大人ひとり600円、ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤーあり)「マイントピア別子」をあとにしました。
考えてみると今日が四国最後の日、しまなみ海道を渡って本州へ移動します。最後にしまなみ海道の絶景スポットといわれる場所へ。
サンライズ糸島(今治市サイクリングターミナル)の駐車場前にある「SHIMANAMIモニュメント」です。いい眺めですな~、パシャリ。
よっしゃ、それじゃしまなみ海道入って帰っていきますか。
楽しかったよ~、四国!ありがとう、またね。
SHIMANAMIモニュメント : 愛媛県今治市砂場町2丁目8 サンライズ糸山
しまなみ海道・大浜パーキングエリアで1泊
しまなみ海道の絶景を楽しみながらドライブして、因島にある大浜パーキングエリアに今夜はお世話になります。
因島はもう広島県、四国から出ちゃったなあ。
早起き鳥一家は大浜パーキングエリアの上り線側にいるんですが、なんとここ横断歩道橋があって下り線側と行き来できますよ。こういうの珍しい気がするなあ。
下り線側のレストランで夜ご飯にしました。レストランの窓からは因島の風景、さて明日からどのルートで静岡の自宅に帰ろうかなぁ。
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