2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅29日目、小樽余市観光のハイライトはニッカウヰスキー余市蒸留所のガイドツアーです。この日を楽しみにしてきましたよ~!
28日目のつづき2:今夜の車中飯
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 小樽・余市ぶらぶら編②
今夜の車中飯:つぶの炊き込みご飯と煮込み肉うどん
買い出しは明日の予定なので冷蔵庫は寂しい状態。冷凍庫から材料をみつくろって今夜の晩御飯にしましたよ~。
ひとつは浜頓別のコープで買った「北海道産つぶ 味つき」です。つぶと昆布が合わさった見るからに美味しそうな一品です。半分をそのままおつまみにして、
半分は炊き込みご飯にしました。
つぶと昆布から出た出汁がご飯にしっかり沁みていて、とってもおいしくできました!
冷凍庫からもう一品。冷凍うどんと冷凍牛丼の素でつくる肉煮込みうどんです。めんつゆで少し薄めに出汁をつくって牛丼の素を入れて味を調整したら、煮込むだけの簡単なのにおいしいうどんです。仕上げにネギをたっぷり追加して卵をぽんと落としてっと。
では、いただきます!
29日目:ニッカウヰスキー余市蒸留所の工場見学
あさイチ、ニッカウヰスキー余市蒸留所の工場見学へ
おはようございます、旅29日目の朝です。10/21にフェリーに乗るので、北海道を旅するのもあと一週間あまりになりました。
旅を計画している9月上旬には工場見学を中止していた、ニッカウヰスキー余市蒸留所。ふと思いついて数日前にWEBサイトをのぞいてみると、工場見学がガイド付きツアーの予約のみで再開されていました!
予約がとれたのは9時半からの見学枠。早めに着くとまだ中には入れてもらえず、余市駅まで散策して時間を調整しました。もうそろそろ、入れてくれるかな。
中世のお城か要塞のような石造りの正門が入口です。
消毒・検温をして受付をすると、ガイドマップとマスクカバーをいただきました。案内されたガイドツアー待合所で待ちます。時間になったらガイドさんの後について見学スタートです。
ニッカウヰスキー余市蒸留所 : 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
ニッカウヰスキー余市蒸留所見学:歴史ある建物とこだわりのウイスキーづくり
待合所を出てすぐ目につくのがこの大きな建物です、ガイドさんの説明もここから始まりました。
これは大麦をピートでいぶしながら乾燥される乾燥棟です。できあがったのがモルトと呼ばれるものです。現在は限られた場合しか使用されていないそうです。
これは乾燥棟の向かいにある蒸留棟の内部です。
!! 人が釜に石炭をくべていますよ !!
驚きました~。「石炭直火蒸留」だそうです。現在もこだわりの蒸留方法でこだわりのウイスキーが作り続けられているんですねえ。この方法を使っているのは世界でも余市蒸留所だけだそうです。
近くに寄っただけでも熱い場所で、黙々と石炭をくべて温度をチェックする作業を繰り返していました。職人さん、すごい。
上にあるポットスチルという蒸留器に注連縄がつけられているのも印象的でした。
ニッカウヰスキー余市蒸留所には近代的な建物は、一番奥にあるレストラン、ショップのある建物以外にはあまり見当たりませんでした。蒸留棟も乾燥棟のように石造りに赤い屋根の大きな建物です。
見学ツアーで敷地の奥へ進んでいくと、歴史的な建物がいろいろ見られます。見学中、一番声が上がったのが「ニッカウヰスキー」の名の由来です。事務所だった小さな建物の横に書かれた創立当時の会社名「大日本果汁株式会社」、ガイドさんが
「大日本果汁の”日”と”果”、ここからニッカウヰスキーの名前ができました」
「おおー!!」(見学人一同)
こういう名前の由来話、大好き。朝ドラ「マッサン」を見ていた人はよくご存じなのかな。ウイスキーは商品化するまで時間がかかるので、余市の名産りんごでジュースやジャムを製造販売していたんだそうです。
旧事務所の他にも創業者の竹鶴政孝と妻のリタが住んでいた旧竹鶴邸なども移築されていて、内部を一部見学できます。(ガイドツアーでは試飲のあと自由見学の時間があるので、その際に立ち寄ることができます)
ニッカウヰスキー余市蒸留所見学:お楽しみの試飲タイム
ずらりと並んだウイスキーの貯蔵蔵を見学して、ガイドさんについてニッカ会館へ。お楽しみの試飲タイムです。シングルモルト余市が提供され、飲み方をオーダーすることができます。ソフトドリンクの場合は十六茶が提供されます。
試飲中は紙製のマスクカバー(見学前にいただいた)をご利用くださいとのことなので、マスクをカバーにはさんでと。
余市のソーダ割をいただきました。
試飲会場はニッカ会館の2階にあり、大きな窓から蒸留所の倉庫群や余市の自然を眺めながら時間をすごすことができます。もらったガイドマップを眺めながら、ゆっくり味わいました。
ニッカ会館に隣接してレストランや売店があります。決められた試飲時間が終わったらあとは自由見学、売店をのぞいたりツアー中にゆっくり見られなかった場所を再度見ることができます。
また、レストランでのランチコースがついた見学ツアーもあるので、機会があったらそちらも参加してみたいですねえ。
ニッカウヰスキー余市蒸留所見学:ウイスキー博物館に立ち寄り
売店でお買い物をしたあとは、近くにあるウイスキー博物館を見学しました。ウイスキー倉庫が素敵に改装された内部では、ウイスキーの歴史、創業者竹鶴政孝の軌跡などを知ることができます。
そして、奥には有料試飲コーナーがあるんですねえ。しかし現在朝の10時半、今回は見送りといたしました。残念…。
さて、これで楽しかった小樽・余市観光はおしまいです。
早起き鳥一家はこれから自然美あふれるという積丹半島へ向かいます!
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