2023年の夏、早起き鳥一家は北の大地へ。約束の地から旅をスタートして道東へ、最東端・納沙布岬をめざします。そのあとは涼を求めて気まぐれ旅~。
旅5日目のつづき。帯広をあとにして池田町にある「いけだワイン城」へ。ワインを1本手にして、名物駅や絶景ポイントなどいよいよ寄り道。
5日目のつづき:いけだワイン城、そして寄り道いろいろ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】夏旅!北海道 日高十勝編④ 幸福駅・愛国駅・帯広グルメ
池田町「いけだワイン城」へ
旅5日目の午後でございます。午前中は帯広市観光&グルメ、23年前に訪れた「幸福駅」「愛国駅」を再び訪問。しばし思い出にひたりましてその後は「やよい乃湯」でさっぱり、そして「十勝豚丼いっぴん 帯広本店」で豚丼をいただきました。いや~、おいしかった!
さらに帯広・釧路にお店を展開する「インデアンカレー」でテイクアウト、ご当地グルメを夕飯用に確保して帯広をあとにしました。そしてやってきたのは帯広市の東、池田町にある「いけだワイン城」です。
「いけだワイン城」、ショップと自由見学できるエリアがあります。こちらは地下にあるワインカーヴ。手前には大きなワイン樽を飾りに使ったかっこいいバーカウンターも。とはいえ、現在は眺めるだけのようです、残念。
でも、ショップのほうで有料試飲が楽しめます。飲み比べの試飲セットもあれば、単品での試飲も豊富、これは楽しいですねえ。
今回はおいしそうなこの1本をゲット。「ツバイゲルト2019年」、「果実味のある香り、ほど良い酸味とやわらかなタンニンのバランスが良く優雅な味わいのワインです」との説明。これは気に入りそう、いずれ肉と一緒に呑んでみよう。
いけだワイン城 : 北海道中川郡池田町清見 83番地4
豊頃町で寄り道①:とおふつ駅は10ドル駅
一度太平洋沿いから内陸の帯広に向かった早起き鳥一家、池田町にあるワイナリー「いけだワイン城」をあとにして太平洋に出るべく南下します。通過する豊頃町で寄り道をふたつ。まず一つめは、
JR根室本線「とおふつ駅」。とおふつは漢字だと十弗、
そう10$駅なんですな~。そもそも「とおふつ」はアイヌ語の「トプッ(to-put)」(沼の・口)に由来する地名。静かな集落にあるユニークな名前の駅でした。
十弗(とおふつ)駅 : 北海道中川郡豊頃町十弗宝町
豊頃町で寄り道②:思い出のハルニレの木
池田町の「いけだワイン城」から南下して豊頃町の「十弗駅」、そしてさらに南下して「ハルニレの木」にやってきました。
豊頃町のカントリーサインにもなっている「ハルニレの木」、十勝川の河川敷にあるこのハルニレ(奥のほう)は日立の「この木なんの木」のモデルじゃないかと注目を浴びました。(実際は違うのですが)
23年前にも訪れたこの場所、ハルニレも23年分大きくなったのかなあ。河川敷には「熊出没注意」の看板、これ以上近寄る気にはなれませんでした(笑)
ハルニレの木 : 北海道中川郡豊頃町幌岡
浦幌町の絶景スポット「昆布刈石展望台」
豊頃町の「ハルニレの木」からさら南下、国道38号線から道道1038号線で太平洋沿いへ。海の「う」の字も見えませんが、海の絶景が見えるというスポットを目指しています。途中お目当ての標識を見つけて脇道へ。あっ、しまったダートだったか!
800メートルほどの砂利道をゆっくり走って(道幅は狭くないのでセーフ)着いたのは「昆布刈石展望台」。展望台とはいっても、写真のようなモニュメントと、手すりのついた小さな空き地のようなスペースがあるだけ。
とはいえ、すばらしい絶景がおがめますよ。この日は曇りで緑の断崖と荒々しく波が打ち付けるグレーの海という荒涼とした景色でしたが、晴れの日は真っ青な美しい海が見られるんじゃないかと思います。
昆布刈石展望台 : 北海道十勝郡浦幌町昆布刈石
白糠町「道の駅しらぬか恋問」へ
「昆布刈石展望台」から道道1038号線に戻り、さらに北東に進んで国道38号線へ合流。ここでちょうど2台連なるキャブコンさんの後ろにつくことになり、合計3台のキャブコンキャラバン状態に(笑)しばらくご一緒して我々はセイコーマートに寄ったのでそこでお別れ。
今日最後にたどり着いたのは、白糠町にある「道の駅しらぬか恋問」です。
海が目の前、特産物ショップには海産物や加工品がたくさん並んでいます。表にあるお店でタコザンギを注文。注文してから揚げてくれて、しばらく待つと「熱いから気を付けてね!」と渡してくれます。今日最初のビールのアテはこれで決まり。
暮れてから窓の外を見ていると、草むらのわきをスーっと歩いていく動物あり。「おっ、ネコか?」と思って目をやるとなんとキタキツネでした!ここまで馬、鹿、牛は毎日のように見ましたが、はじめてですね~。こんな場所にもいるんだな。
■ 道の駅しらぬか恋問 ■
所在地 ▶▶
北海道白糠郡白糠町コイトイ40-3
環 境 ▶▶
国道38号線沿い、夜の交通量は少ない
駐車場 ▶▶
普通車66(身障者用2)台、大型車14台、やや傾斜あり
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産物ショップ、レストラン、ラーメン寶龍、軽食売店など
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 北海道の道の駅情報まとめはこちらから
明日はお隣り釧路市へ。朝イチは「釧路湿原」を展望できるスポットへ、そしてお昼はおいしい回転ずしを。それから気になる地元スーパーで買い出しをしたいと思います。
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