2024年6月、キャンピングカーで4度目の北海道旅へ。涼を求めながら、雄大な風景や夏の味覚を満喫します。
旅15日目。富良野岳の山麓にある「原始の泉」で自然のめぐみをいただき、「北の国から」のロケ地を再訪します。
15日目:原始の泉と麓郷・北の国からめぐり
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】夏の北海道旅 富良野美瑛編⑦ 青い池とハンバーガー
富良野市郊外「原始の泉」のおいしい水
おはようございます旅15日目の朝、富良野市郊外を走っている早起き鳥一家です。今日は気持ちよく晴れたな~!正面に見えているのは富良野岳、その山麓にあるという「原始の泉」においしい水をいただきに行きます。
畑の間の道を気持ちよく走ると北海道らしいドまっすぐな道の途中に看板が見えてきまして、そこから砂利道をちょっとだけ入ると林の中に「原始の泉」があります。水場の前はひらけているので駐車は容易でした。
湧き水の横に水が汲みやすい蛇口も設置され、きれいな水がとうとうと流れ出ています。水くみ場の前には「水質試験(検査)結果書」の掲示もあって安心。林の中にあるので時間帯によってはクマ注意かも…。
原始の泉 : 北海道富良野市北布礼別
麓郷市街地ぶらり、ロケ地としばれ硝子
「原始の泉」で自然のめぐみをいただいたあとは麓郷エリアに移動してきました。ドラマ「北の国から」の舞台となった地、ロケ地が今でもあちこちに残されています。
最初にやってきたのは麓郷の中心部。ここには「拾ってきた家・やがて町」(ドラマ「北の国から 2002遺言」の中で黒板五郎が廃材を集めて作った家、雪子おばさんの家、なかちゃんの娘夫婦の家、純と結の家の3棟が建っている)があります。
「拾ってきた家」は前回見学したので、今日はその近くにある「小野田そば店」へ。当時のままの建物、そしてロケ時の「小野田旅館」の看板がそのままにしてあります。宴会場や居酒屋としてドラマに登場しました。
ここは本来はお蕎麦屋さんでGoogleマップで確認すると、あれ、臨時休業中!?ワンチャンやってないかな~と思いましたが、やってませんでした(涙)4年前に訪れたときは営業していたんだけどなあ、再開するかな?
次に「グラス・フォレストin富良野」に立ち寄ってみました。ガラス工房とショップがありす。ショップは思ったより広くて、かわいいオーナメントからアクセサリー、グラスなどの食器類まで豊富な品揃えで見るのが楽しいです。
そして「しばれ硝子」というこのガラス工房のオリジナル製品。硝子の中のヒビが年月に応じして成長していくそうなんです。面白いので箸置きを買ってみました。変化が楽しみです♪
小野田そば屋 : 北海道富良野市麓郷市街地3
グラス・フォレストin富良野 : 北海道富良野市麓郷市街地3
北の国からロケ地、3度めの「五郎の石の家」
麓郷の中心部から車で数分、畑に囲まれたのどかな場所にある「五郎の石の家」にやってきました。ここも4年ぶりの訪問です。
最初に気づいた変化。2020年に訪れたときに迎えてくれた「五郎さんの日産トラック」がない…。老朽化かな、ちょっと寂しいですね。あらためて見ると、受付の建物や掲示物もだいぶ古びてきているなあ。
「五郎の石の家」の入場料は500円、受付をして林の中を歩いていきます。最初に訪れたのは20年以上前、その頃はまだドラマ撮影中で遠くに設けられたデッキから見学したんだよなあ。
この日は訪れる人も少なかったので、記念撮影を。
「石の家」の中には五郎さんの写真とお供え物が。「北の国から」の最終作は「2002遺言」、それから長い年月が流れましたが訪れる人はまだ絶えません。
2021年に主役のひとり黒板五郎を演じた田中邦衛さんが亡くなりました。そして2022年には「石の家」の庭に「黒板五郎の墓」が作られ、この日も可愛らしい花が手向けられていました。
「石の家」から少し歩くと「最初の家」があります。ドラマ最初期、「この家に住むの!?」と都会っ子の息子・純を絶望させた木造の隙間だらけの家。中を見てまわるとドラマの世界が鮮やかによみがえりました。
◆2024年に巡った「北の国から」ロケ地
「はじまりの地・旧布部駅」「新富良野プリンスホテル・ニングルテラス」
◆2020年に巡った「北の国から」ロケ地
「拾ってきた家・やがて町」「麓郷の森・丸太小屋と3番目の家」「石の家・最初の家」「なかちゃんの木材店」「中の沢小学校分校あと」「はじまりの場所・布部駅」
石の家駐車場 : 北海道富良野市東麓郷
久しぶりの「北の国から」のロケ地訪問、ドラマの世界を感じられて楽しかったです。最後に「麓郷展望台」から麓郷の景色を眺めてみようかな。それから南富良野町へ移動します。
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