【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】夏の北海道旅　富良野美瑛編⑨　麓郷展望台と幌舞駅

2024年6月、キャンピングカーで４度目の北海道旅へ。涼を求めながら、雄大な風景や夏の味覚を満喫します。

旅15日目は「麓郷展望台」からドラマの舞台を見渡して、「道の駅南ふらの」の無料RVパークでのんびりと。翌朝、映画「鉄道員」のロケ地へ。

１５日目のつづき：麓郷を一望して南富良野へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】夏の北海道旅　富良野美瑛編⑧　原始の泉と北の国から

麓郷めぐりの最後は「麓郷展望台」へ

旅15日目、富良野市東部にある「原始の泉」でおいしい水を汲んで、ドラマ「北の国から」の舞台・麓郷エリアへ。時間の流れを感じつつ、ロケ地をめぐりました。麓郷エリアを離れる前にもう一か所、「五郎の石の家」から南に位置する「麓郷展望台」へ。

目印の「ふらのジャム園」から少し進むと道は砂利道の一方通行になります。「ガタガタ道はキャンピングカーには試練だなあ」と笑いながら高台にある展望台へ。

ここで、キャンピングカーあるある。出発前にいつも引き出しのロックや物が固定してあるかを確認するんですが、走っていると背後（リビングやキッチン）でなにかガタッとかゴロっとか聞こえたりすることが。長旅で物が多いし、なにかしら固定し忘れちゃったりするんですよねえ。

今日はフックにかけていたチタンマグカップが吹っ飛んでました（笑）ガタガタ道でジャンプしちゃったのね。

さて「麓郷展望台」、ちょうどラベンダーも咲いていまして花畑越しに麓郷ののどかな風景を一望できました。うーん、気持ちいい。

南富良野町「道の駅南ふらの」の無料RVパーク

「麓郷展望台」をあとにして約30キロ南下、南富良野町にある「道の駅南ふらの」にやってきました。

広～い敷地に物産センター、大きなモンベルショップ、レストラン、フードコーナー、ベーカリーと並んでいます。最近各地の道の駅でモンベルを見かける気がするなあ。

そして嬉しいことに、物産品センターの裏手の駐車場には「無料RVパーク」という看板が！平らだし、静かだし、ありがたいわ～。

物産センターでJAふらのが作っているご当地ポテトチップス「ふらのっち」をお土産にゲット。道の駅のお隣りに大きなポテトチップス工場があるんです。つまりできたて新鮮なポテチってことね（んなこたーないか　笑）。

ここのポテチ工場は湖池屋のポテチも製造しているそうです。昔、東京のいとこと「湖池屋」か「カルビー」かで揉めたっけ…。山形で「湖池屋」は売ってなかった（少なくともウチの近所では）から「カルビー」しか知らなかったもんなあ。

それはさておき、道の駅でなにかお昼を食べようと思いましたが、レストランは満席で入れず、フードコーナーはほとんどがお休み、ベーカリーも定休日ということで昼食難民に（笑）どーすべ。

▶▶ 北海道の道の駅情報まとめはこちらから

今日の車中飯：セイコーマートでバイキング！？

昼食難民となった早起き鳥一家、近くに「セイコーマート」を見つけたのでやってきました。

やっぱり困ったときの「セイコーマート」、色々買っちゃいましたよ！

ナポリタン、中華サラダ、ねぎキムチ、パリパリ大根、バンバンジー、ここまでが１P138円。あとはちょっと高級なカツ煮450円、茶碗蒸し149円、おにぎり210円で合計1,500円くらい。バイキングみたいで楽しくなってきたぞ～、午後も遅いし飲んじゃうぞ～。

１６日目：鉄道員のロケ地へ

「旧幾寅駅」、映画のロケ地「幌舞駅」

おはようございます、旅16日目になりました。
昨日のセイコーマートバイキング、どれも美味しかったんですが初めて買ったねぎキムチ、ヒットでしたね～。ビールに最高に合いますが、ご飯にのせても冷奴にのせてもウマイだろうなぁ。

さてさて旅16日目の朝イチでやってきたのは「道の駅南ふらの」から車で３分、「旧幾寅駅」です。高倉健さん主演の映画「鉄道員（ぽっぽや）」（1999年）の主な舞台となった駅のロケ地です。

保存された車両の左側には駅前食堂などのロケセットがあるんですが、緑の覆いが。
「えっ、解体！？」と思いましたが、保存のための工事だそうです。ほっ。

「幾寅駅」は2020年に訪れたとき（旅の記事はこちらから）はまだ現役でしたが（とはいえ災害のため代行バスが運行されていた）、「旧布部駅」同様2024年4月1日に廃止となってしまいました。

旧駅舎の中は映画「鉄道員」の資料館になっています。映画の中では「幌舞駅」、高倉健さん演じる駅長さんが「ほろまい～、ほろまい～」って言うの良かったなあ…。

富良野市の「山部ドライブイン」からはじまった2024年夏の北海道旅・富良野美瑛編。北の国からのロケ地、花が見頃の「ファーム富田」「四季彩の丘」、神秘的な雰囲気の「白金青い池」などなど富良野市から美瑛町までをのんびりと巡って観光を満喫しました。

次に早起き鳥一家が向かうのは十勝地方、帯広を中心とした農産・畜産の盛んなエリアです。国道38号線・狩勝峠を越えて、まずは新得町の蕎麦から十勝編をスタートします！