2026年最初の旅は、静岡と南関東での冬旅。行ってみたかった場所&味、そして思い出の場所&味をめぐります。

神奈川編⑥。横須賀沖にある「猿島」へ。船で上陸、ガイド付きツアーで60分の島内探検に出発です。
神奈川編⑥:東京湾に浮かぶ無人島・猿島探検ツアー

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
東京湾唯一の自然島「猿島」へ
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
静岡&南関東の冬旅、我々の現在地は神奈川県横須賀市です。横須賀市の沖に浮かぶ東京湾唯一の自然島「猿島」にやってきました。「三笠桟橋」から出港、約10分の船旅で無人島「猿島」に上陸です。

「猿島」、以前参加したはとバスツアー「ヨコよこストーリー」(けっこうな大食いツアーでした 笑)で「記念艦三笠」を訪れたときに、気になってたんです。船で渡れて、釣りやバーベキューが楽しめたりするらしいと聞いてオモシロそうだな~と。
そのあとしばらく経ってから、「猿島」の歴史遺産が廃墟感たっぷり、そしてジブリの世界を思わせるということで話題になっていました。そこで今回は、ガイド付きで島内をめぐるツアーに参加することに。
上陸した「猿島」、桟橋近くにはビーチ、トイレ、売店、ツアーの受付、軽食コーナーなどがありました。さて、ツアーの受付をすませておこうかな。
三笠桟橋 : 神奈川県横須賀市小川町27−10
猿島桟橋 : 神奈川県横須賀市猿島
「猿島探検ツアー」60分コースに出発
今回我々が参加したのは「猿島探検ツアー 60分アドバンスコース」。
ガイド付きで島をほぼ一周するツアーは、ツアー限定公開で「兵舎・弾薬庫」も見学できます。費用は、猿島への乗船料往復1,600円(平日)、入園料500円、そしてツアーの参加料600円で合計ひとり2,700円でした。
東京湾に浮かぶ自然島「猿島」は、幕末に江戸湾防衛の必要性から台場が築かれました。その後明治期には「東京湾要塞」のひとつ「猿島砲台」として整備がすすめられ、現在も島にはその貴重な歴史遺産が点在しています。

船から見た「猿島」です。西から近づいているところで、島は南北に長い形をしています。その島の中央を南北方向に造られているのが、

この切通し。左、横須賀市側。右、東京湾側。
右側の壁面には土を掘って兵舎や弾薬庫がつくられ、さらにその上に砲台が設けられていました。左側の壁面にはトイレや物置のあとが残されています。
青い服はガイドさん、ツアー参加者はイヤホンガイドを渡されるので少し離れていても説明の声がよく聞こえます。密集する必要ないし、いいなコレ。

役目を終えた歴史遺産は自然に飲み込まれようとしています。この廃墟感、ジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」を思わせるなあ。

レンガ積みで造られている施設たち、「フランス積み」という方法で建造されています。
レンガの長手と小口(短い方)を交互に並べて積み上げる方法。時代が下がると「イギリス積み」(長手で1段、小口で1段を交互に積む)が使われるようになるので、「フランス積み」の建造物は日本でも数少ない貴重な建築遺産です。

切通しのさきには煉瓦造りのトンネルがあちこちに伸びています。その先の高台には大きな砲台あと。デッカイなあ、口径27センチの加豊砲(カノン砲)を撃つ砲台だもんね。

砲台あとの大きさに驚いたあとは、一番の高台にある広場へ。今は立入禁止になっている展望台はその昔、戦隊モノのロケ地になったこともあったそう。今日はいいお天気、海が真っ青だ。
「猿島探検ツアー」限定公開の「兵舎・弾薬庫」へ
島内をくるりと回ったあとは、島内一周ツアー限定公開の「兵舎・弾薬庫」へ。

ガイドさんがカギを開けてくれ、いざ中へ。
こちらは「兵舎」あと。この日はお天気にもかかわらず寒かったので、むしろ中はあたたかい感じがしました。ドア脇の黒い部分はもともとは窓、白い壁面は少ない灯火でも明るさを得られるように。通気口もありましたが、夏はキビシかったろうなあ…。
レンガ積みの壁に白い漆喰で造られている兵舎、仕事が丁寧。ドア枠や窓枠まわりの仕上げなどとてもきれいに施工されています。
このあたりが戦争末期の物資が逼迫した時代につくられた「ひみつ基地ミュージアム」の地下施設と大きく違うところだなあ。あっちは、手掘り跡がそのままのトンネルに、コンクリート部分は木筋(!)だもんね。

次に見学した「弾薬庫」あと。中は「兵舎」と似ていますが、違いが2つ。
1つはすぐ横にある細い通路。これは庫内に直接灯火を置かないためのもの(間の壁にあけられたガラス張りの小窓にランプを置く)。そしてもう1つは写真の「揚弾井(ようだんせい)」。上にある砲台に弾薬を運ぶための施設です。
「兵舎・弾薬庫」見学のあとは、集合場所に戻って60分の「猿島探検ツアー 60分アドバンスコース」は終了。貴重な歴史遺産、そして建築遺産を見学、いろいろ学ぶことがありました。
「ドブ板通り」を通って帰ろう
ふたたび船に乗って「三笠桟橋」に戻ってきました。

最後に、それっぽいお店が並ぶ「ドブ板通り」の雰囲気を楽しんでバス停へ。またバスに揺られて「RVパークみうら」に戻りました。
今夜の車中飯:鈴廣のかまぼこと鶏だんご大根煮
ふう、今日はよう歩きましたなあと、RVパークに戻ってひと息。まずは一杯やりますかあ。

ということで、「鈴廣かまぼこの里」で買ったオードブルかまぼこ「板前ちんみ えび枝豆」をピピっとカットして、キャラブキの佃煮を添えて晩酌スタート。

晩酌の間にコトコト煮込んだ大根と鶏団子、最後に小松菜をたせば栄養もバッチリかな~。今日は寒かったからあったまる一品がいいね。
さて、明日はまた京急バスに乗って、今度は三崎港方面へ。マグロで有名な三崎港、美味しいモノが買えるといいなあ。


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