暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です!
旅54日目、この旅最後の立ち寄りポイントは駒ヶ根にある養命酒の工場見学です。その前に温泉と伊那名物のローメン♪
54日目のつづき:日帰り温泉と養命酒の工場見学
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行54 奈良井宿と食堂SS
南箕輪村・ふれあい交流センター大芝の湯へ
旅も54日目、最終日を迎えました。木曽の奈良井宿を朝さんぽして、ドラマ「絶メシロード」の舞台となった「食堂SS」で朝ご飯を食べてと、充実のスタートを切っています。お次は温泉じゃ!ということで南箕輪村にある「ふれあい交流センター大芝の湯」にやってきました。
「大芝の湯」は大きな公園「大芝公園」の中にあり、公園には運動施設やキャンプ場、道の駅などなどいろんな施設があります。温泉のオープン時間まで公園内にある静かな駐車場の一角で過ごしましたが、木々に囲まれたとてもいいところでしたよ。
オープン時間になったので「大芝の湯」へ。
大きな日帰り温泉施設です。受付や売店、レストランのある建物からこんな廊下を通って大浴場へ。入浴料は大人ひとり500円(リンスインシャンプー、ボディソープあり、ドライヤーあり)です。洋風な感じの露天風呂、木々に囲まれていて森林浴気分です。
午後イチは駒ヶ根市にある養命酒の工場見学の予約を入れています。ここで食事をすませてしまおうと温泉内のレストランへ。券売機を見ると伊那名物の「ローメン」があるじゃありませんか!?よっしゃここでローメン体験しておこうと頼んでみました。
伊那名物「ローメン」は汁ありタイプと汁なしタイプがあるそうですが、こちらのは汁なしの焼きそばタイプでした。お肉はマトンを使うのがローメンの特徴です。焼きそばにマトンって合うんだな。ちょっと味濃い目に感じましたが、おいしくいただきました!
ふれあい交流センター大芝の湯 : 長野県上伊那郡南箕輪村2358−5
養命酒駒ケ根工場の工場見学へ
南箕輪村「ふれあい交流センター大芝の湯」で温泉とローメンを楽しんで、駒ケ根市にやってきました。ここ駒ヶ根には養命酒の工場があるんですね~、前もってネットで工場見学の予約をしておきました。
工場見学がスタートする受付の建物へ。でっかい養命酒さんがお出迎えです。養命酒やその他の製品、そして過去のプレゼント企画の景品などが展示されています。養命酒とゴルゴ13コラボの景品、欲しかったんだよなあ…。(アタッシュケースにセットされた養命酒とグラス、みたいなモノです)
そしてベンチも養命酒、ふふ。
養命酒駒ケ根工場・健康の森 : 長野県駒ヶ根市赤穂16410
養命酒の工場見学・さまざまな薬草を体感
さて、時間になり見学のスタートです。まずは映像で養命酒の成り立ちから製造方法をわかりやすく説明していただきます。養命酒は「薬酒」、なんとベースは「みりん」なんだそうですよ!そして酒屋ではなく薬局で買うモノなんです。
養命酒の製造工程はみりん造りからはじまって、出来上がったみりんに生薬を抽出していくというものです。みりんづくりの工程や、抽出方法も興味深いですが中でもおもしろかったのがコレです!
養命酒に入っている生薬がずらり、下の引き出しには実物が入っています。
そのうちの何種類かの生薬を実際に見たり触ったり、嗅いだりできます。右は丁子(クローブ)、真ん中はクロモジ、左はなんだっけかな 笑
クローブは甘い香り、クロモジはなんの匂いもしない?ところが枝をパキッと割ってみるとなにか爽やかな香りがしますよ、へ~。クロモジって和菓子を食べる時に使う高級な楊枝に使われる植物ですね。他にも割るとゴムのように粘る樹液が出てくるものなど、おもしろい体験ができました。
養命酒創始400年記念館とショップ
工場見学を終えたあとは、自然豊かな場所にある養命酒工場周辺に広がる森を散策できたりするはずなんですが…。ご時勢のためできませんでした。
ショップに向かう途中にはこんなきれいな流れがありました。
養命酒創始400年記念館にやってきました、ショップとカフェが併設されています。こういう瓶がずらーっと並んでいるの好きなんだな。ショップへ入るまでには歴代の養命酒や歴史が展示されています。
製品紹介のときから目をつけていた「本みりん」と「クラフトジン 香の雫」をお土産にしました。左のドリンクとグミは工場見学のお土産です。
名前は昔から知っているけれど、どういうものかは詳しくは知らなかった養命酒。名前は知っているけれど実際はよく知らない生薬の数々、お勉強になりましたね~。楽しい工場見学でした!
さて、この旅最後の立ち寄りポイント終了です。あとは自宅へむかって安全運転で帰るだけ、今回も楽しい旅になりました!
養命酒 創始400年記念館 : 長野県駒ヶ根市赤穂16410
54日間!キャンピングカーでする東北旅の振り返り
2021年7月下旬、54日間の長旅を無事終えて自宅にたどり着きました。おかげさまで道中トラブルもなく、楽しく旅を終えることができました。
今回は東北の日本海側を中心に、観光や温泉を楽しみながら青森県龍飛崎をめざしました。折り返しからはやはり日本海沿いを今度は釣りを中心に南下、山形での用事をすませて新潟、長野経由で帰宅です。
出発~長野~群馬~栃木 みちのく夏紀行① 中山道と海野宿
福島~山形 みちのく夏紀行③ 白河とら食堂と山間の釣り堀
秋田~青森 みちのく夏紀行⑫ アジ釣りと元滝伏流水
青森龍飛崎到着~秋田~ふたたび青森 みちのく夏紀行㉓ 龍飛崎と青函トンネル
青森~秋田~山形海沿い みちのく夏紀行㊴ 道の駅テイクアウトグルメ
山形内陸~福島~新潟 みちのく夏紀行㊸ 銀山温泉と辛味噌ラーメン
新潟~長野~帰宅 みちのく夏紀行㊽ バスセンターのカレーとぽんしゅ館
名所、絶景、温泉、おいしい食べ物、そして釣り! 東北の魅力をたくさん味わえましたね~。
54日間とずいぶん長い旅ですが、キャンピングカーでの旅はあまり疲れを感じません。「自宅とともに旅をする」という感じで、車に帰ればリラックスできてしまうのです。
これからしばらくはステイホームですが、またどこかの旅の空でお会いできますように。
この旅のシリーズはこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】秋の四国ぐるり旅① 四国の玄関口へ
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