【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】東日本涼さがしの旅⑮ 温泉寺と足尾銅山

日本をめぐる旅2022 東日本涼さがしの旅⑬ キャンピングカーで日本をめぐる旅
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2022年夏、早起き鳥一家はZIL5で初めての長旅へ。涼を求めつつ、静岡から東北へむけてのんびり旅していきます。

旅12日目、中禅寺湖の奥にある湯ノ湖の「温泉寺」で最高の湯を!そして旧足尾銅山のある町でレトロ建物を訪ねます。

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12日目のつづき:ありがたい温泉と足尾銅山

”涼”ポイント:中禅寺から湯ノ湖へ

旅12日目、歌ヶ浜駐車場から中禅寺湖を眺めて朝の静かな景色を楽しみました。お次に向かっているのは「湯ノ湖」です。中禅寺湖から10キロほど、「戦場ヶ原」と呼ばれる湿原を通り過ぎると小さな湖が見えてきます。

うーん、いい景色だなあ。
標高1,478メートルの「湯ノ湖」、もちろんバッチリ涼しいです。周りには約3キロほどの平坦な遊歩道が整備されているので、ウォーキングもしてみたい。湖畔には「奥日光湯元温泉」があるので、ウォーキング&温泉という最高コースが楽しめます。

今日は残念ながら小雨が降り始めたので、ウォーキングは次回に。

湖畔から少しのところにある「日光湯元ビジターセンター」に立ち寄ってみました。素敵なテラス席があって、コーヒーが楽しめたりします。ショップのレジ脇に5個入り150円(!)の梨を発見。すかさず買い求めるとレジの人が「安いですよね、おいしいですよ」とにっこり。楽しみだな~。

日光湯元ビジターセンター : 栃木県日光市湯元2549−27

湯ノ湖「温泉寺」で日帰り温泉をいただく

さて、湯ノ湖に来たお目当て「温泉寺」を探します。入り口を見つけると、カーブした道に石灯籠がずらりと並んでいます。おそるおそる進んでみると、お寺が見えてきました。左奥に駐車場があるようですが、今日は日帰り湯やっているのかな…。玄関まで見に行くと、

!! あった、開湯中(営業中)の文字 !!

ありがたい~。
「温泉寺」は全国でも珍しい温泉に入れるお寺なんです。玄関のブザーをならして待つと、ほどなく女性が出てきて応対してくれました。入浴料は大人ひとり500円、休憩所があり入浴休憩含めて1時間までとなっています。(石鹸あり、洗髪はご遠慮くださいの注意書きあり)

お寺の方、とてもご親切。お風呂場まで案内していただきまして、写真を撮っていいか聞いてみると快くOKしてくださいました。いい色ですよね~、白濁&硫黄の香り、これぞ温泉、ザ温泉。

ちょうど貸切り状態でのびのび入浴できました。あらかじめ「熱いと思うので調節して入ってください」と言われていたので、自分好みの温度にできて最高。お風呂から出ると領収書とおせんべいをいただきました。またまた、ありがたい~。

湯ノ湖、そして温泉寺いいところでした、またぜひ訪問したいと思います。

日光山温泉寺 : 栃木県日光市湯元2559

足尾銅山あと:レトロ建物探訪

江戸初期に発見され、その後「東洋一の銅山」となった足尾銅山、そのおもかげを訪ねてみました。中禅寺湖からいろは坂をへて国道122号線へ。群馬県との県境も近いというあたりが現日光市の足尾町です。

「花の渡良瀬公園」にZIL5を停めて、渡良瀬川を渡るとそこには明治期に隆盛をきわめた「足尾銅山」の痕跡があります。

「足尾銅山」は江戸時代に幕府直轄の銅山として江戸城や増上寺の屋根に使われるなど、隆盛を見ましたが幕末になると廃山同然に。

明治になって古河市兵衛が銅山経営に乗り出し、明治から昭和初期まで「東洋一の銅山」と呼ばれるほどの隆盛を極めたそうです。そして賓客をもてなす迎賓館が建てられました。その「古河掛水倶楽部」の建物が現在も保存されています。

土日祝しか公開していないため、外から見える建物をパチリ。奥には2階建ての洋館があります。

こちらは現存していない鉱業所の事務所の写真です。
静かな山間に突然現れるにぎわい、秋田県の小坂鉱山をほうふつとさせます(2021年みちのく夏紀行・旅の記事はこちらから

こちらは「旧足尾銅山鉱業事務所付属書庫」、赤レンガの倉庫です。

足尾銅山といえばやはり思い出してしまうのは鉱毒事件、学校でも習いましたよね~。すぐそばを流れる渡良瀬川はこんなに美しかったですが、鉱毒事件の周辺に及ぼした被害は大きく現在でもまだ尾を引いているそうです。

花の渡良瀬公園 : 栃木県日光市足尾町9

日光市「道の駅湯西川」へ

日光市内のガストでさくっとランチを済ませた早起き鳥一家、国道121号線を北上して「道の駅湯西川」へ。標高600メートル、夕方になるとすうっと涼しくなってきました。

国道121号線にかかる「赤夕大橋」から見た道の駅です。見えている鉄橋は会津鬼怒川線の「湯西川橋梁」、道の駅では時折列車の音が聞こえてきます。

■ 道の駅湯西川 ■
所在地 ▶▶
栃木県日光市西川478−1
環 境 ▶▶
国道121号線から少し入る、夜の交通量は少ない      
駐車場 ▶▶
普通車49(身障者用3)台、大型車3台、奥の駐車場が平らで静か
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり      
お 店 ▶▶
特産品ショップ、食堂、日帰り温泉「湯の郷」など
その他 ▶▶
湯西川ダックツアー乗り場あり
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。

▶▶ 栃木県の道の駅情報まとめはこちらから

今夜の車中飯:ツナとピーマンのカレーきんぴら

メインは決まっているもの「なにかもう一品」と悩んだQ、ありモノでひねり出したメニューです。

千切りピーマンにツナ缶を合わせてめんつゆとカレー粉で炒め煮すれば完成!意外なウマさでビールにもご飯にも合うのでした(笑)

さて、栃木県もだいぶ北部までやってきました。明日は「三依渓流釣り場」でおいしい魚を食べて、いよいよ福島県入りしたいと思います。

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■ ■ ■  道の駅 まとめ ■ ■ ■

道の駅情報まとめ

これまでの旅で訪れた道の駅情報です。
現在全国466箇所!
北海道69東北75関東甲信59東海50北陸33近畿41中国29四国42九州68

■ ■ ■  ラーメンまとめ ■ ■ ■

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