2023年冬旅もやっぱり九州へ。行きは陸路で福岡へ、そこから1月初旬の鹿児島からのフェリー乗船まで気ままなぶらり九州縦断旅!
旅10日目。この日はのんびりデー、「元寇防塁」を見た後は車内に引きこもって過ごします。そして車中飯は鶏のたたきに鶏の水炊き!
10日目:今日は車中で引きこもり
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】冬の九州縦断旅 福岡編③ 宮地嶽神社と茅乃舎のだし
生の松原、「元寇防塁」の駐車場
おはようございます、旅10日目になりました。
現在いるのは福岡市西区の「元寇防塁」の見学者用(とは限りませんが)の駐車場です。宗像市にある「道の駅むなかた」から西の日本海側は、佐賀県に入るまで道の駅不毛地帯。日帰り湯も高めなので、快活クラブでシャワーを浴びたり、公園駐車場にお世話になったりしてここまで来ました。
さて「生の松原元寇防塁駐車場」は、60分100円のロック板が上がるタイプの駐車場です。敷地内にはきれいなトイレがありました。100円払って60分いられるので、朝ごパンを食べて体を温めてから「元寇防塁」を見に行きたいと思います。
福岡市生の松原元寇防塁駐車場 : 福岡県福岡市西区小戸5丁目5−18
「生の松原元寇防塁」を見る
ふう、朝ごパンご馳走様でした。コーヒーも飲み終わったし、「元寇防塁」を見に行くとしますか。うう、今朝はけっこう冷えたから晴天の朝9時すぎでもけっこう寒いなあ。
案内にしたがって松原を突っ切って海辺へ歩いていきます。
海辺に出ると目に入ったのはきれいで穏やかな海と「能古島」。井上陽水の歌に「能古島の片思い」なんてのがあったな~。海辺に出て海を見ながらしばらく歩くと「元寇防塁」(復元)が見えてきました。
1274年、博多湾に元が襲来し日本軍はなんとか撃退することができました。その後、元の再来に備えて築かれた石築地が「元寇防塁」です。学生の頃歴史で習ったなあ、これが歴史の舞台かあ。
築かれた「元寇防塁」は20kmにも及ぶ長さ、その後再び1281年にも襲来がありましたが再度撃退に成功しました。戦いの様子は絵巻物に残され、「元寇防塁」もしっかり描かれています。
元寇防塁 : 福岡県福岡市西区生の松原11
のんびり車中飯①:鶏のたたきと福岡の地酒
「生の松原元寇防塁」で歴史ロマンを感じたあとは、糸島エリアへ。初めてなので適当に海沿いを走ってみましたが、おしゃれなお店が点在してリゾート感満載。湘南とか、館山とか、淡路島とかを思わせるいい雰囲気です。
そしてことごとく駐車場が有料(笑)こりゃ、きちんとターゲットを絞ってこないとダメかも…。釣りでもしようかなと思っていた気持ちが萎えてしまい、偶然見つけた公衆トイレのある静かな駐車場でのんびり過ごすことにしました。
さあさあ、明るいうちから鶏のタタキをあてにお疲れ様でした~の一杯スタート。この鶏のタタキも九州旅の楽しみのひとつ、前回宮崎で食べてからめちゃハマっております。付いてくるタレにおろしニンニク、さら柚子こしょうをプラスして~、ん!うまい!
そしてそこに合わせるのは福岡の地酒「亀の尾吟仕込純米酒」。くぅ~、やっぱり純米吟醸のお酒ははずれがないや。キリっと辛口で味があります。
のんびり車中飯②:茅乃舎の鶏だしで水炊き鍋
鶏のたたきのお次は鶏の水炊きをいただきま~す。
今日は「久原本家総本店」で買った茅乃舎の”鶏だし”をベースにします。鶏ガラスープとはまた違った風味の鶏だしスープに酒と塩を少し加えて、具材をどんどん重ねて煮ま~す。
こんなに野菜もりもりにしても最後は鍋にちゃんと収まるから不思議ですよね。鍋は野菜がカンタンにたくさん摂れるので車中飯の強い味方。季節とわず食べますが、やっぱり寒い時期の鍋は格別ですね。
今日は天気が良いおかげで、あまり気温が高くなくても日なたにある車内はぽかぽかです。これはやっぱりZIL5の断熱がしっかりしているおかげなのかな。
そしてこういう晴れの日には、搭載しているソーラーパネルのほかにポータブルのソーラーパネルを出してソーラー充電を強化。これでサブバッテリーの充電量の減りがかなり緩やかになります。おかげで動画を見たり、PCをいじったりとのんびりがはかどる~(笑)
さて、現在いる糸島市は福岡県の西の端、明日は佐賀県へ入ります。前回さらりと通過した唐津の街をぶらっとしたら、やっぱり呼子のイカを食べたいよね!
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