2022年初夏、東北北海道をめぐる旅へ。帰省を兼ねた東北旅、そして暑くなるにつれて北上!北海道の最東端・納沙布岬を目指します。
旅16日目、道の駅高田松原で自然の脅威を目にしたあとは、思い出の碁石浜へ。そしてはじめての碁石岬で三陸の絶景を!
16日目:陸前高田で震災の遺構にふれる
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】夏はやっぱり北へ! 東北編⑧ 気仙沼と千厩、そしてラーメン
陸前高田市・「道の駅陸前高田」にて
おはようございます、旅16日目の朝は陸前高田市にある「道の駅陸前高田」で迎えました。高田松原津波復興祈念公園の中にある道の駅、お隣には東北大震災津波伝承館があります。
朝早いので道の駅のショップや飲食店はまだ開店前、少し周辺を歩いてみたいと思います。
■ 道の駅高田松原 ■
所在地 ▶▶
岩手県陸前高田市気仙町字土手影180 高田松原津波復興祈念公園内
環 境 ▶▶
国道45号線沿い
駐車場 ▶▶
普通車136台、大型車33台
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり(24時間利用可能なのは東北大震災津波伝承館内)
お 店 ▶▶
特産品・農産物ショップ、飲食店複数
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 岩手県の道の駅情報まとめはこちらから
高田松原津波復興祈念公園を歩く
旅13日目に石巻に入り国道45号線で太平洋沿岸を北上してきたわけですが、所々でこういう標識に出会いました。この写真の場所なんかはかなり高い場所にあって、胸がふさがる気持ちになりました。
ほかにもここに来るまでに真新しくて高い堤防や、高台に作られた団地など、震災の爪痕があちこちに見られて自然の脅威をひしひしと感じました。
さて、道の駅高田松原の駐車場から高田松原津波復興祈念公園内を歩いて、「奇跡の一本松」へ。
白砂青松とたたえられた高田松原で一本だけ生き残り、復興の希望となった松の木です。奥はユースホステルだった建物、このおかげで一本松は生き残れたよう。残念なことに枯死してしまい、現在はモニュメントとして保存されています。
これは旧「道の駅高田松原」、津波は写真の「高田松原」の文字の下まで到達したそうです。立ち寄った覚えがあるなあ、背後は松原、周辺は街だったと思うんだけど…。今は野原のような公園が広がるばかり、街は向こうの高台に移転しています。
三陸の道は高台か山あいを走ることが多く、陸前高田は「わあ、ひらけた場所に出た~」という印象が強かったところでしたね。松原のあった場所にある堤防の前後には、たくさんの小さな松が植えられていました。いつかまた松原が蘇りますように。
思い出の碁石浜へ
今から数えて20年以上まえ…。福島に住んでいた早起き鳥一家、車を買い替えてすぐの休日でした。浮かれてロングドライブからの車中泊でこの碁石浜までやってきました。「碁石浜」の看板と車と自分たちで記念写真を撮ったんですけど、その場所まだあるかなあ…。
と思いながらやってきました、碁石浜。あ~、こんな感じだった!残念ながら堤防が設けられて「碁石浜」の看板はなくなってしまいましたが、この海岸は変わりませんねえ。
碁石浜は砂浜ではなく石の浜です。ほとんどの石が波に洗われてこんな感じで丸く、濡れると碁石のようにつやつやと黒く輝きます。
碁石浜 : 岩手県大船渡市末崎町大浜
はじめての碁石岬へ
碁石浜からすぐのところ、前回は訪れなかった碁石岬にも行ってみました。
碁石岬駐車場にK2を停めて、歩いていきます。案内板によると松林を歩いた先に碁石岬があるようです。
途中にはニッコウキスゲ(ユウスゲかも)の花が。歩いて数分で碁石岬の展望台に着きました。
碁石岬展望台から見渡すと視界いっぱいに三陸の海の絶景が広がります。特に左手に見える景色がすばらしい!青くて美しい海と、断崖や岩という三陸らしい風景が見られます。
碁石岬駐車場 : 岩手県大船渡市末崎町大浜221
ちょっと遠野へ寄り道します
さあて、ここからちょっと内陸方面へ寄り道です。国道340号線で60キロ、遠野へ向かいます。遠野は岩手県の内陸部と沿岸部のちょうど真ん中くらいの山間にある市です。しかし途中にある川、きれいだなあ、釣りがしたくなるなあ。
もうタックルも持っていませんけど、岩手に住んでいたころには渓流釣りもしていたので血が騒ぎます(笑)
遠野で早起き鳥一家が目指しているものでいえば、そう、「ひっつみ」(郷土料理)です!遠野伝承園の食事処の「ひっつみ」が大好きでしてね~、今回も食べるって決めてきました(笑)そうだ、それだけじゃなんだから遠野名物ジンギスカンの肉を買おうかな。
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