【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　R13秋田山形味めぐり編①

2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます！

旅47日目の朝は大沢温泉湯治屋で迎えました。このあと急遽行き先を変更して秋田へ。おいしいものを探しながら国道13号線を南下していきます！

４７日目：予定変更、岩手県から秋田県へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　岩手で懐かしの味めぐり編⑤

大沢温泉湯治屋で迎える素敵な朝

おはようございます、旅も47日目に入り10月がもうすぐ終わろうとしています。昨日から岩手県花巻市にある大沢温泉湯治屋に滞在しています。写真手前が湯治屋の建物、奥が山水閣（旅館）の建物です。

湯治屋では暖房器具はレンタル制で、こたつしか借りなかったので夜が心配でしたが案外過ごせましたよ　笑　ちなみに朝の最低気温は5度（！）でしたが、部屋の中は何度くらいだったのかなあ。だいぶ冷えましたが、こたつと布団のタッグは強いです。

大沢温泉湯治屋・食事処やはぎで朝ごはん

朝ご飯は食事処やはぎで朝定食をいただきます。
ちょうどよい量の朝ご飯、おいしかったです。ちなみに卵や納豆も50円くらいで追加できます。

今回はGOTOキャンペーンの食事つきプランと地域共通クーポンを利用して、夜、朝とも食事処でいただきました。湯治屋では自炊ができるので、次の機会には自炊しながら何泊かしてみたいなと思っています。

朝ご飯をすませたら帳場へ行って支払いを済ませ、もう一度温泉へ。湯治屋では先に宿代の清算ができるので、チェックアウト時の混雑を避けることができます。あとはチェックアウトぎりぎりまでこたつに入ってのんびりと。

やっぱり大沢温泉はいいなあ～と思いながら宿をあとにしました。また来るぞ。

秋田県に入り、道の駅十文字に立ち寄り

今日は宮城県まで南下して鳴子峡の紅葉を見物して、国道47号線で山形に入るという予定でした。鳴子峡の紅葉は有名だし今日は休日、気になって渋滞情報を調べたところ朝からすでに国道47号線は混雑中！こりゃあかんね～と急遽行き先を変更しました。

岩手県北上市から国道107号線で秋田県横手市に向かい、そこから国道13号線で山形に向かうルートに変更しました。国道107号線は混雑もなくスムーズに秋田入り。横手市からは国道13号線にはいって南下していきます。途中、横手市でみつけた道の駅に立ち寄りました。

なぜか道の駅の前にはふくろうさんがいらっしゃいました。

国道13号線沿いにある道の駅十文字、農産物や特産品が豊富に販売されています。秋から冬に向けてはお漬物の季節、お漬物用の野菜も豊富にありました。

たとえば秋田名物に「いぶりがっこ」がありますが、いぶり済みの大根が10本くらいずつ束で売られていました。これを買っていってそれぞれの家庭の味の「いぶりがっこ」に漬けこまれるんでしょうね。

レストランには十文字名物の中華そばや、横手名物の横手焼きそばがあって地元の味を気軽に楽しむことができます。

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早起き鳥一家が道の駅十文字で買ったもの

道の駅のレストランで食事したかったんですが、すごい混雑ぶり。お買い物だけをすることにしました。お手製の漬物が並ぶ中でおいしそうだったのがこれ、かぶ麹漬です。根元が赤くて細長い、小さい大根のようなかぶのお漬物です。

手に取って「おいしそうだね、これ」と話していたら、隣に立っていたおじさんが「これうちの母ちゃん（奥さん）が漬けたんだ」と話しかけてくれました。おじさんは奥さんが作った漬物を陳列に来ていたんですね～。

あとで食べると塩気と甘みと麹の風味のバランスが良い、パリパリおいしい漬物でした。

そして、野菜売り場で芹（大好き！）を見つけたので、きりたんぽを探して今夜の鍋はきりたんぽ鍋で決まりです。比内地鶏スープ付き、今夜が楽しみ～。

小野小町の郷・道の駅おがちに到着

道の駅十文字で買い物をすませたあとは、国道13号線を南下して湯沢市へ。道の駅おがちに到着しました。道の駅おがちのあるここ湯沢市小野は平安時代の女流歌人小野小町の生誕の地。「市女笠」（当時の女性が旅でかぶる笠）をモチーフにした建物（写真右側）が目を引きます。

ここは特産品ショップやレストランのほかにコインシャワーがあって、旅の者にはとてもありがたい道の駅です。今夜はここにお世話になりたいと思います。

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今夜の車中飯：秋田といえばのきりたんぽ鍋

お昼を食べ損ねて適当にすませたのでお腹は空っき空き、お楽しみのきりたんぽ鍋をたっぷりいただくことにしますよ～。

具材は、鶏肉、きのこ、白菜、ねぎ、しらたき、主役のきりたんぽ、もう一人の主役は芹です。きりたんぽ鍋は芹がないとね～。きりたんぽはレンジでしっかり温めてから鍋に入れます。きりたんぽについていた比内地鶏のスープで煮込めば、おいしい秋田名物の完成です！