暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です!
旅55日目、旅最終日。奈良井宿の朝さんぽから絶メシロードの食堂、そして養命酒の工場見学で締めくくります。
53日目のつづき3:奈良井宿の夜さんぽ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行53 立山黒部アルペンルート・黒部平と黒部ダム
夜の奈良井宿さんぽ
旅54日目、朝から立山黒部アルペンルートの絶景を満喫しました。それから100キロほど南下して塩尻市にある「道の駅奈良井木曽の大橋」におります。地元系のスーパー「ツルヤ」で仕入れた山賊焼きで夕食をすませて、夜の奈良井宿を散歩してみます。
「道の駅奈良井木曾の大橋」の駐車場から出て北へ線路沿いに少し歩くと「奈良井駅南地下道」の入口が見えてきます。水路も一緒にはしっている面白い地下道、これをくぐってしばらく歩くと奈良井宿の下町に出ます。
全長1キロあるという長い奈良井宿の重要伝統的建造物群保存地区、下町、中町、上町とならんでいます。風情があっていいですねえ、静まり返った街並みを少し歩いて戻ります。明日の朝も散歩してみよう。
奈良井駅南地下道を戻って、今度は奈良井川にかかる「木曽の大橋」へ。夜はライトアップされて、おもむきのある木の橋が闇に浮かび上がっています。
奈良井宿 : 長野県塩尻市奈良井
54日目:奈良井宿さんぽと絶メシロード
今日は旅最終日
おはようございます旅54日目の朝になりました。今日は自宅に帰る日、長い旅も今日でおしまいです。
「道の駅奈良井木曾の大橋」のある奈良井は標高約900メートル、涼しくって気持ちのいい朝です。
朝の奈良井宿さんぽ
昨夜と同じように奈良井駅南地下道をくぐって、奈良井宿の街道あとにやってきました。ちょうど江戸側からの宿場の入口、下町の端っこあたりに出ます。さて、さんぽスタート、昨夜も思ったけどすばらしい街並みだなあ…。
朝の奈良井宿、下町付近の景色です。
下町のあたりは道の幅も狭く、小さなお店や宿が立ち並びます。ゆるやかに上町方面に上り坂になっていて、その先には難所の鳥居峠があるので旅人は奈良井宿で難所越えに備えたとか。
奈良井の街道沿いにはいくつか水場が設けられています。
こちらは上町付近の景色、時間が昔に戻っていくようだなあ。
本陣や大きな宿がある上町は道幅も広くなっています。奈良井宿は中山道六十九次のちょうど中間に位置して、奈良井千軒と言われるくらい栄えたそうです。
戻る途中で振り返ってみましたよ、いい雰囲気。
奈良井宿では漆器などの木工業が盛んで、現在でもそういうお店が残っているようです。時代小説「御宿かわせみ」で、木曽漆器にまつわる話があったなあ。江戸で漆器を扱う大店の娘と、奈良井から漆器を卸しにくる若者の話だ…。
どんなところかな?と思っていた奈良井宿、この目で見ることができました。
絶メシロード最終話・食堂SSはここにあった!
昨日、扇沢駅のある大町市から南下、奈良井にむかって国道19号線を走っていたときのこと。もうちょっとで奈良井だな、というあたりで…。
!! あっ、あっ、あった、あった 絶メシ、絶メシ !!
ん?どしたい?
PのテンションにびっくりするQ。なんと最近見ていたドラマ「絶メシロード」の最終話に登場した「食堂SS」を見かけたそうです。これは行ってみたい、けど晩飯は仕入れてしまった…。
「明日の朝食は食堂SSに行こう!」「行こう!」
ということで、朝の奈良井宿さんぽでお腹をすかせて「食堂SS」にやってきました。
「安くてうまい食事のデパート」食堂SSは、ありがたいことに朝6時から営業中です。
すごいメニューの数。定食から丼、単品、そばうどんラーメンの麺類まで確かに「食事のデパート」や。
絶メシロードで食べていた「普通定食」、これはやっぱりいっとこう。エクセルで作ったような文字だけのメニュー表、3分の2が定食で占められています。そのトップに座しているのが「普通定食」、さばの煮つけ定食です。税込600円。
さてここからちょっと迷います。普通定食の味噌汁、これが豚汁や納豆汁に追加料金でアップグレード可能。そして生卵65円などの単品類、なにか付けたくなりますよね~。うーんと考えた末に味噌汁は納豆汁に、そして生卵を追加しましたよ。もうひとつはニラ玉炒め定食にしました。
絶メシロードで「黒い!」と主人公を驚かせていたサバ煮つけ、確かに黒いです。サバ煮というと味噌煮を思い浮かべますが、醤油ベースのこっくりとした味付けです。おいしい。納豆汁もおいしい、ニラ玉炒めもおいしいってことで大満足の朝食になりました。
さて今日はまだ長い、日帰り温泉を探してさっぱりしたあとは駒ヶ根にある養命酒の工場見学をします。楽しみだなあ。
食堂SS : 長野県塩尻市贄川1872
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