マイキャンピングカーK2、2021年の快適化その4はフットレストを運転席に設置する!です。そして冬旅の味方FFヒーターにトラブルが発生…。
前回の記事はこちら
【キャンピングカー快適化 2021】その3 スライドドアまわりの快適化
運転席にフットレストをつくろう
輸入車あるある!?運転席と助手席のカンケイ
早起き鳥一家の愛車「リビングストーンK2」は、FIAT社のデュカトがベース車。日本仕様で右ハンドルになっていますが、元は左ハンドルの車なんです。デュカトは元々ポーターという配達用のバンということでこういう仕様なのかな?
乗ってみて気づいた「輸入車あるある」が2つあります。
ひとつは、エアコンの足元の送風口がコンーソルの後ろまでで右側の運転席(元助手席)の足元までダクトが延長されていないこと。※左側の助手席には送風ダクトが延長されています。
このことはK2購入前にSNSで送風口の延長という記事を見て知ってはいたんですが、実際に乗ってみると助手席と運転席の足元に温度差を感じます。でも東北での生活が長った早起き鳥一家、Qは寒がり、Pは暑がりでこの温度差はちょうどいいかも。それにスキーもやらなくなったし、なにより厳しい冬を十二分に堪能したしで、これからも寒冷地へ行くこともあまりないというか行きたくないし…。これは取り敢えず後回しでもいいかなと。
もうひとつは、運転席(元は助手席)にフットレストがないこと。下の写真は助手席(元は運転席)にあるフットレストです。これが運転席側にもほしいところ。
と言うことで今回の快適化は、ワインディングロードをドリフトで華麗に攻め込むためにもフットレストは欲しい!(笑) …いやいや長期間の旅や長距離ドライブをしていると足首を同じ角度で運転し続けるのは結構疲れやすいので、お手軽フットレスト設置にチャレンジしました。
市販品のシューズホルダーをフットレストに加工
あまり費用をかけずに作ってみたいということで、材料として思いついたのが、住宅のドアで床に置いて扉を開いた状態をキープするドアストッパー(100均でも売ってるやつ)、もうひとつはシューズホルダーです。これは靴を下駄箱などへ効率的に収納するためのアイディア商品ですが、Amazonで角度が調節できて大きさも丁度良さそうなやつを見つけました。
さっそくAmazonでポチっと…。(1,380円でした)
このままだとサイズが大きいのでこんな感じで上下ともカットします。角度を決めたら固いウレタンフォームを詰めて接着剤で固定しました。それから底面に面ファスナーの接着タイプを貼りました。これでカーペットに密着して動かないはずです。
設置してみました。面ファスナーでカーペットにうまく固定できています。万一はずれてもブレーキの下に入りこまないサイズなのでこれもOK。
ちょっと足を乗せてみると…。
このでっぱりは要らないのでカットすることにして、あとは足を乗せる面が滑りやすいのでなにか対策をすれば完成といえそうです。
フットレスト完成!
角度もちょうどよし、強く踏み込んでも大丈夫!そしてなんといっても材料費をおさえてうまくできました! P:よしっコーナー攻めてくるぞ! Q:じゃ秋名山で豆腐屋とバトルして勝ってきな!! P:!!!ごめんなさい・・・。
家で録画したテレビ番組をキャンピングカーで見る
長旅でのくつろぎタイムをどう過ごす?
K2にはタブレット、ノートPC、モバイルプロジェクター、Amazonエコーを携行しています。
タブレットはカーナビ、Amazonミュージック、radikoなど主に運転中に使っています。くつろぎタイムでも動画を見たり、テレビを見たりといろいろ便利です。
Amazonエコーはダイネットのテーブルに置いて、ラジオや音楽を聴いたり、ニュースを聞いたり。朝のごはんタイムはラジオを聴きながらというのが定番になっています。声で操作できるのでPC作業をしながらの「ながら聞き」にも便利です。
動画などを大きい画面で見たい場合はノートPCで、映画をゆっくり見ようといったときにはモバイルプロジェクターで。(モバイルプロジェクターの記事はこちらから)
2020年は北海道東北旅で52日間という長旅をしました。長旅をしていると、
・テレビがつまらないけど、お気に入り動画もそうそう毎日更新されるワケじゃないので見るものがなくなってくる
・一方、家では録画予約した番組がどんどん溜まっている
という問題が。ふむ、家で録画している番組を次の旅に持ち出せれば問題解決!?ということで色々探してみました。
そして見つけたのがキャプチャーボードです。小さくて、お手頃価格(2,358円)。
テレビ番組を録画しているハードディスクから普段使っていないBD・HDDレコーダーにデータを移動して持ち出します。そしてこのキャプチャーボードでノートPCにつなぐと、PCをモニターにしてテレビ番組の録画が見られます。
さっそくテスト!ノートPCの下にあるのがBD・HDDレコーダーです。アプリを使用して起動、おお!レコーダーの録画リストをパソコンのモニター越しに見ることができるようになりました。これなら天気の悪い日もTV受信のできない場所でも車内でのんびりくつろげそうです。
FFヒーターに異常発生!!
Emergency!FFヒーターに赤ランプ点灯!
寒い時期の強い味方、FFヒーターと温水ボイラー。これのおかげで冬になってからも車中泊を楽しめているわけですが、ある日のこと…。軽く車中泊しよう~♪と現場に着いて車内をくつろぎモードに。食料品も準備してきたし、のんびり過ごすよ~とFFヒーターをオン。
えええええ!いつものオレンジじゃなくなんか赤く光ってるう!
K2が搭載しているのはトルマ製の「温水ボイラーコンビD4」という、FFヒーターと温水ボイラーが一体になっているものです。
これはそのコントロールパネル。稼働すると左側(赤くなっている部分ですね)がオレンジに光ります。それが赤く光っているということはエラー、なんらかのトラブル(泣)ということです。とほほ、すごすご自宅に帰って翌日フジカーズジャパンに連絡しました。
その間にも、SNSでいろいろアドバイスや情報をいただいてチャレンジしてみましたが、機種が違うのかうまくいきませんでした。(アドバイス、ご心配をいただいた方々、本当ありがとうございました!)
基盤をはずして東京にある整備会社へ
翌日、フジカーズジャパンにK2を持ち込みました。
見てもらったところによると、トルマヒーターの基盤のエラー点滅回数が8回で、その場合はトルマ本社へ問い合わせとなるようです。8回点滅してしまう原因は、短時間にエラーが複数回続いたためということでした。
※D4だけかもしれませんが、点火用の操作ダイヤル部分の点滅ではなく本体基盤側の点滅でした。
このエラーをリセットできる会社は国内でもほとんどないらしいんです。トルマ本社から紹介された会社は近くになく、基盤だけを外して東京の会社へ送ることになりました。数日間で基盤はK2に戻って、リセット費用は送料込みで9千円。これで治ったのは良かったと言うべきですかね…。
はっきりとしたエラー理由は不明のままですが、何はともあれ大掛かりな修理にならずホッとしました。これでまた車中泊を楽しめそうです。
それからフジカーズジャパンからの情報ですが、温水ヒーターとのコンビタイプの製造はヨーロッパ内で何らかの規制にあったらしく新たな製造は中止になるそうです。
今後、在庫が無くなり次第、温水とヒーターが別々の機器になるらしいとのことでした。
■ マイキャンピングカーDATA
車 名:LIVINGSTONE K2(リビングストーンK2)
ベース車:フィアットデュカト
サイズ:全長5460mm 、全幅2070mm 、全高2560mm
※車検取得時のサイズ
室内高:1890mm
乗車 / 就寝定員:4人/大人2人
エンジン / 排気量::ディーゼルターボ 2300cc 130HP
駆動 / ミッション:2WD / 6AT(セミオートマチック)
次回のマイキャンピングカーK2の快適化はこちらから!
【キャンピングカー快適化 2021】その5 ルーフウインドウの断熱&気になる隙間対策
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おはよう御座います。
うちは旅先で結構TVを見るのですが、場所によって受信できないので、外付けHDDに予め録画したものを見ています。ただ録画の度、TVを下ろす必要があるので面倒です。同じTV機種でもHDDを共有出来ないんですよね。BSアンテナ出してBSを見ることもありますが、ショッピング番組が多くて…
モバイルプロジェクターってファンの音が気になりますか?
おはようございます。
我が家は、TVもレコーダーも東芝のレグザを使用しています。レグザリンク(?)だったと思いますが、TVの内臓HDD、外付HDD、BDレコーダーへ録画先の指定やデータの移動が簡単にできるので重宝しています。BDレコーダーとTVの接続もLANケーブルだけですので取り外しも簡単なので今回試しに車に持ち出してみました。
BDプレーヤー付きという事もあって手持ちのDVDやBDデスクを適当に見繕って持っていけるので、これからの旅の友として必須アイテムになりそうです。
ほんとですよね!地デジやBS見てようと思ってもタイミングよく見たい番組がないことの方が多くて・・・
ベッドの枕元上の収納底板にアクションカム用の吸盤でプロジェクターを取り付けていますが、頭上にもかかわらず気になるような音は聞こえないような気がします。唯一、音がするかなと思うのは投光開始時におこなわれる自動フォーカスのレンズ稼働音が僅かに聞こえるぐらいですね。