2023年の夏、早起き鳥一家は北の大地へ。約束の地から旅をスタートして道東へ、最東端・納沙布岬をめざします。そのあとは涼を求めて気まぐれ旅~。
名古屋フェリー埠頭から太平洋フェリーで旅立った1日目。3日目には苫小牧に入港、寄り道をしながら進みます。
1~3日目:フェリー乗船、そして北の大地へ!
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】初夏の四国旅① GoTo四国その1
名古屋フェリー埠頭から苫小牧西港へ
初夏の四国旅から帰ってしばらく自宅で過ごしてやがて7月、夏本番になりました。新しい旅のために早起き鳥一家がやってきたのは名古屋フェリー埠頭、太平洋フェリーで北の大地に向かいます。
今回乗船したのは「いしかり」、お気に入りの1等客室(和洋室)です。ツインベッドに小上がりのスペースがあってくつろぎやすいんです。なんせ2泊3日40時間の船旅ですから、居住性大事です。
▶太平洋フェリーの乗船記録です
「いしかり」の船内、1等和洋室はこんな感じでした
2022年 夏はやっぱり北へ! 北海道編⑭ またね北海道
「きそ」の船内、1等和洋室はこんな感じでした
2022年 夏はやっぱり北へ!東北編① 太平洋フェリーで旅立ち
「きそ」の船内、一等客室(和室)はこんな感じでした
2020年 夏から秋への北海道・東北 40時間の船旅①編
実は7月にフェリーに乗るのははじめて、ターミナルはけっこうな混雑ぶりです。そして乗船してみると自衛隊の皆さんが。短髪、Tシャツ、半パンの体育会系の皆さんがたーくさん(笑)今までにない賑やかさのフェリー生活となりました。
今回のフェリー旅、反省点がひとつ。歯磨き粉足りなかったな~(笑)備えてある歯磨き粉の量が圧倒的に足りないよ、売店で買わないと。
40時間の船旅を終えて定刻、苫小牧西港に着岸です。一昨日の名古屋31度、今日の苫小牧23度。いいねえ、こうこなくちゃ。いつも下船の時には「旅がはじまるぞ~」というワクワクでいっぱいになります。さあ、行くぜ!
「富内鉄道公園」で「鉄道員」映画関連地探訪
今回の北海道旅のスタート地点は苫小牧西港…、ではなく「襟裳岬漁港」と決めています。去年の旅、そこでトラブルに見舞われて札幌にとんぼ返り。結局、翌々日にはフェリーで帰りました。(旅の記事はこちらから)ということで「襟裳岬漁港」を目指しますが、まあ寄り道はするよね(笑)
ということで、むかわ町の内陸にある「富内鉄道公園」にやってきました。旧国鉄富内線富内駅が保存されている公園です。
1986年(昭和61年)に廃線となった富内駅、駅舎や客車などが残されています。まずはレール沿いをしばらく歩いていきます。線路も広範囲で保存されているんだなあ。レール沿いを歩いていると「スタンドバイミー」みたい。
日差しはしっかり夏、日が射す場所は暑いけど日陰は涼しくて最高。あ、あった、空に向かうレール。宮沢賢治の銀河鉄道をモチーフに造られているそうです。自分としては銀河鉄道999を想像してしまいますね~。
「富内駅」の旧駅舎に戻ってきました。ここには現役時代のものがたくさん残されています。映画「鉄道員」(ぽっぽや)の撮影に駅の備品が貸し出されました。この「乗車券箱」も映画に登場していますよ。懐かしいなあ…。
富内鉄道公園(富内線富内駅跡) : 北海道勇払郡むかわ町穂別富内61
「二風谷コタン」でアイヌ文化に触れる
さて、途中でもうひとつ寄り道、平取町にある「二風谷コタン」です。駐車場でひとまずセイコーマートで買ったおにぎりでランチに。それからちょっと歩いてみます。
緑豊かな公園にアイヌの住居「チセ」が再現され、点在しています。中ではアイヌ工芸作家の方たちが制作作業をしている様子を見られる「チセ」も。
おお~、中はこうなっているんだな。最近アニメ「ゴールデンカムイ」を見始めたので、実際に見られて楽しかったです。
二風谷コタン : 北海道沙流郡平取町二風谷55
牧場の風景が素敵な日高の走り抜ける!
今日目指すのは新ひだか町にある「道の駅みついし」。途中、日高自動車道の無料区間を走ります。左右には広大な牧場とのんびり過ごす馬の姿。いいな~、日高の風景。
自動車道を出てからは国道235号線を走り、新冠町で「サラブレッド銀座」に寄り道。牧場と馬の景色、戻ってきたなあという気がしました。
サラブレッド銀座駐車公園 : 北海道新冠郡新冠町高江
新ひだか町「道の駅みついし」、ふたたび
本日の走行距離は約180キロ、新ひだか町の「道の駅みついし」に到着しました。駐車場は平らで広々、日帰り温泉もお隣にある道の駅です。道の駅には売店とキャンプ場の受付、軽食コーナー、日帰り温泉にはレストランがあります。
明日には「襟裳岬漁港」に着けそうですが天気予報はイマイチ。できれば晴れのスタートといきたいですがねえ。まずは北海道初日、お疲れ様でした!
■ 道の駅みついし ■
所在地 ▶▶
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞161-2
環 境 ▶▶
国道235号線沿い
駐車場 ▶▶
普通車266(身障者用4)台、大型車14台、やや傾斜あり
トイレ ▶▶
誰でもトイレのみウォシュレットあり
お 店 ▶▶
売店、軽食コーナーなど
その他 ▶▶
三石海浜公園キャンプ場、みついし昆布温泉蔵三隣接
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 北海道道央の道の駅情報まとめはこちらから
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