2021年3月下旬、フェリーで三重へ渡りました。そこから桜を求めて奈良へ、京都へ。近畿を旅したその後は、山陰へ足を伸ばして下関まで大横断!感動とワクワクのキャンピングカー旅です。
旅16日目のつづきは、丹後半島をドライブ。浦嶋太郎を祀る神社、丹後半島最北端の灯台、そしてあの高級ガニが揚がる間人漁港近くの温泉へ。
旅16日目のつづき:丹後半島を伊根~間人までドライブ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】近畿~山陰大横断の春旅 ⑱ 天橋立ウォークと伊根の舟屋
歴史ある浦嶋神社へ参拝
旅16日目、朝は伊根湾巡り遊覧船で伊根の舟屋群を海から見ました。海に浮かぶように並ぶ舟屋群、印象的でした。このあとは丹後半島をドライブしようということで、まずは国道178号線を北上しています。同じ伊根町にある浦嶋神社にやってきました。
浦嶋神社のご祭神は浦嶋子、かの有名な浦嶋太郎です。日本で知らない人は少ないだろうというくらい有名な「浦島伝説」の主人公ですよね~。浦嶋太郎をお祀りする神社があったとは…。
国道178号線の浦嶋交差点からすぐのところにあります。駐車場は普通車が25台ほど、大型車(バス)の駐車場が2台分あります。公園脇の参道を通って、神社の境内へ。
なんとも古めかしい狛犬さんが出迎えてくれました。
1884年(明治17年)が最後の御遷宮(建て替え)だという本殿・拝殿も古めかしい…。本殿と拝殿が一体になった「権現造」という様式らしいですが、正面が土間になっていてちょっと変わった造りだなあ…。浦嶋神社は2025年で創祀なんと1200年になるそうです。
人もほとんどおらず、静かで不思議な雰囲気の神社でした。
浦嶋神社 : 京都府与謝郡伊根町字本庄浜141
丹後半島の先端、経ヶ岬灯台への険しい道のり
浦嶋神社をあとにしてさらに国道178号線を北上、丹後半島の先端にある経ヶ岬灯台を訪れようと手前にある経ヶ岬灯台の駐車場にやってきました。海の方へ行けばとても眺めがよく、東屋でお弁当を食べている人もいました。駐車台数も多く、トイレも整備されています。
さて、ここから経ヶ岬灯台をめざして遊歩道を歩いていきたいと思います。距離にして400メートルくらいのようなんですが…。
もしや、ずっと登り!?
全体の3分の2は上り階段のなかなかハードな行程でした。
袖志園地(経ヶ岬駐車場) : 京都府京丹後市丹後町袖志
経ヶ岬灯台と美しい日本海
途中から上り階段はゆるやかに、はるか下に見えるきれいな海を見ながら歩くと経ヶ岬灯台が見えてきました!
丹後半島の最北端、そして近畿最北端にある灯台です。
「初點 明治三十一年 十二月」
海抜148mの断崖の上に建つ歴史ある灯台です。使われている第一等レンズは日本でも5か所にしかないのだとか。能登の禄剛崎灯台もそうでしたが(旅の記事はこちらから)高いところにある灯台って、灯台自体はあまり高くないんだな~。(あたりまえか)
灯台の手すりからのぞくとこんな美しい海が見えました。
経ヶ岬灯台 : 京都府京丹後市丹後町袖志
道の駅てんきてんき丹後のフードコートでランチ
経ヶ岬灯台駐車場から国道178号線に戻って、海の景色を見ながら15キロほどドライブ。「道の駅てんきてんき丹後」にやってきました。お昼も過ぎたので、ここのフードコートでランチ。
日替わりのランチ。今日はサワラのフライでした。近くの間人(たいざ)漁港で上がったサワラで、自分が思っているサワラよりクセがなくてすごくおいしい!
こちらはサバカレー。サバが細かくなっているので食べやすいかな。
■ 道の駅てんきてんき丹後 ■
所在地 ▶▶
京都府京丹後市丹後町竹野313-1
環 境 ▶▶
国道178号線沿い、夜は交通量少ない
駐車場 ▶▶
普通車37(身障者用1)台、大型4台、平ら
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品ショップ、フードコートなど
その他 ▶▶
徒歩圏内に日帰り入浴できる温泉あり
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 京都府の道の駅情報まとめはこちらから
間人漁港近くのスーパーでお買い物
道の駅てんきてんき丹後をいったん離れて、間人漁港近くの小さいスーパー「にしがき 間人店」にお買い物にやってきました。今夜の晩ごはんを物色…。
「日替わり特価! 牛肉チーズプルコギ」ふむ、自分じゃ絶対に思いつかないこれにするか。
にしがき間人店 : 京都府京丹後市丹後町間人2695
はしうど荘で日帰り入浴
道の駅てんきてんき丹後に戻ってきました。晩ごはん前に歩いて行けるところにある「丹後温泉 はしうど荘」で日帰り入浴したいと思います。平日の日帰り入浴は16:00から、大人ひとり500円です。
露天風呂からは海と京都百景の「立岩」が眺められます。あたたまるいい温泉でした。
ところで「はしうど」は漢字で書けば間人、この辺の地名は間人(たいざ)です。まあ、間人は「たいざ」とは普通は読めませんよね。
間人(はしうど)は元は間人(はしうど)皇后、聖徳太子のお母さんからこの土地に送られた名前です。そのまま使うのは畏れ多いということで、皇后がこの地から退座されたことにちなんで「たいざ」と呼ぶことにしたのですね。
そして「間人(たいざ)ガニ」は京丹後の超高級ブランド蟹の名前。ああ、食べてみたい…。
はしうど荘 : 京都府京丹後市丹後町間人632−1
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