【キャンピングカーで日本をめぐる旅2025】春の東北旅 福島編③　飯坂温泉ぶらり

春の関東旅から続く春の東北旅。千葉からともに北上してきた桜前線、福島・山形でも桜と春を満喫します。

福島編③。福島市の郊外にある飯坂温泉をぶらり。かつての豪農・豪商「旧堀切邸」を見学して「波来湯」へ。ランチはおいしいお蕎麦を。

福島編③：飯坂温泉とおいしいお蕎麦

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！

【キャンピングカーで日本をめぐる旅2025】春の東北旅 福島編②　三春滝桜となつかしラーメン

飯坂温泉ぶらりは「波来湯・旧堀切邸お客様駐車場」から

こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
今日は少しゆっくりと起き出して福島市内を北上、「飯坂温泉」にやってきました。「飯坂温泉」といえば古くは、

・「ホテルジュラクよ～ん♪」というお色気たっぷりのCM
・これまたホテルジュラクの雷風呂のCM（←実は浴場の上にボーリング場があっただけらしい　笑）

とお隣り山形県で育った我々にはおもしろCMでおなじみの温泉。福島に住んでいたときにも、餃子がめっちゃ人気のお店がある、「鯖湖湯」というとても古い共同浴場がある、といった程度しか知らず行ったことは数えるほど。

ならばと、改めて「飯坂温泉」をぶらついてみようということになりました。まずやってきたのは「波来湯・旧堀切邸お客様駐車場」（無料）。ここにZIL5を停めて、「旧堀切邸」や「波来湯」、途中の町並みを楽しもうと思います。

飯坂温泉ぶらり①：「旧堀切邸」を見学

「波来湯・旧堀切邸お客様駐車場」からまずぶらりとやってきたのは「旧堀切邸」（入場無料）。

豪農・豪商であった「堀切家」の邸宅を保存しています。「堀切家」は江戸時代に若狭（現在の福井県）から飯坂の地に移住し開墾、大庄屋となって地域の経済に貢献しました。のちの明治期には衆議院議員や東京市長を輩出している名家です。

明治期に建てられた美しい和風邸宅、邸宅の奥にある三つの蔵、福島県内最大最古の土蔵「十間蔵」、当時をしのばせる作業小屋、休憩所、手湯・足湯などがあります。きれいに手入れされた庭も見どころですな～。

「堀切家」の紹介映像を休憩所で見学して、併設する売店で地酒「純米吟醸生酒　摺上川（すりかみがわ）」をゲット。あとで調べると、このお酒は販売店が限られているようなので買っておいて良かったです。

飯坂温泉ぶらり②：「鯖湖湯」、そして「波来湯」へ

飯坂温泉にこんなお屋敷あとがあったなんて知らなかったな～、と「旧堀切邸」をあとにして、お風呂の準備をするためにいったん駐車場へ戻ります。「旧堀切邸」を出て「湯沢通り」を南へ。

少し歩くと見えてくるのが共同浴場「鯖湖湯」（写真奥の建物）です。飯坂温泉で一番古い湯で、松尾芭蕉もこの湯に入ったとか。趣ある建物がいいですよねえ、でもここの湯はかなり熱いのでご注意。

そして「鯖湖湯」から「波来湯・旧堀切邸お客様駐車場」へ戻る道にはレトロな建物が点在していて、歩くのが楽しいです。さ、駐車場に戻ったらお風呂セットを持って「波来湯」に行こう。

摺上川沿いにある「波来湯」の手前にはかわいらしい八重桜が咲きこぼれていました。

そして開湯から1200年の歴史があるという「波来湯」到着。「小さくね！？」と思ったらここからエレベーターで降りた階下にお風呂がありました。

こちらは「鯖湖湯」より温度が低め、入浴料は大人ひとり500円（ドライヤーのみあり）。こじんまりしたお風呂ですが、ぬるめと熱めの２つあり。Qはぬるめがちょうど良かったです。

飯坂温泉近く「そば処 どう楽」でおいしいお蕎麦

さ～てそろそろお昼の時間。飯坂温泉からすぐ近くにPが見つけた良さげなお蕎麦屋さん「そば処どう楽」にやってきました。「波来湯・旧堀切邸お客様駐車場」から約３キロ、住宅と畑が入り交じるのどかな場所にあるお店です。

お店の前と道路の向かい側に駐車場あり。すでに車はほぼいっぱい、幹線道路からはずれた場所なのに皆さんよくご存知だなあ。店内もほぼ満席や。

座敷に落ち着いて天ざるを注文。衣が薄くさっくり揚がった天ぷら、良いですねえ。野菜って天ぷらにすると旨味が閉じ込められて美味しいよね。

そして光り輝くお蕎麦をつるりと。細麺ながらしっかりとした噛み応えで、「あぁ、おいしい蕎麦を食べてるなあ」と感じさせてくれます。うん、いいお店を見つけましたよ。

福島市郊外の歴史ある湯「飯坂温泉」ぶらり、楽しかったなあ。さてお次は…。実は今日はPの誕生日、夜はお誕生日会を開催予定。福島県民の記念日御用達レストランだという「メヒコ」でテイクアウトをして準備したいと思います。