【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　稚内と最北端満喫編①

2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます！

旅１４日目、サロベツ原野を駆け抜けていよいよ稚内入りしました。ここからは「最北端」をキーワードに稚内を楽しみます！

１４日目のつづき：稚内と最北端を満喫する①

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　オロロンライン北上③編

最北端の温泉へ、お出迎えは”鹿でした”

サロベツ原野を過ぎてノシャップ岬の手間にある最北端の温泉を目指していました。近くに民家があるような道道254号線の原っぱで、鹿発見！

びっくりしました…。

最北端の温泉は「稚内温泉童夢」です

鹿に遭遇してから走ることしばらく、「稚内温泉童夢」に到着しました。ここは日本最北端の温泉、記念に入湯証明書を発行してもらえるそうですが…。このご時世で販売は休止していました。

入浴料は大人ひとり600円です。入館したら券売機で入浴料を払って２階へ。お風呂や休憩所は２階にあります。お風呂は広くて種類がいろいろ、露天風呂もあり海の向こうに利尻島がのぞめます。透明なさっぱりした温泉でした。

通路にタオルや髭剃りの自販機がありました。タオルは温泉の名前や最北端の文字が入っているので旅の記念になりそうです。

ノシャップ岬へ

最北端の温泉「稚内温泉童夢」でさっぱり温まったあとは、ノシャップ岬へ。道東にある納沙布岬（日本列島の最東端）と名前が似ていますよね～。

恵山泊漁港公園にノシャップ岬の看板とイルカのかわいらしいモニュメントがあります。ここは夕日の名所だとか。恵山泊漁港公園にはきれいなトイレ、駐車場があります。漁港には釣りをしている人が多くいました。ここ、車中泊にいいかもです。

近くには稚内灯台があります。稚内灯台は日本で２番目の高さ、赤白のカラーは雪のときにも見えやすいように。晴れているにもかかわらず、利尻島や礼文島はよく見えましたがこの日はサハリンは見られませんでした。

最北端の道の駅、道の駅わっかないへ

明日は利尻島へのフェリーに乗るので、念のためドラッグストアで酔い止めを買いました。それから「道の駅わっかない」へ。道の駅わっかないはJR稚内駅に隣接する道の駅、道の駅専用の施設といったものはなくて稚内駅と駅ビルのショップやトイレを利用する形になっています。

JR稚内駅は日本で最北端の駅、そして道の駅わっかないは最北端の道の駅です。

 ▶▶ 北海道の道の駅情報まとめはこちらから

稚内といえばタコしゃぶ、郷土料理車屋源氏へ

今夜は稚内名物、「タコしゃぶ」を食べようと郷土料理の店「車屋源氏」にやってきました。道の駅わっかないから歩いて10分ぐらいだったかな。ほぼオープン時間と同時に入店、すぐ席に通してもらえました。タコしゃぶ２人前にビールを頼んで、待ちます。

人気のお店らしく、あとから入ってくる予約のないお客さんは待たされたり断られたりしていたので、あらかじめ予約をしておいたほうが良いかもしれませんね。

早速注文したタコしゃぶ２人前がテーブルにやってきました！

お店の方が最初に鍋を作ってくださいます。葉物の具はレタス！はじめてです、どんな感じになるんだろう、ワクワク。他に具材はえのき、水菜、ねぎ、長芋など。締めのラーメンがついています。

タコはこんな感じに火を通したら食べごろです！
ほどよく火の通ったタコ、シャキシャキ感の残るレタス、そして秘伝のたれが絶妙においしいです。

冷えたビールがすごく進んであっという間にタコをいただいてしまったので、メニューにある豚肉を追加できるか聞いてみました。たぶんこれは鉄板焼き用の豚だと思いますが、お鍋でいただいても充分おいしいお肉でした。

夜の稚内をほろ酔いでぶらりと

ほろ酔い気分、お腹いっぱいでお店をあとにしました。道の駅が町の中にあるのはとてもありがたいですねえ、ぶらぶら歩いてK２に戻ることにします。

とっぷり日も暮れたお店の前で記念撮影。

道路標識にびっくりです、英語のほかにロシア語も！そういえば、「稚内温泉童夢」でも注意書きにロシア語が並記されていましたね～。そうか、ここは国境の町なのか…。このご時世なので、それらしい人たちは見かけませんでしたが。

このあと、セイコーマートに寄って2次会の準備を　笑
明日の午後はフェリーに乗って利尻島に向かいますよ～、すごく楽しみです。天気がね、ちょっと心配なんですけどね。