2022年3月下旬スタートのキャンピングカー旅、いよいよ初めての九州上陸です!大分県からスタートして九州北部の5県をめぐります。
旅6日目、宇佐神宮への参拝をすませてお隣り豊後高田市にある昭和の町へ。そのあとは大分スペシャルランチ、安心院(あじむ)のすっぽん料理を!
6日目のつづき:昭和の町がある豊後高田市、そして大分スペシャルランチ!
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】春の九州5県めぐり⑦ 耶馬渓・青の洞門と宇佐神宮
豊後高田市にある「昭和の町」へ!
旅6日目、朝に宇佐神宮へ参拝をして(朝の神社最高!)そのあとはお隣豊後高田市にある「昭和の町」にやってきました。文字通り昭和の街並みが残されたスポットということで楽しみですね~。
まずは駐車場から近い「昭和ロマン蔵」にある「昭和の町案内所」でマップをもらいまして(ここにトイレもあります)、さあぶらりと行ってみましょう!
ここ豊後高田市の「昭和の町」は昭和の頃の商店街の面影が色濃く残されていて、主に駅通り、新町通り、中央通り、宮町通りと4つの商店街があります。まずは昔豊後高田駅があったというバスターミナル前に入り口のある「駅通り商店街」へ。
うーん、よこぞ残してくれましたというこの懐かしい感じ、いいですねえ。
豊後高田は江戸時代から昭和30年代くらいまで海上運輸の要所、そして内陸への陸路の要所として栄えていたそうです。
駅通りにはこんな食堂がありました。建物もいい感じですが、自転車がまたいい!そしてメニューがカレーライス350円(!)、かけうどん200円(!!)と激安。ここでランチもよかったな~。
懐かしい電気屋さんのたたずまい。
そして、レトロな電化製品やポスターたち。
こちらは新町通りのようすです。商店街ごとに街灯のデザインが違いますよ。
「昭和の町」は昔のたたずまいを残しながら、様々な商店やカフェ、食事処が営業しています。
こちらは新町通りにある「昭和の町展示館」です。一見、蔵のような建物ですが旧大分合同銀行の建物ということで、中は銀行らしい重厚なつくり。金庫室もありました。現在は昭和のなつかしグッズが展示されています。
豊後高田市昭和の町:昭和ロマン蔵
「昭和の町」をぐるりと歩いて昭和ロマン蔵にもどってきました。
このボンネットバスも郷愁をさそいますねえ、さすがに乗ったことはないですけど。このボンネットバスは無料で昭和の町を周遊しているそうです。おりしも今日は運休(泣)案内所に展示してある夕暮れに商店街を走るボンネットバスの写真、すごくよかったんだよなあ。
昭和ロマン蔵は無料ゾーンと有料ゾーンがあります。外にずらりと並ぶ昭和レトロな車たちやショップを見るだけでも(この辺は無料)けっこう楽しめました。
豊後高田昭和の町 : 大分県豊後高田市新町
本日のスペシャル飯:安心院のすっぽん料理をやまさ旅館で
温泉王国の大分県、さて名物はなにかいな~と調べてみると…。関サバ、関アジ、臼杵のフグ…。なるほど、海の幸&高級食材の宝庫やね。
ちなみに臼杵のフグは先日ご紹介したフェリーさんふらわあの「半券deお得」(旅の記事はこちらから)を利用して、フグ料理のセットをいただける(3,000円くらい、要予約)お店が臼杵市内に2軒ありましたよ。
さらに探して見つけた大分名物は「安心院のすっぽん」。うん、高級食材やん。(「安心院」は「あじむ」と読みます、地名、ムズカシイ)
全国的に知られるという安心院のすっぽんをお手軽に食べられるなにかはないかと、執拗に調べてみると…。ありましたよ、すっぽん料理専門の「料亭やまさ旅館」で平日昼限定の「すっぽん定食」3,300円(税・サービス料込←ここ大事)でございます。
すっぽんをまだ食べたことのないQ(Pは仕事関係でアリ)、一度は味わってみたい!でもいきなりガチでなくてもいい!と思い、予約しましたよ~。(3日前までに要予約、ネットで予約可能)首尾よく予約もとれて本日のスペシャルランチとなりました。
静かな安心院町の住宅街にあるやまさ旅館、大正6年(1920年)創業の旅館ののれんをくぐると庭の見える個室へ通されました。うーん素敵、落ち着いて食事がいただけますね。
すっぽん定食の内容は、「生血・エンペラの湯引き・煮物・1名様用小鍋・唐揚げ・ご飯・香の物・デザート」。まずはエンペラの湯引きと生血です。エンペラはふぐ皮ポン酢に似てますかね、こりこりと良い食感です。生血はオレンジジュースで割ってあるので、なんなく飲めました。
そして、すっぽん小鍋、唐揚げ、煮物。すっぽんの形の器がカワイイ、鍋の人参もすっぽん形。そしてすっぽんおいしい!唐揚げもおいしいし、鍋もおいしかったです。ボリューム的には少々物足りなくもないですが、すっぽん入門としてはいいんじゃないかなと思います。
以上、Qのすっぽん初体験、おいしい体験でした!
※今回は入口の狭い旅館の駐車場には停められず、下市観光いこいの広場の駐車場を利用させてもらいました。行く前に確認されることをお勧めします。
2023.05追記:テレビで松本清張の特集を見ていたらなんと!ここは清張ごひいきのお店だと知りました。取材などで近くに来た時には決まって訪れ、晩年は取り寄せてやまさ旅館の味を楽しんでいたそうです。
料亭やまさ旅館 : 大分県宇佐市安心院町下毛1785
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