2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅44日目のつづきはテイクアウトで夕ご飯ゲット。そして旅45日目は民話の里遠野で朝の山さんぽ、そしてカッパの棲む(!?)場所へ。
44日目のつづき:本日の味めぐりの締めはホルモン鍋!
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 岩手で懐かしの味めぐり編②
龍ちゃんホルモンで激うまホルモン鍋をゲットせよ
盛岡市の南にある矢巾町にやってきました。ここで食べたいものといえば、「龍ちゃんホルモン」というお店のホルモン鍋です。昔、岩手に引っ越した当時「夢見るピノキオ」というローカル番組で岩手のおいしい店情報を得ていました。そのひとつがこのお店です。
ネットで移転の情報をつかんで、その場所へ行ってみました。ローソン南矢幅店の近くということで助手席からキョロキョロしてたんですが、入口がちっちゃくて通り過ぎる瞬間に気づきました!見つけた~。Uターン!
狭い駐車スペースがあったのでPに待機してもらって、Qは店内へ。持ち帰りのホルモン鍋2人前を注文します。注文するとビニール袋にホルモンやスープ、具材をどんどん重ねて入れて用意してくれます。
その間もお店の人は気さくに話しかけてくれて、味が薄いとき用のタレね~と小袋をつけてくれて、お会計は2人前で1,300円でした!安い、そして楽しみですぞ~。
袋が大きいですよね、キャベツがどんどん詰められていくので途中でストップかけたくなりました 笑
龍ちゃんホルモン : 岩手県紫波郡矢巾町南矢幅6−325−1
道の駅遠野風の丘へ
矢巾町でホルモン鍋を手に入れて、早起き鳥一家は進路を南東にとりました。目指しているのは遠野市、柳田国男の「遠野物語」で有名になった民話の里です。
遠野市にある道の駅遠野風の丘へ到着。間もなく夕暮れ、きれいな夕陽が沈んでゆきました。
■ 道の駅遠野風の丘 ■
所在地 ▶▶
岩手県遠野市綾織町新里8-2-1
環 境 ▶▶
国道283号線沿い、夜は交通量少ない
駐車場 ▶▶
普通車161(身障者用3)台、大型車14台、おおむね平ら
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品、農産物ショップ、レストランなど
その他 ▶▶
2020年10月は道の駅施設工事中のため、仮設で営業中
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 岩手県の道の駅情報まとめはこちらから
今夜の車中飯:龍ちゃんホルモンのホルモン鍋をいただきます
はい、お楽しみのホルモン鍋の時間がやってまいりました。どうこの大きい袋から下のフライパン(鍋がわり)にあけるかといいますと…、
!! 袋の底を切ってビニール袋だけをゆっくり持ち上げる !!
のが正解です。下にホルモン、豆腐、玉ねぎなどが入っているのでこの順番を崩してはいけません。そして、このキャベツがすべて鍋に乗るとも限らないのです。開けてみたら、どんぶり一杯くらいのキャベツが乗りきりませんでした 笑
まずはホルモン鍋第一ラウンド開始です。なかなか辛い!そしてうまい!ホルモンの旨味が煮るごとにスープに出て、豆腐やキャベツにしみていく~。最初はチョモランマのようだったキャベツもすっかり鍋に沈みました。味が染み切ったくたくたキャベツ、またうまし。
第二ラウンドは乗らなかったキャベツを追加してぺろりと食べちゃいました。ふう。
45日目:民話の里遠野で山さんぽ、そしてカッパ渕へ
遠野で朝の山さんぽ、続石へ
最近若干食べすぎ、そして運動不足の早起き鳥一家、少し運動を兼ねて続石というのを見に行こうということになりました。道の駅遠野風の丘から5キロほどのところにあります。396号線沿いに駐車場を探すと、続石の石碑のある2、3台駐車できる駐車場がありました。
歩き出すと、すぐ山の中へ。湿った山道をゆっくり上っていきます。
途中にも大きな石や、弁慶の休み石と名前のついた岩がありました。道しるべが途中途中にあるので迷う心配はなく、15分ほどで続石に着きました。
朝の光がさして、神秘的にたたずむ大岩「続石」。どれくらい大きいかといいますと、
これぐらいです!こんな大きな岩、なぜ乗った…。
「鳥居をくぐり、山の小道を15分ほど登ると、杉林の小高いところに鳥居状の巨石の創造物に出会います。2つ並んだ石の上の、左側の方のみに幅7メートル、奥行き5メートル、厚さ2メートルほどの巨石が笹石として乗っています。
「遠野物語」の第91話に出てくる奇石で、古代人の墓とも、武蔵坊弁慶が持ち上げて作ったともいわれています。」(遠野市観光協会HPより)
笹石とは?と思いましたが、検索してもよくわかりませんでした。でも確かに奇岩ですよね。
さて戻ろうと、来た道とは違う方向へも案内があるので下りてみました。
ひなびた鳥居のある続石の入口にでましたよ、こちらに大きい駐車場があったんですね~。続石へもこちらからの方が近いです。国道396号線沿いに歩いて、元の駐車場に戻りました。全体で40分くらいの山さんぽ、清々しい山の空気と奇岩の景色、とても楽しめました。
続石観光駐車場 : 岩手県遠野市綾織町上綾織5地割
遠野市観光協会 https://tonojikan.jp/kanko/tsuzukiishi.php
遠野伝承園へ、そしてカッパ渕へプチさんぽ
続石までの朝の山さんぽを楽しんで、お次は遠野伝承園にやってきました。駐車場は伝承園とカッパ渕の駐車場を兼ねていて、公衆トイレも整備されています。駐車場で目を奪われたのはこの紅葉、遠野も秋が盛りを迎えています。
さて、伝承園での懐かしの味をいただくまでには時間があるので、カッパ渕までプチさんぽです。案内に導かれてカッパ渕のほうへ、田んぼや畑の間の道をのんびりと歩きます。一度来たはずだけど、記憶が薄いです。常堅寺というお寺の境内を通り抜けてカッパ渕へ。
常堅寺の境内ではどこかの園児たちが一生懸命落ち葉集めをしていました。集めた落ち葉をどこかに運ぶよう。お芋でも焼くのかな…。
カッパ淵に着きました。ちょっと写真ではわかりにくいですが、すごく水のきれいな小川です。奥にはカッパを釣る(!?)ための釣り竿が仕掛けられています。餌はキュウリ、なるほど…。
遠野伝承園 : 岩手県遠野市土淵町土淵6地割5−1
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