最初にキャンピングカー旅をしたあの場所へ。
はじめてキャンピングカーをレンタルして旅した四国、懐かしいこの地に自分のキャンピングカーでやってきました!思い出の場所、初めての場所、秋の四国をゆっくりじっくり巡る旅です。
旅6日目のスタートは朝さんぽから。四国八十八か所一番札所の霊山寺、そして第一次世界大戦時にドイツ兵捕虜の収容所だった場所を訪ねます。
5日目のつづき:四国本土上陸、そして道の駅第九の里へ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】秋の四国ぐるり旅⑥ 大塚国際美術館の一日
あ、四国に上陸したなと思う風景
大塚国際美術館でアートの世界にひたったあとは、小鳴門橋を渡っていよいよ四国本土(?)に上陸です。
この景色、前回も見た覚えあるわ。不思議なことにこういうなんでもない風景が印象に残っていたりするんですよね。
10年ぶりです、鳴門市・道の駅第九の里
以前徳島に来たときより鳴門市にもだいぶ道の駅が増えたような気がしますが、10年前にもお世話になった「道の駅第九の里」にやってきました。
正直前回のときは真っ暗になってから着いて、翌朝うずしおを見る観光船に乗るために急いで出たのでほとんど記憶にないんです。ただ最初の夜でレンタルしたキャンピングカー「インディ727」の慣れないベッド展開に四苦八苦した思い出が 笑(そのときの旅の様子はこちらから)
当時は「第九の里」という道の駅の名前についての疑問だけが残ったんですが…。少し前に「バルトの楽園」という映画を見て疑問が解決しました。
この近くには「板東俘虜収容所」というドイツ兵の俘虜収容施設が戦時中にあり、日本で初めて第九が演奏されたのはその収容所でのことだったということなんですね。道の駅第九の里には板東俘虜収容所にまつわるものがいろいろあります。
写真手前の物産館の建物は板東俘虜収容所の建物を移築したもので、国の登録有形文化財になっています。中には特産品ショップとカフェがあります。徳島の産品がいろいろありますね~、そしてすだちも安い!すだち好きなんだよね~。徳島ラーメンや半田めんなども販売されています。
写真奥にある洋館は「鳴門市ドイツ館」です。板東俘虜収容所は捕虜の自主的な活動を尊重し、人道的かつ友好的な扱いで評価を受けました。ドイツ館では当時の様子や地元の人々との交流の様子などが展示されているそうです。
■ 道の駅第九の里 ■
所在地 ▶▶
徳島県鳴門市大麻町桧字東山田53
環 境 ▶▶
県道41号線沿い、静か
駐車場 ▶▶
普通車63(身障者用3)台、大型車10台、ほぼ平ら、資料館をはさんで2か所に分かれている
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品ショップ、カフェ、ドイツ館、賀川豊彦記念館など
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 徳島県の道の駅情報まとめはこちらから
今夜の車中飯:味付け牛肉と茄子の炒め物
今日はカンタンに(いつもカンタンですが 笑)味付けの焼肉用牛肉と茄子で炒め物です。焼肉用の甘辛い味付けがナスによく合います。
ご飯にもビールにも合うんですわ、コレ。
6日目:朝さんぽで一番札所に参拝、そして板東俘虜収容所跡地へ
朝さんぽ①:四国八十八か所・一番札所霊山寺へ
おはようございます旅6日目の朝です。朝さんぽで四国八十八か所の一番札所である霊山寺、そして板東俘虜収容所跡地を訪れたいと思います。まずは霊山寺へ、道の駅からは900メートルくらいの距離です。朝の空気が気持ちいいです。
四国八十八か所巡礼の最初の地である一番札所霊山寺、10年ぶりにまた来ることができました。四国を旅したそもそものきっかけは「水曜どうでしょう」の「四国八十八か所」です。それとその前段にある「絵はがきの旅」でも訪れていました!なにをやっても四国に呼ばれるどうでしょうの面々 笑
写真は霊山寺の多宝塔です。「水曜どうでしょう 絵はがきの旅」では、この前でミスターと大泉洋がお遍路姿で絵はがきの構図を再現していました 笑 同じポーズで記念撮影しようかな。
釣り燈篭が美しい霊山寺の本堂に参拝します。また参拝することができた幸せに感謝。
霊山寺の売店で納札を買いました。今回は四国八十八か所のお寺を参拝するときには1枚1枚納めていきたいと思います。
四国八十八か所一番札所 霊山寺 : 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
朝さんぽ②:板東俘虜収容所あとへ
霊山寺での参拝を終えて、次は「道の駅第九の里」の名前に関連している「板東俘虜収容所」に歩いていきます。霊山寺からは800メートルほどです。
板東俘虜収容所は第一次世界大戦中にドイツ兵捕虜の収容所となっていた場所です。当時の建物はあまり残っていませんが、公園として整備されています。これは残っている数少ない建造物、第2給水施設です。写真左の道を奥に歩いて行くとドイツ兵の慰霊碑があります。
公園の奥の貯水池わきには、所内で死去したドイツ兵の慰霊碑が2つ立っています。小さいほうの慰霊碑の前にはドイツビールらしき瓶が何本か供えられていました。
慰霊碑を手を合わせて道の駅第九の里に戻ります。道の駅までは700メートルほど、合計2.5キロの朝さんぽでした。今日はこのあと香川方面へ移動していきます。やっぱりランチはうどんで決まり!?
板東俘虜収容所跡地(ドイツ村公演) : 徳島県鳴門市大麻町桧丸山
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