【キャンピングカーで日本をめぐる旅2020】夏、K2で初の長旅 その１０　西能登で観光満喫編

2020年の夏はあまり遠くないところで涼を求める旅へ。梅雨明けを待ちきれずに飛び出しました。行き先は、長野？それとも…。晴れと涼を求めて行き先定まらぬ旅は、キャンピングカーを買って初めての長旅になります！

満喫の旅７日目、夏の1日はまだまだ長い！？自然美が美しい巌門、由緒ある氣多大社、そして念願のなぎさドライブウエイと能登半島の西側をどんどんめぐります。

７日目のつづき２：西能登をドライブ＆観光満喫！

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！

【キャンピングカーで日本をめぐる旅2020】夏、K2で初の長旅 その９　輪島朝市とワイナリー編

輪島市門前町にあるトトロ岩

助手席でスマホの地図を見ていたQ、トトロ岩があるー！と気づいたのは直前、K2を寄せられれるところがうまく見つからず写真だけとなりました。

後で確認してみると、目もつけられていてなるほどトトロだわ…。目がついているのは反対側のほうで、どうやら早起き鳥一家はトトロの後頭部を見たようです。

自然美が美しい巌門へ

国道249号線を南下して、能登の海風景をもっと楽しもうと能登金剛にある巌門にやってきました。能登金剛は福浦港から関野鼻までの海岸線のことで、険しい断崖と荒波が作り出す奇岩が続く景勝地です。遊覧船に乗って景色を楽しむことができます。

国道249号線から県道36号線に入ってすぐに遊覧船乗り場や駐車場の案内看板があります。巌門は歩いて見に行けるようなので今回は遊覧船はパス。巌門を歩いて見に行くのには、能登金剛センターの駐車場が一番近いです（料金は無料）。巌門への案内看板どおりに階段を下りていきます。

！！　半分下りたところでマスクを忘れたことに気づいたQ。息が切れました…。

階段の途中には浮世絵の看板が。巌門と不動の滝が描かれている歌川広重の六十余州名所図会シリーズの「能登　瀧之浦」の浮世絵です。ふむ昔からの名所なんですな～。

浮世絵の看板を過ぎて階段をさらに下ります。左手には不動の滝が、そして右手には眼下に巌門がきれいに見えてきました。お天気がいいと、ほんとうに海がきれいに見えますね～。穏やかな青い海と険しい岩のコントラストが美しいです。

さらに階段を下りて巌門の前へ。

巌門の影と浅瀬の透明な海がとってもきれいです。

このあとは写真右奥の洞窟をくぐって売店の近くに出ました。ちょっとだけアドベンチャー。そこから駐車場に戻りましたが、途中には松本清張の歌碑やサスペンスドラマロケ地の案内板が。なるほど、断崖だもんね。冬の海の厳しさをふと思い浮かべました。

能登乃国一ノ宮：氣多大社に参拝

巌門からさらに南下して羽咋市にある氣多大社にやってきました。能登国が越中国の一部であったころは越中の一ノ宮、現在は能登の一ノ宮である氣多大社。古くは万葉集にその名が見られる由緒ある神社です。そして、縁結びの神社としても有名なようです。

古めかしい鳥居をくぐり、

神門をくぐって拝殿に参拝します。
御朱印をいただいて境内を散策すると、おみくじがびっしりと結ばれています。そして「氣」ただ一文字だけのお守りなどの授与品が印象的です。

拝殿から右手に歩いていくと、神域「入らずの森」の一端が見られます。神官ですら年に一度しか入らないのだとか。うっそうとした手つかずの自然におごそかさを感じました。氣多大社の社叢（鎮守の森）である「入らずの森」は国の天然記念物に指定されています。

千里浜海岸なぎさドライブウエイで砂浜を疾走！

この写真ちょっと変だと思いませんか？千里浜なぎさドライブエイでの写真です。

なぎさドライブエイは日本で唯一、一般車が砂浜を走ることができる観光道路なんです。ここの砂浜の砂粒は一般的な砂の粒の大きさの半分で、硬くしまることから波打ち際を走ることができます。前から来たかった場所のひとつ、来れてうれしい！

早起き鳥一家は輪島方面から来たので、北側の入口千里浜ICから入りました。

念願かなって砂浜を疾走します！

（実際走るまではちょっとおっかなびっくりでした）←ビビり

車を停められるエリアもあり、波打ち際には車がずらり。車を乗り付けて海を楽しむというすごいレア体験。ただドライブできるだけだと思っていたので新しい発見でした。今日はかなり暑くなってきたのでアレですが、もっと涼しい時期にイスとか出して海に足をつけてぼんやりしたいなあ…。

※ドライブのあとは車の下回りが気になるところですが、道の駅のと千里浜にタイヤシャワーがあり無料で利用することができます。