最初にキャンピングカー旅をしたあの場所へ。
はじめてキャンピングカーをレンタルして旅した四国、懐かしいこの地に自分のキャンピングカーでやってきました!思い出の場所、初めての場所、秋の四国をゆっくりじっくり巡る旅です。
旅24日目は快晴のなか北川村にある「モネの庭マルモッタン」へ。そして険しき道を通って馬路村「ゆずの森」へ。
24日目:北川村・モネの庭と馬路村・ゆずの森
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】秋の四国ぐるり旅㉗ 釣り飯と伝説の洞窟
北川村・モネの庭マルモッタン・水の庭
おはようございます、嬉しいことに今日はバッチリの快晴。お世話になった「道の駅田野駅屋」をあとにして向かうのは北川村にある「モネの庭」です。道の駅からは3.5キロほど、ほとんど一番乗りで受付へ。入場料は大人ひとり1,000円です。
印象派の巨匠クロード・モネは43才のときに移り住んだ北フランス・ジヴェルニーで、理想の家と庭を作り上げました。その庭をモデルにしたのが北川村「モネの庭」です。庭づくりにはモネ財団の指導を受け、「モネ」の名前をつけることを公式に認められている唯一の庭です。
園内は「水の庭」~「遊びの森」~「ボルディゲラの庭」エリアと、駐車場をはさんだ反対側にショップ、レストラン、そして「花の庭」のあるエリアがあります。
ではさっそく「モネの庭」の中へ。まずは「水の庭」にやってきました。
種々の植物がうっそうと生い茂るなかにモネの愛した睡蓮の浮かぶ池、そしてアーチや橋があります。見たこともない植物や花がいっぱい。
この美しい風景、印象派の画に飛び込んだよう。
水の庭の池にはたくさんの睡蓮がありますが、咲いた花を見られる時間帯は季節によって違うようです。「モネの庭」のホームページで開花時間の案内がされているので、そちらを参考にされるのがいいと思います。
モネの庭マルモッタン : 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
北川村・モネの庭マルモッタン・ボルディゲラの庭
こちらは「ボルディゲラ」の庭です。モネはルノワールと旅をした地中海・ボディゲラの景色に感動し、いくつも作品を残しました。
「水の庭」から奥へすすみ「遊びの森」と呼ばれる木々をぬけると、突然景色が変わります。
椰子やオリーブやソテツなど、南方を思わせる植物がゴツゴツとした石の間から生えている乾いた風景です。
「ボルディゲラの庭」の小高い場所にはカフェがありました(休日のみ営業)。いい眺めだなあ…、彼方に青く光るのは地中海かな?地中海、行ってみたいなあ。
北川村・モネの庭マルモッタン・花の庭
いったん園内をぶらぶらと後戻りして、駐車場に出ます。「花の庭」は駐車場をはさんだ反対側にあり、売店のある建物を通り抜けた先です。
陽光に咲きこぼれる花々、モネもこんな風景を愛したんでしょうねえ。
けっこううまく撮れたかな?お天気が良いせいもあってか、花々の周りにはたくさんの蝶たちが飛びかっていました。
北川村「モネの庭」、いいところでしたねえ。一度は村おこしの事業が頓挫し、紆余曲折のすえに現在の美しい「モネの庭」が生まれたそうです。季節によっても見られる景色が違うでしょう、また訪れたい場所です。
馬路村への険しき道のり
みなさんは「ごっくん馬路村」というゆずドリンク、ご存じでしょうか?前回の旅で出会ったこのドリンク、ゆずの風味がフレッシュでとってもおいしいんです(旅の記事はこちらから)。
馬路村は「モネの庭」のある北川村のお隣り、行ってみることにしました。まずは国道55号線に戻って4キロほど高知方面へ、それから県道12号線に入ります。そして県道12号線をずうっと20キロほど馬路村目指して走ります。
途中からきれいな川沿いを走っていく眺めのいいルートですが、なにぶん狭い箇所が多いんです。
途中にはこんな素敵な吊り橋もあったり(鳥石ピクニック広場付近)しますが、まだらに狭い。
広い道が急に狭い道になったりして軽く緊張しつつのドライブ、はじめての道なのでなおさら遠く感じます(笑)途中からゆず畑らしいものが見え始めて、ようやく「ようこそゆずの村へ」の看板が見えてきました。
ゆずの村・馬路村でゆずの森の工場見学
馬路村のゆず製品をつくっている「ゆずの森」にやってきました。見学者用の駐車スペースにK2を駐車。敷地内にはかわいい「ゆず神社」がありました。
工場見学は受付をしたら2階の窓越しに作業風景を自由に(とはいっても進路沿いに)見学するというものです。見学を申し込むとゆずドリンク「ごっくん馬路村」が1人1本もらえますよ~。
工場見学のあとはショップに立ち寄ってお土産をゲット。
「ぽん酢4種セット」とゆずをきかせたすしの素「馬路ずしの素」、使うのが楽しみ~。おいしかったら気に入ったものをネットでお取り寄せできるし、いい時代ですね。
ゆずの森 : 高知県安芸郡馬路村馬路3888−1
ゆずの村・馬路村でおいしいランチタイム
ゆずの森での工場見学と買い物を終えてちょっと移動、「コミュニティセンターうまじ」内にある「レストラン馬路温泉」にやってきました。名前の通り温泉があり、宿泊、日帰り入浴もできます。
さあ、ランチにしようっと。きれいな川が眺められる席に陣取って、じっくりメニューを眺めます。出されたお水を一口のむと「うま!」ゆずの風味のする水でした。いいですね、こういうの。
さてQは「アメゴ塩焼き定食」を、Pは「ゆず酢鶏定食」を発注です。アメゴの塩焼きは時間がかかるということで、Pの定食もそれに合わせて出してもらいました。20分ほどまったりと川を眺めながら待ちました。
「アメゴの塩焼き定食」見参!
アメゴはヤマメの地方名かと思っていましたが、赤い斑点があるので全然違いますね。身も皮もとてもおいしいです。添えられた山菜のおかずもいいなあ。
そして「ゆず酢鶏定食」です。
こちらは鶏のから揚げに、このレストラン開発のゆず酢ダレをかけていただくというもの。から揚げ自体もおいしいし、ゆず酢ダレをかけてさっぱりと食べるのもナイス。添えられた野菜もおいしく食べられます。
ふう、ごちそうさま、ゆずの村・馬路村とってもいいところでした!
レストラン馬路温泉 : 高知県安芸郡馬路村馬路3564−1
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