2022年夏、早起き鳥一家はZIL5で初めての長旅へ。涼を求めつつ、静岡から東北へむけてのんびり旅していきます。
旅4日目、早起き鳥一家は山梨県から長野県へ。まずは「鉄道最高地点&標高最高駅」で”涼”を、そして駅ソバを味わいます!
4日目:JR鉄道最高地点、そして野辺山駅へ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】東日本涼さがしの旅④ 清泉寮と道の駅
”涼”ポイント:JR鉄道最高地点
旅4日目の朝、「道の駅南きよさと」をあとにして国道141号線を北上しております。標高もぐんぐん上がっていよいよ山梨県と長野県の県境へ。長野県に入ってすぐのところにお目当ての”涼”ポイントがあります。
それは「JR鉄道最高地点」。JR小海線の清里駅(山梨県)と野辺山駅(長野県)の間にある、普通鉄道で最も標高の高い地点です。標高は1,375メートル、国道141号線から入ってすぐのところにあります。駐車場やきれいなトイレも整備されていました。
駐車場にZIL5を停めて「さあ、撮りに行こうぜ~」と降りたら、寒い、寒いよ~。気温はなんと15度でした!流れてくる霧が冷たいのなんの。
付近には石碑や鉄道神社、そして「レストラン最高地点」なんていうのもありました(蕎麦がおいしいらしいです)。
「電車来ないかな~」とちょっと待ってみましたが、来ず。野辺山駅まで線路沿いにのびる「高原列車通り」にはコスモスがきれいに咲いていたので、またしても「電車来ないかな~」と少し待ってみましたが来ませんでした。
鉄道最高地点 : 長野県南佐久郡南牧村野辺山217−1
”涼”ポイント:JR野辺山駅は標高最高駅
さて、「JR鉄道最高地点」から2キロちょっと「野辺山駅」にやってきました。ここは日本の普通鉄道の駅として標高が最高地点にある駅です。標高1,345メートル、気温は15度、もちろん寒い(笑)
お、ホームに電車が来たよ~!と記念撮影。
駅に行ってみてわかりましたが、前夜の北斗市付近に降った豪雨のせいで小海線は野辺山駅で長野側に折り返し運転するのみ。さっきの最高地点でいくら待っても、電車は来なかったワケだぜ…。
ちょっとユニークな野辺山の駅舎、以前も撮った場所で記念撮影です。
そしてお隣にある野辺山観光案内所(写真の矢印)をのぞいてみると、窓に「立喰そば・うどん」の張り紙が!これは食べよう、あと10分待てばオープンするし。観光案内所自体は9時からやっているので、窓口の人に確認すると「11時からやりますよ」とのこと。待ちます、待ちます。
でも立ち食いのカウンターはあるけど、店らしいものがないなあ…。
11時を待ってふたたび窓口の人に声をかけると、そこで注文できました。メニューは月見、きつね、山菜、かき揚げなど。写真は月見かき揚げそばです。このかき揚げ、野菜だけじゃなくて海老やタコ(たぶん)が入っていてなかなかワザあり。
お蕎麦やお汁も美味しかったですが、なにより熱いのがごちそう。だって、”涼”というよりは今の野辺山駅は”寒”なんだ(笑)写真を撮るのに湯気が邪魔なくらいでした。
野辺山駅 : 長野県南佐久郡南牧村野辺山
カメラポイント:犬神家のロケ地「井出野屋旅館」
野辺山駅をあとにして国道141号線をふたたび北上、佐久市方面に向かいます。途中は高原野菜の畑が広がり、見たこともないようなデッカい農業機械が働いていました。
佐久市で立ち寄りたいと思っていたのが「井出野屋旅館」。佐久市の郊外、中山道の旧望月宿にある旅館です。こちらは映画「犬神家の一族」(1976年、石坂浩二、坂口良子ら出演)のロケ地となりました。依頼を受けてやってきた金田一耕助が宿泊する「那須ホテル」です。
柱には「当旅館は犬神家一族の家がで那須ホテルとして使用された旅館です」の文字。映画ではガラスに書いてある「井出野屋」が「那須ホテル」になっています。
旅館のホームページを見ると、中の広い土間、磨き上げられて黒く光る廊下、と映画の雰囲気がそのままのようです。旅館の主人役で原作者の横溝正史がカメオ出演していたっけ、いつか泊まってみたいなあ…。
井出野屋旅館 : 長野県佐久市望月254
小諸市・マンズワイン小諸ワイナリーへ
4回目のレンタルキャンピングカー旅「キャブコンヴォーンDCで群馬長野旅」で訪れた「マンズワイン小諸ワイナリー」に再訪問。ぶどう畑、きれいな芝生、そして並木道の先に白いワイナリーの建物があります。
並木の右側には「万寿園」という庭園があります。
「万寿園」には樹齢百年(!)を経た善光寺ぶどうの原木があったり、洋風の庭園や茶室のある和風庭園があったりして散策が楽しいです。
さて、ワイナリーの方へ。あ~、以前とはだいぶ様子が変わりましたね…。店内の試飲はなくなって、レストランだった2階は有料試飲が楽しめる場所になっていました。「せっかくだから」とPが勧めてくれたので、4種1,500円の試飲セットを。
1本数千円のワインを4種類、説明を見ながらゆっくり味わいました。
ショップに戻ってお土産の1本を。なんかおいしい肉料理をするときに開けよう、楽しみだな~。
さて、やっぱりまだ小諸佐久周辺も暑いので、次の”涼”ポイント「白樺湖」に移動します。その前にちょっと道の駅に寄ってなにか買い出ししようかな。
マンズワイン 小諸ワイナリー : 長野県小諸市諸375
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