2020年の夏はあまり遠くないところで涼を求める旅へ。梅雨明けを待ちきれずに飛び出しました。行き先は、長野?それとも…。晴れと涼を求めて行き先定まらぬ旅は、キャンピングカーを買って初めての長旅になります!
旅22日目、出羽三山のひとつ湯殿山へ参拝します。そのあとは月山名物をたらふくいただきまして、温泉でまったりと…。
22日目のつづき:湯殿山参拝、そして月山で山菜とお蕎麦
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2020】夏、K2で初の長旅 その23 山形の山へ編
湯殿山神社本宮へ行くために
出羽三山のひとつ湯殿山神社に参拝したいと思います。湯殿山神社へはまず国道112号線から湯殿山有料道路へ。普通車は往復400円です。湯殿山有料道路の終点は湯殿山レストハウスのある大きな駐車場です。一般車はここで駐車します(駐車料金は無料)。
ここから湯殿山神社本宮までは参拝バス(往復で大人ひとり400円)か、徒歩で行くことができます。徒歩だと約30分、ふむ、歩いてみましょう。水と、御朱印帳、そしてタオルを忘れないようにしてっと。
大鳥居をくぐって歩きはじめました。
沢にかかる赤い橋を渡ったり、こんな風景に出会ったりしてゆるやかな坂道を上っていきます。道はずっとアスファルトの道路なので歩きやすいです。
あとでYMAP(登山アプリです)で保存した活動データを見てみると、所要時間は参拝も含めて1時間8分、往復の距離で2.9キロ、高低差は173メートルでした。
湯殿山神社本宮へ参拝
歩いて30分、湯殿山神社本宮への入口に着きました。この石段の奥に本宮がありますが、ここからは撮影禁止です。参拝バスもこの石段の手前が終点になります。石段を少し上ったら今度は下っていきます。
「湯殿山神社本宮では、参拝に際して現在でも履き物を脱ぎ、裸足になり、御祓いを受けてからでなければお詣りは許されない。俗世とは切り離された神域である。」(湯殿山HPより)
志津温泉・旅館仙臺屋で名物の蕎麦をいただく
湯殿山神社から国道112号線に戻ってしばらく山形方面に走り、弓張平公園の看板のあるほうへ。弓張平公園をすぎてしばらく走ると、志津温泉にさしかかります。そのひとつ仙臺屋さんでランチにすることにしました。
月曜ともあってもしかしてランチ営業してないかなーと思い声をかけてみました。大丈夫とのことなので一安心。注文をしてしばし待ちます。そして、
来ました盛りのいい太めのお蕎麦!
そして、このお鍋です。山菜鍋?そうですが、違います。
これはお蕎麦のつけつゆなんです!これがこの辺で食べられる「月山山菜そば」です。
お鍋の大きさわかりますでしょうか?これで二人分ですが、山菜、きのこ、鶏肉がたっぷりです。あとお皿に盛られた蕎麦と小鉢、漬物、薬味で1300円(税込)です。
スープに山菜が浮いているだけに見えますが、この通り具がたっぷり! これをよそってお蕎麦をつけていただきます。山菜はわらび、みず、ふきなどが入っています。キノコはなめことまい茸など。お蕎麦とこのお鍋で満腹になっちゃいます。
うーんん!
コシのあるお蕎麦、そして鶏肉のおいしい出汁で煮込まれた山菜ときのこが最高です。コンロがくるのでおつゆは最後まで熱々、太めのお蕎麦なので途中から鍋で軽く煮込んでもおいしいです。
志津温泉・旅館仙臺屋で日帰り入浴
さて、ここ仙臺屋さんは日帰り入浴もできるということで、ここで温泉に入ることにしました(大人ひとり500円)。志津温泉は歴史のある街道の要所で、仙臺屋さんは三百年以上の歴史があるのだとご主人からお話を聞きました。
温泉は内湯のみですが、さらりとした透明なお湯に貸切りで入ることができました。おいしいお蕎麦と温泉のセット、最高でした。
弓張平公園のきれいな夕景
今夜はまた弓張平公園南駐車場にお世話になりたいと思っています。志津温泉からはすぐです。実はまだあまり疲れが抜けていないのでのんびり過ごすことにしたいと思います。
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください