恒例になった秋の東北帰省旅、今回は長野新潟を縦断して山形秋田岩手を旅します。おいしい食、時々観光、そして癒やしの温泉!
秋田編⑤。秋田県の秘湯「乳頭温泉郷・鶴の湯温泉」に念願の宿泊を。秘湯の風情、温泉と食事を楽しみます。
秋田編⑤:乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」宿泊
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念願の「鶴の湯温泉」、予約がとれたよ!
こんにちは、日本各地をキャンピングカーで旅している早起き鳥一家です。2024年秋も帰省を兼ねた東北旅へ、現在地は秋田県田沢湖に近い山あいにある「乳頭温泉郷」です。
さかのぼること約3週間、旅に出てすぐに思いついたことがひとつ。乳頭温泉郷の「鶴の湯温泉」に泊まれないだろうか…。で、ホームページを見たところ、「日本秘湯を守る会」のホームページからネット予約できることがわかりました。
しかーし、喜ぶのはまだ早い。空きはなかなか出ないんですね~、そして出てもすぐになくなってしまう…。しかし暇人パワーあなどるなかれ。毎日朝晩空きをチェックして1週間あまり、とうとう都合のいい日に予約をとることができました!!
それがまさに今日。楽しみにしていた「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」に宿泊する日なんです。チェックイン時間の15:00にはフロント到着、手続きをして鍵を受け取りました。
それと一緒に日本秘湯を守る会のスタンプ帳をいただきました。会に所属する宿に10泊すれば1泊無料招待になるそうです。期限は3年、また楽しみができたな~。
乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 : 秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50
▶去年は日帰りで「鶴の湯」を楽しみました
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】食と温泉!秋の東北旅 山形発秋田プチ旅①
「鶴の湯温泉」、二号館に宿泊
今回予約がとれたのは湯治棟・二号館の部屋です。
駐車場から宿への入口です。趣ありますよね~。
写真左が「本陣」、灯油ランプの照明が下がる江戸時代からの部屋です。囲炉裏があって部屋で夕食がいただけます。ここはやっぱり人気でなかなか空きは出ませんでした。写真右が「二号館」、我々のお世話になる部屋です。
お風呂や施設の案内のあとに、自分たちの部屋へ。廊下にスリッパを脱いで入る6畳の部屋、あるのは暖房、お茶セット、セーフティボックス、そしてWi-Fi。布団は自分で敷くスタイル、朝夕食ともに食事会場でいただきます。これも気楽でOK。
畳にごろんと。親戚の家に来たみたいで落ち着くなあ。さてっと、早速温泉行きますか!
「鶴の湯温泉」、いい温泉、至福のとき
部屋を出て早速温泉につかりに行きます。
この案内図に乗っているのは、日帰り入浴で利用できるお風呂。内湯が3種類、それに混浴露天風呂が1つ、女性専用露天風呂が1つ。日帰り利用は15:00までなので、そこから後は宿泊者だけの時間になります。
ほかに宿泊者専用のお風呂がいくつかあるので、そこに行ってみました。
まずは貸切風呂が3つ(1つは露天風呂)、空いていれば何回でも入ることができます。おっ、1か所空いてる~。
早速、貸切風呂で乳白色の温泉をのびのび満喫♪
うっひゃ~、やっぱりいい温泉やぁ。
それからこちらも宿泊者専用の内湯、ドライヤーがあるので洗髪はこちらで。あとで、ここにも行ってみようっと。あ、でも明るいうちに風情満点の露天風呂にも行っておきたいなあ。
お楽しみの夕食♪名物の山の芋鍋
二号館に戻って1階にある自販機でチューハイを買って、湯上がりの一杯を。温泉を満喫しては部屋でごろーり。夕飯の時間になったので、本館の大広間へ。やっ、外は冷えるな~。
大広間に入ってみると、囲炉裏でイワナが焼かれておりました。おいしそう♪
膳の前に座ると、並べられたきのこや山菜の料理、秋田の名物いぶりがっこ。ビールで乾杯したら、いただきま~す。このあと、あきたこまちで作っただんごにとろーりあんかけの温まる一品、蒸し鶏の入ったボリュームサラダときまして。さらにイワナの塩焼きがやってきました。
ビールのアテには困らんな~、こりゃ。
と、箸を進めておりますと、
来ましたね~、名物の「山の芋鍋」。
最初の一杯は宿の人がよそってくれますが、あとは自分で囲炉裏にかかった鍋からおかわりをいただけます。
粘りの強い山の芋を団子にしたお鍋、具材たっぷりで滋味深く。山の芋団子は口に入れるとふんわりと、そして味噌仕立ての汁にバターの風味がするような…。そこがミソかな(味噌だけに えへへ)
山の幸を楽しみながら、今夜はちょっと贅沢にイワナの骨酒を。くうぅ、ふぐのひれ酒も良いけど、骨酒もいい、とってもいい!今夜は冷えるからなおさら沁みる、いい味、いい酒、いい夜でした。
「鶴の湯温泉」の爽やかな朝
おはようございます、乳頭温泉郷にある秘湯「鶴の湯温泉」の朝です。
朝日がまぶしい!今日もいい天気になりそうです。
暗いうちに起き出して、貸切風呂をまた満喫。それから部屋でごろごろして~、ウトウトして。
昨日と同じ大広間で朝ごはんをいただきます。うん、ヘルシー&過不足なし、おいしくいただきました。チェックアウト時間が近くなったところで、宿をあとに。日帰り入浴ができる10時前からフロントには行列、今日も秋田の人気秘湯はにぎわいそうです。
さて出発、すこーし寄り道をしたら国道13号線を南下して山形県を目指します。
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