2022年初夏、東北北海道をめぐる旅へ。帰省を兼ねた東北旅、そして暑くなるにつれて北上!北海道の最東端・納沙布岬を目指します。
旅22日目朝、下北半島の絶景ポイント「仏ヶ浦」へ。頑張って遊歩道を進んだ先にはすばらしい景色が広がっていました!
22日目:仏ヶ浦の絶景に出会う
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】夏はやっぱり北へ! 東北編⑰ 下北の味を満喫
雨上がりの朝、仏ヶ浦をめざして(後編)
旅22日目の朝、仏ヶ浦に歩いていくために仏ヶ浦駐車場に到着。そこから遊歩道を歩いて、東屋のあるポイントまでやってきました。東屋の柱にはこんな表示がありました「仏ヶ浦まで下り10分 上り16分 標高120メートル」。
つまり駐車場からここまでは16分、ここから先仏ヶ浦までは標高120メートルの落差を10分で降りていく、と。まあ、そこに階段見えてますけどねー。一瞬迷いましたけど、前進あるのみじゃ。
ここからは所要時間10分と残りは短いながらずっと階段、標高120メートル分を一気に下ります。シニア夫婦の早起き鳥一家の作戦は「ひざを大事に」、傷めたら治りにくいお年頃ですからね(笑)。雨のせいで濡れているので、なおさら注意していきましょう。
緑の間から少し海が見えるようになって、周りに岩が出てきました。あとひと頑張りで仏ヶ浦の海岸に出られそうです。
仏ヶ浦駐車場 : 青森県下北郡佐井村長後
頑張ってよかった!奇岩の絶景・仏ヶ浦
仏ヶ浦へ通じる遊歩道、最後の階段を下りきるとそこには地蔵堂と小さな管理小屋がありました。
!! すごい!右も左も奇岩だらけだ~ !!
と、感心するまもなく、まずはトイレのあるほうへ。意外なことにトイレがあるんですよ、でもありがたいです。駐車場のトイレはちょっと…、近寄れなかった(笑)
トイレを出て右を見ると、すごい奇岩というか岩の柱が並んでいます。どこかの世界遺産(カッパドキアだっけ?)を思い出させるなあ。
ちょうど遊覧船から降りてきた人たちがいました、比べると奇岩たち、大きいですよね。桟橋から見る海はすっごく青くてきれいなんですよ、釣りしたらなにが釣れるのかな?
岩のような砂のような不思議な雰囲気の浜辺には、見慣れない植物が。淡いブルーが美しい。よく見ると真っ黒いすごく小さいカエルがいたりして、なんかやっぱり異世界感が。
海に向かって左手にあたるほうも奇岩だらけ。浜辺を横切って奇岩へ近づくと、こんな感じで道が奥へと続いていて、アドベンチャー感たっぷりですよ。
そしてその先も奇岩だらけ、というか異世界のような景色が広がります。ぱっくりと口を開けた岩の間の深い溝、吸い込まれそうな透明感のある海水で満たされています。
仏ヶ浦、いろいろな表情のある奇岩がたくさんで、独特な雰囲気がある素敵な場所でした。少し大変でしたが歩いて訪れることができてゆっくりと景色を楽しめて、本当にいい思い出になりました。
さ、上りの帰り道が待っているぞ…。
仏ヶ浦 : 青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内
仏ヶ浦の全貌、そして大間へ
最後のひとふんばり、ヒイヒイ言いながら階段を上がり遊歩道を歩いて、無事仏ヶ浦駐車場に戻ってきました。
国道338号線、通称「海峡ライン」で大間を目指します。こちらはその途中、仏ヶ浦駐車場から1.8キロのところにある「仏ヶ浦展望台」からの眺めです。やあ、さっきはあんなところまで行ったのかあ…(感慨)。
途中から海沿いを走る海峡ライン、すばらしい景色が楽しめました。でもだんだん北海道の景色に似てきたような気がしますよ。
仏ヶ浦展望台 : 青森県下北郡佐井村長後長後
「下風呂温泉 海峡の湯」で日帰り湯
さて朝から仏ヶ浦見物でかなり汗をかいたので、「お風呂、お風呂!」ということで大間をいったん通り過ぎて風間浦村にある「下風呂温泉 海峡の湯」にやってきました。
入浴料は大人ひとり450円(石鹸類なし)です。硫黄の香るザ・温泉という感じのお湯、「大湯」と「新湯」があります。青森ヒバが使われたお風呂場は気持ちよく、窓からは津軽海峡が見えますよ。
でも、お湯がかなり熱めなんです。先に入っていたお二人が首まで浸かっていたので、てっきりヌルめ~ほどよいくらいかと思っていたのに…。(あっつ!)と足を引っ込めたら、「蛇口があるから水を出すといいよ~」と親切に教えてくださいました。
見ると確かに蛇口があってそこにも「熱いときは調節してください」と表示あり。水を出して調節しながら、室町時代から続くという下風呂温泉の湯を楽しみました。
今日は節約して漁港の駐車場でさくっと自炊したんですが、ここの「下風呂おんせん食堂」もおいしそうだったんですよね~。特にヒラメの漬け丼、食べてみたいなあ。
下風呂温泉 海峡の湯 : 青森県下北郡風間浦村下風呂下風呂71−1
このあとは大間崎駐車場で過ごします。無料のテントサイトや炊事場があるので、とてもありがたい場所なんです。そして明朝はいよいよ津軽海峡フェリーで函館へ、北海道編のはじまりです!
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